ADHD

ADHDの子供に必要な3つの支援【種類/費用など概要を説明します】

投稿日:2020年8月3日 更新日:

ADHDや発達障害の子供の支援について知りたい方へ「発達障害の子供の支援ってどんな種類があるの?それぞれのメリット/デメリットを知りたい。子供に合う支援を教えてほしい 」

こういった疑問、ご要望にお答えします。

✓本記事の内容

  • ADHDの子供の3つの支援


  • ADHDの子供の各支援のメリット/デメリット


  • ADHDの子供にオススメな支援

「子供がADHDの診断を受けたけど、どんな支援が受けられるの?」

「子供が自閉症スペクトラムの傾向があるけど、どんな支援が合う?」

親であれば、誰でも不安になると思います。

本記事では、ADHDや自閉症スペクトラム、その他の発達障害の子供が受けられる支援を、

種類、料金、メリット/デメリットを説明したいと思います。

この記事を執筆している私は、療育指導員を10年以上している2児の父親です。

長男は言語発達遅滞/協調性運動障害を診断を受け、支援を受けています。

療育指導員と療育を受ける父親の視点と経験を、リアルな情報としてまとめています。

参考になれば幸いです。

ADHDの詳しい説明は、

【療育セラピストが解説】ADHDの子供の3つの特徴と7つの対応法

をご覧ください。

ADHDの子供の3つの支援

ADHDなどの発達障害の子供には、「自信」「スキル」「環境」の3つが必要です。

この3つを得るために、支援は大きく3つにわかれます。

  • 1:行動療法

  • 2:環境調整

  • 3:薬物療法

言葉だけですと、具体的なイメージが湧きづらいですよね。

1つ1つ、説明していきますね。

1:行動療法

  • 一般的な「療育」といわれるもの
  • 子供自身のスキル獲得(成長)が目的
  • 個別/集団指導がある

療育の詳しい説明は、こちらをご覧ください。

ADHDの子供の療育とは【種類・費用・通所受給者証のメリット/デメリットを解説】
※通所受給者証のデメリットにも触れています。

子供/ご家庭のタイプ毎に、オススメな療育も紹介しています。

2:環境調整

  • 本人の過ごしやすい環境を整える
  • 周囲へ子供の特性の理解を広げる
  • 周囲の人が接し方を学ぶ

具体的な方法としては、3つあります。

  • ペアレントトレーニング

  • 特別支援教育(小学生~)

  • 本/ネット

2-1:ペアレントトレーニング

親が受ける療育になります。子供に接し方/視点が学べます。

詳細は、こちらをご覧ください。

【ADHDの子供の親向け】ペアレントトレーニングとは【種類/費用/内容など概要を説明します】

2-2:特別支援教育(小学生~)

小学生以上の子供が対象になりますが、個別に合わせた教育を受けることができます。

未就学の子供でも、先生に配慮して頂くことは、園によって可能です。


詳細は、

自閉症スペクトラムの子供に必要な教育の情報まとめ【4つの情報で説明します!】

自閉症スペクトラムの子供に必要な4つの教育をご覧ください。

自閉症スペクトラムとありますが、他の発達障害/診断名はないけど、近い傾向がある子供にも役に立つ内容になっています。

2-3:本/ネット

本で学ばれたい方

をご覧ください。

私自身も読み、療育支援をする中で実際に、多くの親御さんに勧め、好評だった本になります。

ネットで学ばれたい方

発達障害の子供の育児に関わる、本当に必要な情報だけに厳選しています。


効率良く、具体的な解決方法を知りたいにオススメです。

目的にあった情報サイトを選びましょう。

3:薬物療法

  • 療育だけで解決が困難な場合の選択肢
  • 療育と平行して行うことも多い
  • 病院で処方された薬で経過観察する
  • クリニックや病院に定期的に通院する
  • 緊急性の高い自傷/他害、危険行為がある場合

薬に関する情報は、

ADHDの子供の薬とは【種類/メリット/デメリットまで解説】

をご覧ください。

ADHDの子供の各支援のメリット/デメリット

1:行動療法

メリット

  • 子供自身がスキルを身につけられる
    (根本解決に繋げられる)
  • 子供の自信がつく
  • 子供への接し方を見て学べる※
  • 予算で利用できる※

※場所によっては、指導が見れない場合もあります

デメリット

  • 空きが少ない※
  • 利用するまでに時間がかかる※
  • 使える日数が決められてしまう※
    (子供にとって必要な回数にならないことあり)
  • 民間の療育は、料金が高め
  • 低年齢だと、親が通わせる必要がある

※区の療育の場合

2:環境調整

メリット

  • 即効性がある
    (大人の関わりを変えるだけのため)
  • 1回調整できれば、あとは負担がない
    (席の配置や物の管理の工夫の場合)
  • 継続的な時間がとられない
    (子供の療育と違い)

デメリット

  • 大人の理解/接し方が適切でないと、効果がでない
  • 調整方法が違うと悪化する場合がある
  • 親や先生の方針を合わせる必要がある

3:薬物療法

メリット

  • 薬との相性が良ければ、飲むだけで子供が落ち着くこともある

デメリット

  • 副作用がある場合がある
    (眠気/食欲不振)
  • 子供や家族の理解が必要
  • しばらく通院が必要

ADHDの子供にオススメな支援

それぞれの支援の特徴は、把握できたと思います。

ここでは、どんな方にどんな支援が必要なのか、説明します。

別記事でまとめていますので、後半部分をご覧ください。

ADHDの子供の療育とは【種類・費用・通所受給者証のメリット/デメリットを解説】

オススメの療育【子供・家庭のタイプ別】になります。

ADHDの子供に必要な3つの支援【種類/費用など概要を説明します】のまとめ

記事のポイントをまとめます。

  • ADHDの子供の3つの支援
    【①行動療法 ②環境調整 ③薬物療法】


  • ADHDの子供の各支援のメリット/デメリット
    【①行動療法:子供のスキルがつくが、療育自体が混み合っている ②環境調整:即効性あるが、使い方を間違うと逆効果になる ③薬物療法:相性が良ければ飲むだけで落ち着くが、副作用がある】


  • ADHDの子供にオススメな支援
    【子供と親の療育を同時にすることがベスト】

以上になります。


支援は、基本的に継続することで効果が出ます。

「これなら続けられる!」とイメージが湧くものを選んでみましょう。

もし「何を選べばいいか分からない」という方は、相談窓口に連絡することをオススメします。

こちらを参考にご覧ください。

自閉症スペクトラムの子供の相談先とは【種類/方法/注意点を解説】

本記事が、少しでもお役に立てれば幸いです。

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