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【子どもの学習】勉強できないのは、なぜ?4つの理由と対策について。

投稿日:2021年5月28日 更新日:

子どもが勉強できなくて困っている方 「子どもに勉強してほしいのに、なぜかできない。勉強ができるようになる方法が知りたい」

このようなお困り、ご要望にお答えします。

☑本記事の内容



勉強できない「原因」


勉強できない時の「対策」


・勉強ができない子供の「勉強テクニック」


・勉強ができない子供の「役立つアイテム」


「子どもが勉強できない」と、悩まれたことのある親御さんは、少なくないと思います。

「勉強できない」と一言でいっても理由は、様々になります。

そこで今回は、原因別に1つずつ原因と対策について、解説していきたいと思います。

この記事を執筆している私は、お子さんの療育/学習指導を10年以上してきました。

その経験を元に、「勉強ができない子の4つの原因と対策」をまとめています。

本記事が参考になれば、幸いです。

勉強できない「原因」

お子さんが勉強できない原因は、4つあります。

1つずつ見ていきましょう。



①:勉強するメリットがない


②:やり方が合っていない


③:自信がない


④:集中しづらい環境


①:勉強するメリットがない

お子さんにとって、勉強することの楽しみ(メリット)がない場合になります。

勉強しても、問題が解けて達成感を感じることが少なかったり、

「間違い」ばかりの指摘が続き、勉強のモチベーションが低い状態になります。

私たち大人も、仕事をするのは、

・欲しい物を買う
・旅行のお金を貯める
・仕事自体が楽しい

など、喜び(メリット)のためにしています。

大人より、先の見通しが持ちづらいお子さんなら、なおさらこの喜び(メリット)が大切になります。

②:やり方が合っていない

勉強のやる気はあり、一生懸命取り組んでいるのに、どうしても理解(定着)が難しい場合になります。

何度も教えているのに、理解が難しかったり、その場で覚えても、時間が経つとすぐ忘れてしまい、定着が難しい状態です。

③:自信がない

過去に勉強を取り組んでも、理解できなかった、間違いを指摘された、などの経験から、勉強に対する自信がない状態になります。

勉強の拒否感がある子の多くは、勉強に対する成功体験が少ないです。

勉強した結果、「この問題解けた!」という成功体験が必要になります。

④:集中しづらい環境

勉強できない子の中には、「集中力が切れやすい」場合があります。

すぐ違う物が気になったり、注意が散りやすい状態になります。

例えば、温度や周りの人、音などの刺激です。

兄弟/姉妹が勉強の妨げになることは多く、周りで声を出したり、遊ばれていたら、勉強に集中しづらくなります。

また、空腹や眠気があるとイライラしやすく、集中力が切れやすいこともあります。

勉強をする場所(環境)作りも、大切になります。

✍発達障害の可能性も

発達障害とは、生まれ持った気質に近いもの(脳の特徴)になります。

方法を工夫しても難しい場合は、発達障害の可能性もあるので、専門家へ相談するのも1つになります。

特に、学習に影響が出やすいものを載せておきますね。

注意欠如多動性障害(ADHD)

多動、衝動性が高い、不注意の3つのタイプに分かれます。複数の特徴がある子も多くいます。

特に「気になるものに注意が移り変わる」「注意が散りやすい」などの特徴は、学習に影響が出やすいです。

ADHDは、詳しく解説した記事がありますので、気になる方は、

【ADHDの子ども】うちの子は何タイプ?3つの症状(タイプ)と7つの接し方を、ご覧ください。

学習障害(LD)

知的な遅れはないが、「読む」「書く」「話す」「聞く」「計算する」「推論する」のいずれか(複数の場合もある)が著しくできない。

知的障害

全体的な発達がゆっくりな為、同学年の子と比べて生活能力、コミュニケーション力、理解力など全体的にゆっくりになります。

勉強できない時の「対策」

勉強が苦手なお子さんの対処法は、4つあります。

原因ごとに、1つずつ見ていきましょう。



①:勉強するメリットを作る
(原因:勉強するメリットがない)


②:特性に合ったやり方を見つける
(原因:やり方が合っていない)


③:勉強の難易度を下げる
(原因:自信がない)


④:集中できる環境を作る
(原因:集中しづらい環境)


①:勉強するメリットを作る(原因:勉強するメリットがない)

お子さんにとって、勉強することの楽しみ(メリット)を作ることです。

例えば、勉強する楽しみですと・・

・ママ/パパが褒めてくれる
・花丸/シールがもらえる
・30分ゲームができる

・点数がつく
(前回より点数UP)

などです。

もちろん、お子さんによって、楽しめるものが違ってくるので、ここは普段のお子さんの様子から、決められると良いと思います。

✍小学校高学年以上のお子さんの場合

お子さんの「将来やりたいこと、興味のある分野」から、今できることを結びつけることもできます。

例えば、「YouTuberになりたい!」お子さんの場合、



YouTuberになるためには、何ができないといけない?→「要点をまとめる」→今やっていることの何に繋がる?→国語の文章題を解く。

「YouTuberになるためには、伝えたいことを要約する必要があるから、国語の文章題を要約する問題で練習できるね!」と伝えるイメージです。

今の勉強が、「自分のやりたいこと/なりたいもの」に、どう繋がっているのか?を、具体的に一緒に確認できると良いです。

お子さんの勉強する納得感/必要性が上がり、勉強に取り組め、少し習慣化されてきます。

②:特性に合ったやり方を見つける(原因:やり方が合っていない)

お子さんの「得意を活かしたやり方」が、大切になります。

こちらが例になります。

【目で見て覚えることが得意な子】
・図解やイラストを使う
・覚えたことを自分で、図を書いて整理
・解き方を、目の前で実際に見せてもらう

【耳で聞いて覚えることが得意な子】
・歌/語呂合わせで覚える
・動画の音声を活用する
・視覚的な情報は最小限にする
(聴覚情報に意識を向けやすくする為)

このように、得意なやり方を把握して進めることが大切になります。

③:勉強の難易度を下げる(原因:自信がない)

お子さんの「成功体験」に繋げるよう、難易度を調整することです。

勉強をしても「分からなかった」「とりあえず答えだけ書いた」だと、あまり意味がありません。

学校の宿題の場合は、先生への相談が必要になりますが、

お子さんが勉強して「この問題が解けた!」と、実感できる機会を作ることが必要になります。

④:集中できる環境を作る(原因:集中しづらい環境)

集中力が散る要因を取り除いたり、見通しを示すことが、大切です。

こちらが参考例になります。

・気になる物は片付けておく
・休憩をこまめにとる
・勉強のあとに、何ができるか事前に伝える
・勉強の時は家族に静かに過ごしてもらう


などになります。

「お子さんの集中力を下げる原因」によって、方法は様々になります。

勉強ができない子供の「勉強テクニック」

ここでは、家庭ですぐにできる「勉強しやすくなるテクニック」を、5つ紹介します。



①:命令/否定/質問攻めにしない


②:細かくほめる


③:一緒に取り組む


④:楽しめる要素を入れる


⑤:自分で決めてもらう


①:命令/否定/質問攻めにしない

「宿題しなさい!」「ここ間違ってる!」

「宿題終わったの?何でまだなの?時間あったでしょ?」

こういった声かけは、お子さんの自己肯定感を下げてしまいます。

自己肯定感が下がれば、自信を失い、自分から物事に取り組む気力が無くなります。

「宿題いつやる?」「ここ惜しいね!」「どれならできそう?」など、肯定的な関わりが大切になります。

②:細かくほめる

小さいことを褒めてあげましょう。

例えば、「宿題」でしたら・・

・宿題を把握していた
・宿題に必要な物が準備できた
・解ける問題は取り組めた


「宿題以外」でしたら・・

・ゴミ捨てを手伝ってくれた
・脱いだ服をかごに入れられた
・寝る時間を守れた


など、些細なことで構いません。

大人の方ですと、勉強をすることの意味は、「社会に出てから使う」「内申点が上がる」など、イメージがわきます。

ただお子さんはそうはいきません。小さいゴールを決め、できたら褒めることを繰り返すことで、少しずつ遠いゴールでも頑張れるようになります。

最初は「こんなことも褒めるの?」と思われるかもしれませんが、褒められることで行動が定着すると、褒めなくても自立してできるようになります。

③:一緒に取り組む

親御さんも一緒に勉強するのも1つです。一緒に問題を解くのでもいいですし、

「今から30分は家族それぞれ勉強の時間」と決めて、みんなでそれぞれの勉強(読書でもOK)に取り組むのも1つです。

「家族と一緒」で頑張れる子には、良い方法になります。

④:楽しめる要素を入れる

勉強そのものに、お子さんが楽しめる要素を入れるようにしましょう。以前、小島よしおさんの動画が、話題になっていましたね。

あれこそが、「お子さんが楽しめる要素を入れる」ということです。

例えば・・

・親も一緒に解いて、正解数を競う
・ポイント制で1週間のスコアを表にする
・制限時間を設けて、終わった時間(正解数でもOK)に合わせてご褒美を出す

などになります。これならご家庭でもできると思います。

お子さんが勉強を少しでも楽しめる要素を入れる工夫が、大切になります。

⑤:自分で決めてもらう

「○○と○○どっちがいい?」と声を掛け、お子さんに選んでもらう方法になります。

自分で選んだほうが、納得感があり、やる気が高まります。

私達も誰かに、「○○やって」と言われるより、「どっちがいい?」と聞かれた方が、やる気になると思います。この考え方と同じになります。

特に、思春期のお子さんの場合は、「勉強いつできそう?」など、自分で考えられる声掛けが良いです。

もし難しい場合は、選択肢から選んもらう形でも大丈夫です。

✍プロに頼むのも、1つ

これまで紹介させていただいた方法が難しい場合は、プロの家庭教師に任せるのも1つです。

第3者の人だから、素直に聞けたり、学べることがあります。今は、発達障害の子にも個別で教えてもらえる家庭教師も増えています。

勉強できない子供の「役立つアイテム」

物を活用することで、勉強しやすくなるお子さんもいます。

・音が気になって集中しづらい
・姿勢がすぐに崩れる


このような困りがあるお子さんに合った、ツールを紹介しますので、参考にご覧ください。

音が気になって集中しづらいお子さん

※音に過敏で集中しづらい/些細な音が気になるお子さん用

☑姿勢が崩れやすいお子さん

※姿勢が崩れやすい/すぐに体を揺らしたがるお子さん用

「【子どもの学習】勉強できないのは、なぜ?4つの理由と対策」のまとめ

記事のポイントをまとめます 。



勉強できない時の対策】
・勉強するメリットを作る
・特性に合ったやり方を見つける
・勉強の量を適切な量に調節する
・集中できる環境を作る
・休める時間を作る



勉強できない原因
・勉強するメリットがない
・やり方が合っていない
・勉強の難易度を下げる
・集中力しづらい環境


【勉強ができる「勉強テクニック」】
・命令/否定/質問攻めにしない
・細かくほめる
・一緒に取り組む
・楽しめる要素を入れる
・自分で決めてもらう
・プロに頼む


【勉強ができる「役立つアイテム」】
・イヤーマフ(音を遮る)
・ピントスクール(姿勢を正す)


以上になります。

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