グレーゾーン

【これで解決!】勉強ができない子供の5つの原因とその対処法!

投稿日:2021年1月21日 更新日:

子どもが勉強ができなくて困っている方 「何回言っても子どもが勉強ができない。勉強ができるようになる方法が知りたい」

こういったお困り、ご要望にお答えします。

✓本記事の内容

  • 勉強ができない子供の原因


  • 勉強ができない子供への対処法


  • 勉強ができない子供の「勉強テクニック」


  • 勉強ができない子供の「役立つアイテム」

お子さんが勉強が苦手だと、進学や就職など、将来困まることになりそうで、不安になりますよね。

この記事を執筆している私は、お子さんの療育/学習指導を10年以上してきました。

その中で、勉強が苦手なお子さんについて、相談をいただくことが多くありました。

その経験を元に、実際に上手くいった「勉強が苦手な子供の勉強法」についてまとめました。本記事がお役に立てれば幸いです!

勉強ができない子供の原因

お子さんが勉強ができない原因は、5つあります。

1つずつ見ていきましょう!

  • ①:勉強するメリットがない


  • ②:学習面のつまづき


  • ③:勉強の量が多すぎる


  • ④:体力的な辛さ


  • ⑤:環境が悪い

①:勉強するメリットがない

お子さんにとって、勉強することの楽しみ(メリット)がない場合です。

勉強をしていても、分からない問題が多くて達成感を感じれなかったり、「ここできてないよ」などの指摘が続けば、勉強のモチベーションは低い状態になります。

私たち大人も、仕事をするのは、

欲しい物を買う、旅行のお金を貯める、仕事自体が楽しいなど、喜び(メリット)のためにしています。

お子さんも同じになります!

②:学習面のつまづき

勉強のやる気はあって、お子さんも一生懸命取り組んでいるのに、どうしても勉強ができない場合になります。

周りも丁寧に何度も教えているのに、理解が難しかったり、その場で覚えても、時間が経つとすぐ忘れてしまい、定着が難しい状態です。

この場合は、発達障害の可能性も1つあるかもしれません。気になる方は、グレーゾーンの子供の6つの接し方【困り/特徴/サポートを説明します!】をご覧ください。

発達障害、それに近い特徴の「グレーゾーン」についてまとめています。参考になる部分があると思います。

③:勉強の量が多すぎる

勉強の量が多すぎて、できない場合です。

学校、塾などの宿題が多く、日々の勉強にプラスでやることが難しい場合です。

私が支援しているお子さんにも、こちらに該当する子が少なくありません。

④:体力的な辛さ

「量が多い」に近いのですが、日常的なスケジュールがぎっちり入っていて、忙しすぎる場合です。

よくあるケースが、学校以外は、塾がつまっていて、自宅では勉強/宿題に追われ、疲労がたまっているなどです。

お子さんが高学年になってくると、自分から塾の通い方など、相談できることもありますが、低学年のお子さんですと、ママ・パパに言われたことを、とにかく一生懸命取り組むことが多いです。


その結果、「疲れがたまって、勉強ができない」ということになります。

⑤:環境が悪い

勉強をする環境が良くない場合です。


例えば、温度、空腹、眠気、周りの音などです。

空腹や眠気があるとイライラしやすかったり、集中しにくい場合があります。

また兄弟/姉妹が勉強の妨げになることもあります。周りで声を出したり、遊ばれていたら、勉強に注意が向きづらくなります。

勉強をする場所(環境)も大切になります。

勉強ができない子供への対処法

勉強が苦手なお子さんの対処法は、5つあります。

原因ごとに、1つずつ見ていきましょう!

  • ①:勉強するメリットを作る
    (原因:勉強するメリットがない)


  • ②:お子さんのつまづきを深堀りする
    (原因:学習面のつまづき)


  • ③:勉強の量を適切な量に調節する
    (原因:勉強の量が多すぎる)


  • ④:集中できる環境を作る
    (原因:環境が悪い)


  • ⑤:休める時間を作る
    (原因:体力的な辛さ)

①:勉強するメリットを作る(原因:勉強するメリットがない)

お子さんにとって、勉強することの楽しみ(メリット)を作りましょう。

例えば、勉強する楽しみですと・・

・ママ/パパが褒めてくれる
・花丸/シールがもらえる
・点数がつく
(前回より点数UPする)

などです。

もちろん、お子さんによって、楽しめるものが違ってくるので、ここは普段のお子さんの様子から、決められると良いと思います。

このように、その子とって、宿題をする楽しみがあれば、親御さんが怒らなくても、お子さん自身から宿題をするようになります。

✍小学校高学年以上のお子さんの場合

お子さんの「将来やりたいこと、興味のある分野」から、今できることを結びつけることもできます。

例えば、「YouTuberになりたい!」お子さんの場合、



YouTuberになるためには、何ができないといけない?→「要点をまとめる」→今やっていることの何に繋がる?→国語の文章題を解く。

このようなイメージです。「YouTuberになるためには、伝えたいことを要約する必要があるから、国語の文章題を要約する問題で練習できるね!」などです。

今の勉強が、自分のやりたいこと/なりたいものに、どう繋がっているのか?を具体的に一緒に確認できると良いです。

お子さんが勉強する納得感/必要性が上がり、勉強に取り組め、少しずつできるようになります。

②:お子さんのつまづきを深堀りする(原因:学習面のつまづき)

専門の窓口に相談するのが1つです。

グレーゾーンの子供の6つの接し方【困り/特徴/サポートを説明します!】をみて、お子さんの特徴に当てはまる場合は、専門の窓口へ相談も1つです。

参考程度に、相談窓口も載せておきますね。他には、「子育て支援センター」などもあります。

【参考】お住まいの保健センター

③:勉強の量を適切な量に調節する(原因:勉強の量が多すぎる)

勉強の量が多すぎる場合は、調節をしましょう。

食事でも、自分が食べられる量を超える量を毎回求められたら、ストレスが溜まり、何より体調を崩してしまいますよね。お子さんに合った「適切な量」が大切になります。

④:休める時間を作る(原因:体力的な辛さ)

日常的なスケジュールがぎっちり入っている場合、お子さんの休める時間、自由に過ごせる時間を作ることが必要になります。

私たちの仕事に休日があるように、お子さんにも休める時間が必要です。

お子さんが疲れていたり、モチベーションが下がっている様子があるときは、お子さんに聞いてみて、調整するのも1つです。

⑤:集中できる環境を作る(原因:環境が悪い)

お子さんが気が散る元を断ちましょう。

例えば、空腹や眠気、兄弟/姉妹が周りで遊んでいるなどです。

・おやつを食べたり、日頃から睡眠時間を十分にとり体調を整えておく
・家族に協力してもらい、勉強の時間は静かに過ごしてもらう

などです。

また、見過ごされがちですが、部屋の温度も大事です。適温を保ちましょう。

勉強できない子供の「勉強テクニック」

ここでは「勉強しやすくなるテクニック」を、6つ説明します!

  • ①:命令/否定/質問攻めにしない


  • ②:小さいことをほめる


  • ③:一緒に学ぶ


  • ④:楽しめる要素を入れる


  • ⑤:自分で決めてもらう


  • ⑥:プロに頼む

①:命令/否定/質問攻めにしない

「宿題しなさい!」「ここできてないじゃない!」

「宿題終わったの?何でまだできていないの?時間あったでしょ?」

こういった声かけは、お子さんの自己肯定感を下げてしまいます。

自己肯定感が下がれば、自信を失い、自分から物事に取り組む気力が無くなります。

「宿題いつやる?」「どれならできそう?」など、肯定的な関わりが大切になります。

②:小さいことをほめる

小さいことを褒めてあげましょう。

例えば、「宿題」でしたら・・

・宿題を把握していた
・宿題に必要な物が準備できた
・解ける問題は取り組めた

「宿題以外」でしたら・・

・ゴミ捨てを手伝ってくれた
・脱いだ服をかごに入れられた
・寝る時間を守れた

など、些細なことで構いません。

大人の方ですと勉強は、「社会に出てから使う」「内申点が上がる」など、イメージがわきます。

ただお子さんはそうはいきません。小さいゴールを決め、できたら褒めることを繰り返すことで、少しずつ遠いゴールでも頑張れるようになります。

最初は「こんなことも褒めるの?」と思われるかもしれませんが、怒られるより、お子さんが行動を起こせるので、結果的にできることが増えていきます。

③:一緒に学ぶ

ママ、パパも一緒に勉強するのも1つです。一緒に問題を解くのでもいいですし、「今から30分は家族それぞれ勉強の時間」と決めて、みんなでそれぞれの勉強(読書でもOK)に取り組むのも1つです。

「家族と一緒」で頑張れる子には、良い方法になります!

④:楽しめる要素を入れる

勉強そのものに、お子さんが楽しめる要素を入れるようにしましょう。少し前に、小島よしおさんの動画が、話題になっていましたね。

あれこそが、お子さんが楽しめる要素を入れるということです。

例えば・・

  • ポイント制にして、1週間のスコアを表にする
  • 制限時間を設けて、終わった時間(正解数でもOK)に合わせてご褒美を出す
  • 親も一緒に解いて、正解数を競う

などです。これならご家庭でもできると思います。

お子さんが勉強そのものを、少しでもポジティブに捉えられる工夫が、大切になります!

⑤:自分で決めてもらう

「○○と○○どっちがいい?」と声を掛け、お子さんに選んでもらいましょう。

自分で選んだほうが、納得感があり、やる気が高まります。

私達も誰かに、「○○やって」と言われるより、「○○と○○どっちがいい?」を聞かれたほうが、やる気になると思います。これと同じ考え方になります!

思春期のお子さんの場合は、「勉強いつできそう?」など、自分で考えられる声掛けが良いでしょう。

年齢的に自分で考えて決めることができるためです。難しい場合は、選択肢から選んもらう形で大丈夫です!

⑥:プロに頼む

これまで紹介させていただいた方法が難しい場合は、プロの家庭教師に任せるのも1つです。

第3者の人だから、素直に聞けたり、学べることがあります。

私が指導してきて、評判の良かった家庭教師を紹介しますので、参考にご覧ください!

✍勉強以外の時間を満たしておく

勉強しない子に対して、多くのママ・パパは「勉強する場面」にのみ、目が行きがちです。

ただ、勉強以外の時間の過ごし方も、実は勉強には影響してきます。

多くの子にとって、勉強は積極的にやりたいことではないでしょう。少なくとも、この記事を読まれている方のお子様はそうではないでしょうか?

勉強をすることは、お子さんに負荷がかかることです。当然その負荷をどこかで調整(ストレス発散)しないと、継続は難しいです。

さきほどの「休める時間を作る」に似ていますが、勉強以外の時間で、お子さん自身が、気持ちを満たせる時間作りが大切です!

勉強できない子供の「役立つアイテム」

最後に、私が相談頂くことが多い、

・音が気になって集中しづらい
・姿勢がすぐに崩れる

お子さんに合ったツールを紹介しますので、参考にご覧ください!

音が気になって集中しづらいお子さん

※音に過敏で集中しづらい/些細な音が気になるお子さん用

☑姿勢が崩れやすいお子さん

※姿勢が崩れやすい/すぐに体を揺らしたがるお子さん用

「【これで解決!】勉強ができない子供の5つの原因とその対処法!」のまとめ

記事のポイントをまとめます 。

  • 勉強ができない子供の原因
    ・勉強するメリットがない
    ・学習面のつまづき
    ・勉強の量が多すぎる
    ・環境が悪い
    ・体力的な辛さ


  • 強ができない子供への対処法】
    ・勉強するメリットを作る
    ・お子さんのつまづきを深堀りする
    ・勉強の量を適切な量に調節する
    ・集中できる環境を作る
    ・休める時間を作る


  • 【勉ができる「勉強テクニック」】
    ・命令/否定/質問攻めにしない
    ・小さいことをほめる
    ・一緒に学ぶ
    ・楽しめる要素を入れる
    ・自分で決めてもらう
    ・プロに頼む


  • 【勉強ができる「役立つアイテム」】
    ・イヤーマフ(音を遮る)
    ・ピントスクール(姿勢を正す)

以上になります。

【関連記事】

【療育指導員が解説】宿題ができないADHDの子供の3つの接し方

【家庭学習の天神とは】発達障害の子にオススメって本当?内容/料金/効果/口コミ/退会まで解説!

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