

育児をしない夫に悩まれている方「育児をしない夫の末路って?最終的に家庭はどうなる可能性があるの?この先どう育児をしていくべきかか不安」
このような疑問/お悩みに、お応えします。
☑本記事の内容
✅育児しない夫の4つの「末路」
✅育児しない夫と「上手く生活する方法」
今は「共働き」が当たり前ですが、一方で「夫が育児をしない問題」が大きくなっています。
育児をしない夫との生活、今後どのように育児をするべきか、悩まれている方も多いのではないでしょうか。
この記事を執筆している私は、育児支援・家族支援を10年以上してきました。
その経験をもとに、実際に効果あった「育児をしない夫の末路/育児をしない夫と上手く生活する方法」について、まとめています。
本記事が、参考になれば幸いです。
育児しない夫の4つの「末路」

育児しない夫の「末路」 は、4つあります。
「夫が育児をしない」ことで、4つのリスクが起こる可能性が上がります。
①:産後うつ
②:産後クライシス
③:子どもの虐待
④:熟年離婚
1つずつ見ていきましょう。
①:産後うつ

出産後、1ヶ月以内に発症することが多く、妊婦の3%程が「産後うつ」になると言われています。
出産によって…
・ホルモンバランスの乱れ
・育児に対する不安
・環境の変化のストレス
などの原因と、考えられています。
症状としては…
・うつ状態
・食欲不振
・涙もろくなる
・夜眠れない
・強い不安がある
治療によってほとんどの場合症状が改善するようですが、重度の産後うつを放置したままですと、
自傷行為や最悪の場合、自殺に至ることもあるため、本人だけではなく、ご家族の方も注意が必要と言われています。
育児に協力が得られない環境ですと、「産後うつ」になる可能性が上がります。
育児の協力はもちろん、夫が『話を聞いたり』、『労いの言葉を掛ける』だけでも、このリスクは下げられます。
✍マタニティーブルー
こちらも「産後うつ」と同じで、リスクになります。
産後3日~10日頃に発生する生理的現象で、妊婦の3割程度が発症すると言われています。
症状は2週間程度で収まることが多いと言われていますが、症状が長引いている場合には、注意が必要と言われています。
②:産後クライシス

出産後2~3年以内に夫婦仲で悪化することを指す、NHKが2,012年に提唱した言葉になります。
お子さんが3才頃までは、起床、食事、着替え、トイレ、就寝など、生活全般において、親のお手伝いが必要になります。
つまり、親に負担がかかりやすく、夫婦の助け合いが最も必要になる時期です。
この時期の『助け合い』が上手く行かないと、夫婦の関係性も悪くなり『産後クライシス』に近づくことになります。
③:子どもの虐待

夫婦の関係性が悪かったり、母親だけに負担がいけば、親の余裕はなくなっていきます。
余裕がなくなれば、子どもに対してもイライラしやすかったり、本来許せることも怒ってしまったりします。
虐待の要因は様々ですが、親自身の問題、家族の育児の非協力、経済面、子どもの育てにくさなどが、複雑に絡み合って虐待に繋がります。
夫婦仲を保ち、育児に必要な環境を保つためにも、『夫の育児協力』は、とても大切になります。
③:熟年離婚

熟年離婚は、明確な定義はなく、長年夫婦として連れ添った夫婦が様々な原因から、離婚することをいいます。
結婚期間は数十年にも及び、不貞などの特別な理由がなく、離婚に至るものが多いようです。
長年の不満を積み重ねの結果、「子どもが自立したから」など、1つの区切りからもあるようです。
この「長年の不満」の1つが、『夫の育児の非協力』にあたります。
育児しない夫と「 上手く生活する方法 」

まず、2つの考え方を見ていきましょう。
それは…
・「夫に育児を期待して」方法を考える
・「夫は育児をしない」を前提に考える
になります。
残念ながら、夫によっては、「育児に協力」が期待できない方もいます。
私もこれまで多くのご家族の支援をしてきましたが、どうにもならない方が、一定数いました。
この場合は、期待することを辞め、考え方を切り替えて動かれた方が、良いと思います。
感覚値で構いません。
即答で「うちの夫は絶対ムリ!」という方は、夫が育児しない前提の方を、ご覧ください。
「夫に育児を期待して」方法を考える

夫と関係性が悪い訳ではなければ、夫さんへの関わり方を変え、アプローチしていきましょう。
具体的な方法は、【育児に協力的な夫にイライラ】なぜ?2つの原因と7つの対処法の後半部分、「育児が上手くいきやすい対処法」をご覧ください。
「時間がなくて読めない!」という方は、結論だけ、載せておきますね。
・夫への期待値を下げる
・夫の「してくれてる」ことに感謝する
・感謝を言葉で伝える
・具体的に・1つだけ・理由も伝える
・ルールを決める
・得意/不得意に合わせ「役割」を決める
・お互いのしてることに「口出し」しない
②「夫は育児をしない」を前提に考える

夫さんとの関係性が悪かったり、夫が育児をしないスタンスを変えないことが予想される場合は、
「夫は育児をしない」を前提に、動いたほうが良いでしょう。
本来は、一緒にできればよいのですが、どうしても考えを改めることが難しい夫はいます。
そこを変えようと奮闘しても、疲れるだけですので、考え方を切り替えられる方が良いと思います。
夫の協力が得られない状態(ワンオペ育児)で、少しでも楽に過ごせる方法をまとめています。
該当する方は、【ワンオペ育児】今より楽になる!休日の5つの過ごし方をご覧ください。
時間がない方向けに、こちらも結論だけ、載せておきますね。
・「乾燥機・ルンバ・食洗機」を活用
・「宅配サービス」を利用
・「一時預かり」を利用する
・「オモチャのレンタルサービス」の活用
・「子育ての手の抜き方」を学ぶ
「【育児しない夫の末路】4つのリスクと対処法」のまとめ

記事のポイントを、まとめます 。
✅育児しない夫の4つの「末路」
・産後うつ
・産後クライシス
・子どもの虐待
・熟年離婚
✅育児しない夫と一緒に上手く過ごす方法
・ 夫への期待値を下げる
・夫の「してくれてる」ことに感謝す
・感謝を言葉で伝える
・具体的に・1つだけ・理由も伝える
・ルールを決める
・得意/不得意に合わせ「役割」を決める
・お互いのしてることに「口出し」しない
✅夫に期待できない場合
・夫に育児を期待しない
・ワンオペ育児を前提に考える
以上になります。
本記事が、お役に立てれば幸いです。
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