

育児をしない旦那に悩まれている方「育児よりゲームを優先する旦那にイライラする。旦那が育児するようになる方法が知りたい」
このようなお悩みに、お応えします。
☑本記事の内容
✅旦那が育児よりゲームを優先する「理由」
✅旦那の「ゲーム対策」
✅ゲーム優先の旦那と「一緒に育児する方法」
旦那さんとの育児が、上手く行かない1つの原因が「ゲーム」。
なぜ、子どもの世話をすると言って、ゲームをするのでしょうか?
疑問と苛立ちを感じる方も、少なくないと思います。
この記事を執筆している私は、育児支援・家族支援を10年以上しています。
その経験をもとに、「ゲームを優先する旦那が育児をする方法」について、まとめてみました。
本記事が、参考になれば幸いです。
旦那が育児よりゲームを優先する「理由」

旦那が育児よりゲームを優先する「理由」 は、3つあります。
①:「育児は母親がするもの」だと思ってる
②:「母親が育児=効率的」だと思ってる
③:ゲーム依存症
1つずつ見ていきましょう。
①:「育児は母親がするもの」だと思ってる

これは一昔前の考え方というか…「育児=母親がする」という、偏った考え方をしている場合になります。
私たちとは、前提条件が違うので、普通に話をした所で、平行線をたどるだけです。
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②:「母親が育児=効率的」だと思ってる

これも①と似ていて、偏った考え方になりますね。
男性は合理的・論理的に考える傾向にあるので、育児も効率性を求めがちです。
相手がどう感じるか?よりも、効率的なのはどっちか?で考えることが多いです。
その結果、育児に慣れていて、旦那さんより拘束時間が短い母親が『育児をやった方がいい』となります。
③:ゲーム依存症

旦那さんが、「ゲーム依存症」の場合になります。
ゲーム依存症とは、WHOが2019年に正式に認定をした「病気」です。
ゲーム依存症の基準は、3つと言われています。
・ゲーム時間/頻度がコントロールできない
・ゲームを最優先にする
・問題が起こってもゲームを継続/エスカレートさせる
本人やご家族の日常生活に、支障をきたす場合は、依存症の可能性を疑っても良いと思います。
もし、可能性がある場合は、クリニックに相談をお勧めします。
「ゲーム依存症 相談」や「ゲーム依存症 クリニック」などで検索をすると、相談先を見つけることができます。
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【子供のゲーム時間】平均時間は?1日の適切な時間とルールの決め方
旦那の「ゲーム対策」

旦那さんの「ゲーム対策」 は、4つあります。
1つずつ一緒に見ていきましょう。
①:「ゲームの時間」を決める
②:家族で「外出する」
③:「これだけはして!」を具体的に伝える
④:「子ども」を巻き込む
1つずつ見ていきましょう。
①: 「ゲームの時間」を決める

事前にゲームの時間を決めることです。
決めるときのポイントは…
・具体的に決める
・お互いが納得できる時間
を押さえることが、大事になります。
ゲームの時間は、『22~23時』や『子どもの就寝後1時間』、『日曜の10~11時』など、具体的に決めた方が上手くいきます。
曖昧な時間ですと、認識の違いが生まれ喧嘩の火種になります。
また、お互いが納得(妥協)できる時間にすることも、大事です。
一方が、納得していない形で決めてしまうと、「やっぱりダメだったじゃん!」と揉めるキッカケになります。
簡単なことではありませんが、十分に話し合う価値のある、大切なことになります。
②:家族で「外出する」

家族で外出をして、 “ ゲームから離れる環境”を作ることも、1つになります。
家にいると、いつでもゲームができてしまうし、気になってしまう旦那さんも多いです。
ゲームへの執着が強くない旦那さんの場合は、
外出して「家族と過ごす時間」を作るのは、効果的でお勧めになります。
③:「これだけはして!」を具体的に伝える

「ゲームしてもいいから、○○だけはお願い!」というスタンスになります。
ゲームに制限はかけず、その代わりやることだけやって!というイメージです。
この方法を使う場合は、「具体的に伝える」ことが、大切になります。
例えば…
「9時までに洗濯物を全部干しといて」
「今日の16時までに、お米5キロ買っといて」
などの、イメージになります。
どんな伝え方だと、旦那さんが動いてくれたのか?振り返ってみると、旦那さんに響きやすい伝え方、が見つかりやすくなります。
④:「子ども」を巻き込む

お子さんの力を借りすのも、1つです。
例えば、お子さんから旦那さんに遊びに誘ってもらう、などです。
「パパに○○しよう!って誘ってみたら?」と、お子さんに伝えるイメージになります。
ママから言われるより、響きやすい旦那さんも多いと思います。
もしかしたら、「子どもを巻き込むなんて…」と感じる方も、いらっしゃるかもしれません。
ただ個人的には、お子さんに協力してもらうことで、旦那さんの育児の時間が増えれば、結果的にお子さんも家族の笑顔も増えると思います。
ゲーム優先の旦那と「一緒に育児する方法」

ゲームばかりの旦那さんと「一緒に育児をする方法」は、1つになります。
それは、お互いの「生活で譲れない点」を話し合うことです。
ステップ①:譲れない点を出し合う
(各自で)
ステップ ②:譲れない点に点数をつける
(各自で)
ステップ ③:点数が高いものを優先に決める
(夫婦で)
ステップ ④:点数が高い項目の実現方法を考える
(夫婦で)
ステップ①:譲れない点を出し合う(各自で)
例えば…
・宿題は夕食の前に終わらす
・明日の準備は前日に終わらす
・21時までに布団に入りたい
このように、まずはお互い、「これだけは譲れない!」という点を出し合います。
ステップ ②:譲れない点に点数をつける(各自で)
5段階で、点数をつけていきましょう。
・宿題は夕食の前に終わらす:5点
・明日の準備は前日に終わらす:2点
・21時までに布団に入りたい :3点
ステップ ③:点数が高いものを優先に決める(夫婦で)
お互い点数をつけた項目を見せ合って、重なる内容の中で、点数がより高い項目を優先にしましょう。
例えば、お互いがステップ①で、「就寝に関する項目」を書いていた場合、
ママが3点でパパが2点なら、3点のママの項目を優先するイメージになります。
ステップ ④: 点数が高い項目の実現方法を考える (夫婦で)
ステップ③までを通して、お互いの考えが1つのリストにまとまったら、
お互い実際にできそうか、確認をしましょう。
納得ができたら、それを実現するための方法を、一緒に考えましょう。
例えば、「21時までに布団に入る」でしたら、
逆算して、『20時半までになったら歯磨きと布団の用意を子どもに声をかけよう!』と、決めるイメージになります。
「【育児しないでゲームする旦那】どうして?3つの理由と4つの対策」のまとめ

記事のポイントを、まとめます 。
✅旦那が育児よりゲームを優先する理由
・育児は母親がするものだと思ってる
・「母親が育児=効率的」だと思ってる
・ゲーム依存症
✅旦那のゲーム対策
・ゲームする時間を決める
・家族で外出する
・「これだけはして!」を具体的に伝える
・子どもを巻き込む
✅ゲーム優先の旦那と一緒に育児する方法
・各自で、「生活で譲れない点」を話し合う
・各自で、点数をつける
・夫婦で、点数が高い方を優先する
・夫婦で、点数が高い項目の方法を考える
以上になります。
本記事が、お役に立てれば幸いです。
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