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【子供の偏食】単なる好き嫌いじゃない!4つの原因と10の対処法を紹介します

投稿日:2020年4月20日 更新日:

子供の偏食で困っている方「子供の好き嫌いが激しい。同じものしか食べなくて困ってる。これってわがままなの?偏食について詳しく知りたい」

こういった疑問、ご要望にお答えします。

☑本記事の内容



偏食とは


偏食の原因


・偏食の対処法


「子どもの食べるものが限られてて、毎日の食事が大変」

「無理やり食べさせるのも違う気がするし、でも健康も心配だし・・どうすればいいか分からない」

お子さんの偏食は、親としては悩ましいですよね。

この記事を執筆している私は、発達相談を11年以上していて、これまで多くの偏食でお悩みのお子さんの支援をしてきました。


その支援経験を元に、本記事では「偏食の原因/対処法」をまとめました。

本記事がお役に立てば幸いです。

子供の偏食とは

偏食とは、言葉の通り食べれるものに偏りがあることをいいます。

個人差がありますが、偏食が激しいと、健康に支障が出たり、食べられる物が限定されることで、生活のしにくさに繋がることがあります。

図で見ていきましょう。

好き嫌いの中の1つとして、偏食があります。

感覚の偏りなどが原因の偏食の場合、子供の努力や食事の中だけでの工夫では、改善が難しいことも多いです。

ではなぜ偏食があるのか、原因をみていきたいと思います。

子供の偏食の原因

偏食の原因は、4つあります。



①:食欲の弱さ


②:口腔機能の未熟さ


③:口腔内、周囲の感覚の偏り


④:認知の偏り


1つずつ見ていきましょう。

①:食欲の弱さ

  • 1回に食べられる食事量が少ない
  • 食事への興味・意欲がうすい
  • 胃腸の力が未熟で空腹になりにくい
  • 消化器官から脳に伝える欲求が弱い

②:口腔機能の未熟さ

  • 固いものを食べたがらない
  • 口に入れたものを出す
  • 丸飲みしている
  • 低年齢でなくても、該当することあり
  • 運動発達がゆっくりだと、口腔機能が未熟の場合あり
    ※一般的に全身運動より、小さい口の動きの方が発達が求められる為

③:口腔内、周囲の感覚の偏り

  • 複数の感覚を同時に感じている
  • 見えないため予測がつきにくい
  • 子供にとって不安が強い
  • 1つの感覚で苦手さがあると、食べられない可能性あり
  • 感覚の偏り⇨視覚/聴覚/味覚/嗅覚/触覚/固有感覚(歯ごたえ)/温冷覚

✍感覚の偏りとは

図でみていきましょう。水が刺激(食べ物)、器が子供の許容量になります。

同じ水(刺激)の量を、大きさが違う器に入れてみます。

すると・・・

同じ水の量(刺激)でも、器(許容量)の大きさの違いで、感じ方が変わります。

✍敏感タイプ(小さい器)
  • 感覚を受け入れられる容量が小さい
  • 小さい刺激でも、強く感じやすい
  • 刺激が多いと、すぐに容量を超える
  • 周りの人が気づかない刺激も感じやすい
✍鈍感タイプ(大きい器)
  • 感覚を受ける容量が大きい
  • 普通の刺激では、満足しにくい
  • 強めの刺激を好む

他の感覚についても、簡単に見ていきましょう。

✍味覚
  • 甘み/酸味/苦味など
  • 味を感じる感覚
  • 味を感じ食欲を刺激する
  • 危険なものを食べないようにする
  • 子供は発達上、酸味・苦味が苦手
  • 味は好き嫌いに影響しやすい
✍嗅覚
  • においを感じる感覚
  • 食べる前に分かる感覚
  • 食欲を刺激する匂い
  • 食べられるか判断する(安全か)
  • 食べる前に分かる為、食べるハードルが上がりやすい
✍触覚
  • 口/舌/手は感覚情報が多い
  • 特に口周りは得られる感覚が多い
✍固有感覚
  • 歯ごたえ(食感)
  • 口の中に入っている感覚(頬張る)
  • 喉越し(固有感覚+触覚)
  • 体の部位を動かしたときに感じる感覚

④:認知の偏り

  • 見た目が違うと食べたがらない
  • 食材が混ざっていると嫌がる
  • 食べ物のこだわりが強い
  • 興味の幅の狭さ
  • パターン化で得られる安心感
  • 予想できないことへの不安
  • 子供と大人の解釈のズレ

ここでは、食べ物に対する子供と大人の解釈のズレを、2つのカレーでみていきましょう。

もう1つは・・

私たち大人は、2つとも、カレーと認識しますが、お子さんは同じようにカレーとは認識しないことがあります。

お茶やヨーグルトなども同じになります。私たちにとって同じヨーグルトでも、お子さんによっては、メーカーが変わると「違う食べ物」になります。

見た目へのこだわりが強いお子さんは、毎日好んで食べているものを認識します。

少しでも見た目が違うと「違う食べ物」と認識し、食べづらさに繋がります。

子供の偏食の対処

具体的な対応法を、4つの原因に分けて、見ていきましょう。

1:食欲の弱さ

1-1:成長を待つ

発達上、未熟な場合が多いため、食欲そのものを外側から変えることは難しいです。

たくさん、遊び、様々な発達の成長機会を作ることが大切です。無理をして食べさせることは、食事自体が嫌になるため、禁物です。

1-2:親が食べることを手伝う

自分では食べようとしないが、口に入れてあげると食べる場合は、親が食べさすことは良いことです。

まずは食事の楽しさを実感してもらうことが先決です。胃腸の力がつくと、食べることに積極的になることもあります。

あとは、親が美味しそうに食べているのを見せるのも良いでしょう。これは美味しいんだ、と知ってもらう所から始めて見るのも1つになります。

2:口腔機能の未熟さ

2-1:固さ/大きさ/形を変える

口腔機能が未熟の場合、お子さんが食べやすい固さ/大きさ/形を工夫することで、フォローができます。

少しでもその子にとっての「食べやすさ」を考え、調理することが大切になります。

2-2:全身運動をする

口の中の動き(口腔機能)は、運動機能に伴い、発達していきます。口を動す訓練もありますが、お子さん(特に未就学)にとっては、楽しみづらいです。

そこで、全身運動をすることで、運動機能が伸びてくると、少しずつ口腔機能も成長していきます。

運動機能は、一般的に大きな動き⇨小さな動き、へと発達していきます。

全身運動などの運動機能がゆっくりな場合は、まずは大きな動きを遊びの中で取り入れられると、次第に小さな動き(口や指先など)も発達しやすくなります。

3:口腔内、周囲の感覚の偏り

3-1:苦手な感覚を知る、避ける

どの感覚が苦手なのか、これまでの食事から把握していきましょう。それが分かれば、避けることができます。

苦手な感覚が避けられないと、食事自体が嫌になり、食事をしない!など問題が大きくなります。

感覚の偏りは、子供の意思や努力ではコントロールすることが難しいです。ここの配慮はとても大切になります。

3-2:食べられる物の中でバリエーションを増やす

「食べられない物をいかに食べさせるか」より、

「今食べられるものの中で、バリエーションを増やせるか」を考えることが、大切になります。

できることを少しずつ広げていくことが、1回1回の食事の成功体験になり、長期的にお子さんの自信や食事を楽しめることに繋がっていきます。

3-3:チャレンジ・自発的に食べられことを褒める

お子さんがチャレンジできたこと、自発的に食べられたことを褒めましょう。

仮に、口に入れて出してしまっても「口に入れる」ことはできているので、お子さんにとっては立派なチャレンジです。

「食事を頑張った」ことをたくさん褒めて、次も食事にチャレンジできる気持ちを、行動に繋げていきましょう。

4:認知の偏り

4-1:不安を取り除く

可能な範囲で、食べ物の見た目が大きく変わらないようにすることです(といっても限界はあると思いますが・・)。

見た目が少し違ったとしても・・

・同じ食べ物であることを事前に伝える
・普段食べてるものに近い見た目に調理

などの工夫があります。

4-2:自分で確認する時間を作る

説明をしても、嫌がる子も多いです。そんなときは、お子さん自身に食べ物を確認してもらいましょう。

チャレンジできるとしても、心の準備が必要な子もいます。ぜひ時間を作って一緒に向き合いましょう。

4-3:変化を経験する機会を作る

「変化を受け入れられる耐性」を作ることです。食事以外の場面で「いつもと違う」ことに触れ、楽しい経験をすることが大切です。

「慣れることが大事だから、とにかく場数を踏もう!」は、お子さんの失敗体験になっては、逆効果になります。

変化の付け方は、お子さんにとって様々です。

例えば、

・買い物するお店
・習い事への行き帰りの道
・遊ぶ友達/遊ぶオモチャ/日常生活で使う物

など、日常生活の1部を変えることなどです。

お子さんが「楽しめる変化」をつけていきましょう。

「【子供の偏食】単なる好き嫌いじゃない!4つの原因と10の対処法を紹介します」のまとめ

記事のポイントをまとめます。



【偏食】
・感覚の偏り⇨食べられるもの少ない


【偏食の原因】
・食欲の弱さ
・口腔内機能の未熟
・感覚の偏り
・認知の偏り


【偏食の対処法】
・苦手な感覚を知る/避ける
・固さ/大きさ/形を工夫する
・全身運動をする
・子供の不安を取り除く
・親が食べることを手伝う
・子供自身に確認してもらう
・チャレンジできたら褒める
・食べられる物の中で種類を増やす
・食事以外での変化の成功体験を作る


以上になります。

本記事の工夫をしても難しいという方で、栄養が心配な方は、サプリで栄養を補完する方法もあります。

私が実際に支援をしている子にも、おやつ感覚で食べている子が多くいらっしゃいます。

1つの方法として興味のある方は、偏食の子供にオススメなサプリをご覧ください。

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