

すららについて知りたい方「すららって実際良いの?使った人の感想が知りたい」
タブレット学習は、当たり前の学習方法として浸透しました。
その中でも、すららは、代表的なタブレット学習になります。ただ、インターネットで調べると、「最悪」「うざい」など、ネガティブな情報も見られます。
そこで本記事では、タブレット学習を使った方の口コミを紹介したいと思います。
私は、療育/相談支援員を15年以上しており、現在も発達障害のお子さんの学習支援に携わってます。
支援をする中で、すららを使ってる親御さんも多くいらっしゃる為、実際に親御さんに聞いてみた良い/悪い感想をお伝えします。
私も実際に使ってみたので、支援員としての感想は、【発達支援員が使った感想】すららの無料体験~5つの長所、4つの短所~をご覧ください。
本記事が、お子さんの「学習の手助け」となる情報になれば幸いです。
※本記事はプロモーションを含みます
目次
すららの「良い口コミ」

すららの「良い口コミ」は、5つあります。
私が支援してる親御さんの中で、特に共通点として多かった内容になります。
音声の聞きやすさ
音声解説が聞きやすかったです。指示や説明の聞き逃しが多かった息子も聞き取りやすい様子でした。聞き逃しても、何度でも聞き直しができる為、安心して問題に取り組むことができました。話の聞き逃しが息子にも『スピード/明瞭さ/声のトーン』が合っていて、理解しやすかったです。
プロの声優さんが担当してることもあり、聴覚情報が聞き取りにくい子にとっても、理解しやすいスピード、声のトーンになってます。
勉強感がうすい
机上でやるプリント学習より『勉強をしてる感』がなく、学習時間が長かったです。。学習の苦手意識がある娘は、プリントを見せるだけで、拒否感が出てました。キャラクターが話を進めたり、ヒントを出したり、褒めてくれるため、勉強というより、ゲームに近い感覚で勉強できたのが良かったです。
キャラクターと対話をしながら進むため、ゲーム要素も感じながら勉強を進めることができます。

問題に正解したら、キャラクターがほめてくれたり、不正解の時は励ましてくれる為、勉強するモチベーションになります。
個人的には、声優さんが担当してるだけあって、ほめ方がとても上手で、「こんなほめ方されたら嬉しいよなぁ」と感じました。
特性に配慮された解説
すららの解説は、具体的で、目で見て理解できるような解説が多いです。息子の場合、見て理解する方が得意なので、大変助かりました。教科書や市販教材では、文字や簡単なイラストで解説されてる内容も、すららだと、見るだけで理解できるよう、丁寧に情報がまとまってます。
すららの「数え方」の問題になります。

画像のように、数え方の考え方(概念)を、見て理解できるよう、具体的に示してくれます。
本質的な理解の促し
個人的に一番良かったのは、『本質的な理解』を促してくれる点です。息子は、問題と答えを丸暗記したり、問題が少し変わると解けなくなっていたのですが、すららは、問題文の問われ方が変わったり、問題の1部が変わるため、本質的に理解できるようになります。家では、解ける問題数に限りがあった為、パターンを丸暗記する傾向がある息子でも、すららでは、理解することができました。
すららの「接続詞」の問題です。

なぜその解答になるのか、考え方を明確に教えてくれます。
学んだ考え方を、1部変わった問題を解くことで、理解を深めていきます。
こういった要素が、学習でよくある「問題が少し変わったら解けない」を避けやすくなります。
出席扱いにできる場合あり
娘は不登校で、家庭学習として、すららを使ってました。途中で出席扱いになる場合があることを知り、校長先生、担任に相談し、現在出席扱いできるよう、話を進めてます。出席扱いには、条件があるようで、その条件をクリアする為に、学校と相談をしてます。学校によると思いますが、出席扱いの制度が活用できるのは、不登校の子の進路において、ありがたいです。
具体的な出席扱いの条件/方法は、こちらの記事をご覧ください。
すららの「悪い口コミ」

すららの「悪い口コミ」は、4つあります。悪いというより、気になるレベルの感想でした。
少し細かい点になりますが、お子さんにとって、合う合わないがある為、参考にしていただけると幸いです。
説明/テンポがゆっくり
音声・映像がゆっくりです。待つことが苦手な息子にとっては、イライラする場面がありました。途中で、倍速にすることで、大きな支障はなかったですが、テンポよく進めたい子は、調節が必要だと思いました。
音声の調節は、1,2倍速、1,5倍速と、2段階までスピードを上げることができます。
私も実際に試してみましたが、お子さんでも十分に聞き取れるスピードで、特に問題はありませんでした。
ただ待つことが苦手な子は、テンポがゆっくりでいら立ちに繋がることもある為、倍速で使う方が良いと思いました。
プリント印刷の手間がある
プリント印刷が必要な時がある為、少し手間に感じました。
「すらら」では、1つの課題毎に、まとめ問題が出ます。
こちらは実際の問題(小1国語)ですが、プリントで取り組む形になります。

小6国語のまとめ問題になります。

どの学年にも、まとめ問題があるため、印刷が手間だという方もいると思います。
ただ、中長期的に見ると、学校の授業や受験を考えると、最終的にはプリント学習で解けることが大切になります。
理解することはタブレット学習、学校の授業や受験でいざ解ける様になる為に、模擬試験としてのプリント学習の活用ができると良いと思います。
イラストがシンプル
子どもによっては、あまり目を引くようなイラストではないかもしれません。ただ、色がそこまで強くなく、シンプルな為、勉強をするには、ちょうど良いかもしれません。
答えを書く欄が狭い
解答欄が狭いように感じました。娘は指先が不器用な為、少々書きずらさがあったようです。書き直しができたので、大きな問題ありませんでしたが、イライラする場面はありました。
すららでは、問題の解答には、マウスを使うか、指先で文字を書く方法があります。
こちらは、実際の問題になります。お子さんによっては、答えを書く欄が狭いかもしれません。

書き直しは何度でもできますが、書き直し自体にイライラする子は、親が書くなど、フォローが必要になります。
すららの「メリット」

すららを使う「メリット」は、5つあります。
①:「特性に合わせた」学習PGM
②:豊富な「楽しめる要素」
③:「根本原因」からアプローチ
④:「現役塾講師」に相談できる
⑤:保護者が「遠隔で管理」できる
特性に合わせた学習PGM

すららは、発達特性がある子向けのタブレット学習になります。
ただ、発達障害の有無に関わらず使えるもので、学校の授業や塾、市販教材で理解が難しい子向けになります。
お子さんには、目で見て覚えるのが得意(視覚優位)な場合と、聞いて覚える方が得意(聴覚優位)な場合があります。
例えば、漢字を覚える時に、映像やイメージを結び付けて覚えやすい子には、雨のイラストと感じをセットで覚えるような提示が良いです。
逆に、音が入りやすい子は、声に出しながら覚えたり、リズムや語呂で覚える方法が効果的です。
様々な特性を想定して、学習PGMが組まれてます。
豊富な楽しめる要素

本記事でも画像でお見せしましたが、キャラクターとの対話で勉強を進められる要素があります。
また、問題を解いていくとポイントが貯まり、タブレット上のアイテムと交換ができます。
自分だけのコレクションを完成させるために、問題を解き、ポイントを稼ぎます。
このように、ゲーム性がある学習PGMになります。
根本原因からアプローチ

学校の授業や塾で理解が難しい子の多くは、「つまづきの原因」が、前の学習に遡らないと、アプローチが難しい場合が多いです。
例えば、2桁の足し算引き算が難しい子は、合成分解といって、数の概念理解に課題がある場合があります。
数が減る、増える、の本質的な部分での理解が難しいと、数えるだけでできる1桁の計算ができても、2桁以上の計算が難しくなります。
すららは、このような根本的なつまづきに対して、その子に必要な学習問題まで遡って学習することができます。
具体的には、お子さん本人の解答結果を分析し、今学習が必要な課題を提示してくれます(つまづき診断)。
提示される問題を解いて理解することで、根本的な学習のつまづきを解消することができます。
現役塾講師に相談できる

すららでは、塾講師に相談することができます。
お子さんへの教え方、学習計画の内容、進め方など、幅広く相談ができます。
講師は、学校の授業や塾で学習が難しかった子の指導経験が豊富な為、有意義なアドバイスがもらえます。
保護者が遠隔で管理できる

親御さんが仕事で忙しかったり、お子さんのそばにいれなくても、スマートフォンで遠隔で管理ができます。
解いた問題数、回答率、学習時間など、詳細がデータで把握できます(保護者の見守りシステム)。
発達障害の子が使う「デメリット」

すららを使う「デメリット」は、2つあります。
①:「他のアプリ」が見れる
※(You Tube等)
②:「月謝」が高め
他のアプリが見れる

「すらら」で使うタブレットは、他のアプリを見れます。ユーチューブが見れるため、動画に流れてしまう可能性があります。
お子さんによっては、事前に約束をしたり、その日の学習のゴールを決めておくなどの対策が必要です。
月謝が高め

すららの月額の費用は、8,000~10,000円程になります。他のタブレット学習に比べると、高めです。
その理由は、発達障害の子向けのタブレット学習になるためです。
学校の授業や塾、市販教材で、学習でつまづきがある子向けになるため、学習PGMの配慮が多くあります。
詳細は、本記事の「すららのメリット」をご覧ください。
他社タブレットとの「比較」

他社タブレット4社との比較になります。
名称 | 月額 | その他料金 | 学習範囲 |
すらら | 8,228 〜10,978円 | 7,700 ~11,000円 ※入会金 | 【小1 ~高3】 国/算/英/理/社 |
まるぐランド | 4,980 〜19,800円 | なし | 【小1 ~高3】 国/算/英/理/社 |
チャレンジタッチ | 2,980円〜 ※年払い | 9,900円 ※受講6か月未満の退会or学習スタイル変更の場合 ※専用タブレット代 | 【年長 〜小2】 国/算/英 【小3 〜小6】 国/算/英/理/社 |
スマイルゼミ | 2,980 〜7,480円 | 10,978円 ※12ヶ月以上の継続 7,678円 ※6か月~12か月未満で退会 32,802円 ※6ヶ月未満で退会 ※専用タブレット代 | 【年中 ~中3】 国/算/英/社/理+4科目 |
ワンダーボックス | 3,700円 | なし | 【4 ~10歳】 国・算・英・理・社 |
※料金:学年により変動あり
詳しくは公式サイトをご覧ください。
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リンク先:https://surala.jp
すらら が「おすすめな子」

すららが「おすすめな子の特徴」は、3つあります。
①:「学校の授業/塾」で成果が出ない子
②:「家庭学習」が進まない子
③:「どこから勉強すべきか」分からない子
学校の授業/塾で成果が出ない子

学校の授業や塾、市販教材は、あくまで大多数の子に向けた内容になります。
お子さんによっては、得意な学び方、苦手な部分の幅が違います。
大多数向けの学習方法が合わない子には、すららのような、特性に配慮された学習方法が必要になります。
テストの点数が30点以下が続いたり、テストや課題が空欄だったり、学習の苦手意識がついてる子は、1つの方法として、検討できると良いです。
家庭学習が進まない子

家庭では、宿題/授業の予習復習など、学習が必要になります。
授業の予習復習はご家庭によると思いますが、少なくとも小学校の基礎的な学習の理解に支障が出ない範囲で、学習はしたいものです。
その点で、家庭学習が進まず、小学校の学習理解に支障が出てる子には、タブレット学習が1つの方法よして良いと思います。
どこから勉強すべきか分からない子

学習の遅れが大きくなると、どこでつまづいてるか分からないこともあります。
遡るだけでも大変な上に、どこから始めるべきか分からない子には、お子さんの今の学習課題の見極め、学習時間の確保が必要になります。
タブレット学習以外でも補えれば良いですが、家庭や塾などで難しい子には、方法の1つとしてタブレット学習が良いと思います。
ちなみに家庭で進めることで避けたいことは、、今取り組むべきでない学習をして、お子さんの失敗体験になることです、結果的に学習のモチベーションが下がり、学習の困りが大きくなる為です。
すらら が「おすすめできない子」

すららが「おすすめできない子の特徴」は、2つあります。
①:「タブレット自体が苦手」な子
②:「感覚過敏」がある子
タブレット自体が苦手な子

タブレット自体が苦手な子には、向いてません。
タブレットだと集中できない、操作にイライラするなどあれば、他の方法を検討しても良いかもしれません。
ただ個人的には、学校の授業や塾、ペーパー教材で難しい子の場合、タブレット学習を一度試し、それでも合わなければ、考える形が良いと思います。
授業や塾、市販教材で難しいとなると、お子さんの学習サポートの方法がかなり限られる為、どうやったらタブレット学習ができるか、考えるのも1つだと思います。
感覚過敏がある子

光や音などに過敏性がある子、不快に感じる子、疲れやすい子には、合わないかもしれません。
休憩しながら取り組める子もいれば、ストレスになる子もいるため、こちらも実際に使ってみて、お子さんの様子を見て、判断するのが良いと思います。
【最悪でうざい?すららの口コミ】まとめ

記事のまとめになります。
✅すららの「良い口コミ」
・音声の聞きやすさ
・勉強してる感がうすい
・特性に配慮された解説
・本質的な理解の促し
・出席扱いにできる場合あり
✅すららの「悪い口コミ」
・説明/テンポがゆっくり
・プリント印刷の手間がある
・イラストが「そこまでキレイではない」
・答えを書く欄が狭い
✅すららの「メリット」
・特性に合わせた学習PGM
・豊富な楽しめる要素
・根本原因からアプローチ
・現役塾講師に相談できる
・保護者が遠隔で管理できる
✅発達障害の子が使う「デメリット」
・他のアプリが見れる
・月謝が高め
・月謝が高い
✅他社タブレットとの「比較」
・本記事参照
✅すらら が「おすすめな子」
・学校の授業/塾で成果が出ない子
・家庭学習が進まない子
・どこから勉強すべきか分からない
✅すらら が「おすすめできない子」
・タブレット自体が苦手な子
・感覚過敏がある子
以上になります。
本記事が、参考になれば幸いです。
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リンク先:https://surala.jp