学級・進路 家での関わり方/その他

【特別支援学級】子どもへの説明~2つのポイント~良い/悪い7つの具体例~

投稿日:2021年2月24日 更新日:

特別支援学級の子どもへの説明の仕方について知りたい方「特別支援学級について、子どもにどう説明すればいい?良い伝え方が知りたい」

このようなお悩みに、お応えします。

本記事の内容



特別支援学級の説明
 「2つのポイント」

特別支援学級の説明例
 「親⇨子」

特別支援学級の説明例
 「先生⇨本人のクラスメイト」

支援学級を検討する子に
 「必要なこと」


特別支援学級を検討する子の
 「学習対策」



特別支援学級がお子さんにとって、必要な所と分っていても、いざ本人に説明するとなると、難しく感じる方もいらっしゃるかと思います

本記事では、「親」と「先生」という2つの立場から、支援級についてのお子さんへの説明の仕方をまとめてみました。

私は、発達支援の相談/指導員を11年以上しており、これまで特別支援に携わってきました。

私自身の経験を元にした本記事が、参考になれば幸いです。

特別支援学級の説明「2つのポイント」

親御さんが、我が子に説明をする時のポイントは、2つあります。

①:「障害」という言葉は使わない

「障害」という言葉を使うことは避けた方がよいということです。理由は、お子さんの自己肯定感が下がり、今後の生活にネガティブな影響が働く可能性があるためです。

「ぼくは他の子と違うんだ」「わたしはダメな子なんだ」と、物事に取り組む気力がなくなっていきます。

支援学級は、障害がある子が通う学級ではありません。特別な支援を必要とする子の中に、発達障害を持つ子が多いのは事実ですが、全員ではありません。

詳しくは【普通学級か支援学級か】内容、選ぶ基準、メリット/デメリット をご覧ください。

もし、障害という言葉を教えるのであれば、お子さんの気持ち、理解する力を考慮していくことが必要です。また担任や療育先の専門家にも相談し、判断することを勧めます。

②:特別支援学級を「良くない場所」にしない

お子さんが宿題をしない、約束を守らないなどがあると、「できないままだと支援学級に入ることになっちゃうよ」などと言ってしまうことです。

親御さんとしては、お子さにやる気になってもらうための声掛けかもしれません。

ただお子さんの気持ちとしては、「支援学級は行っちゃいけない場所なんだ」、「支援学級はダメな子が行くところなんだ」と、誤解に繋がります。

誤解は、お子さんが支援学級で楽しく過ごす、学ぶことに支障が出ます。配慮したい点になります。

【合わせて読みたい記事】

【支援学級に偏見はある?】教育・療育の現場から見られる”実態”

特別支援学級の説明例①「親⇨子」

ここでは、説明の仕方を3つ紹介したいと思います。あくまで、参考程度にご覧ください。

お子さんに合った伝え方は10人いれば、10通りあります。

参考にできそうな伝え方がありましたら、お子さんに合わせた伝え方に変えて頂いて、活用ください。

✅参考例



・支援学級の方が、先生が教えてくれる時間が長いんだよ。できること、今より増えそうだね!(本人のメリット)


・人数が少ない方が、話を上手に聞けるもんね。そっちの方が得意だもんね!(苦手の改善<得意を活かす)


・クラスの人数が少ない分、質問がしやすくて、すぐ教えてもらいやすいから。(本人の過ごしやすさ)


特別支援学級の説明例②「先生⇨本人のクラスメイト」

ここでは、先生が当人以外(クラスメイトなど)に説明するときの、「参考例」と「NG例」を、紹介したいと思います。

✅参考例


「Aさんは、自分が分かりやすい方法で授業を受けるために、

お家の人と話し合って支援学級で学んでいくことを決めたんだよ。

Aさんは、静かなところ、少ない人数で学習ぶことの方が得意だから。

学びやすい場所や方法は、人によって違うからね。」

次は、NGな説明も見ていきましょう。

⚠NGな説明例

①「Aさんは、支援学級に行って、みんなに追いつくために頑張っているよ」

『追いつくため』という言葉は避けたほうが良いです。支援学級の目的は、『その子に合った特別な支援を受けるため』です。

クラスの子に追くためのものではありません(ただ、保護者はそういう希望を持って入級させているケースは多いのですが・・)

日本教育ですと「みんなと同じ」がまだ根強いですが、ここの目的意識の違いは、お子さんの過ごしやすさを作る上で重要になります。

「Aさんは、勉強が苦手だから、できるようになるために、支援学級に行っているんだよ。」

ポイントは『勉強が苦手だから』というところです。支援級は、欠点や苦手を改善するために行くところではありません。

「勉強ができない子の行くところ」という印象を子どもたちに与えてしまいます。

③「Aさんは、勉強をもっとできるようになるためだよ。応援してあげてね。」

『応援してあげてね』は、子どもの中で上下関係を作ってしまう可能性があります。

頑張っているのは、学校に来ている全ての子どもに当てはまり、そこに普通学級や支援学級の違いはありません。

それぞれ、学びやすい場所や方法に違いがあり、別に支援学級に行くことが特別なことではなくて、自然と送り出してあげる雰囲気が、個人的には、一番良いことだと思っています。

もし、その子にとって「応援」がエネルギーになるなら、全力で応援する形で大丈夫です。

【合わせて読みたい記事】

【現場でよくある事例】支援級を選んで後悔する3つのパターン・対策

支援学級を検討する子に「必要なこと」

ここでは、支援学級を検討する子に「必要なこと」をお伝えしたいと思います。

支援学級を検討されてるということは、

今のクラスで、本人が過ごしにくそう
・普通学級だと、この先困ることが増えそう
・本人に合った環境(学級)で過ごしてほしい

など、様々なご不安、お考えがあると思います。

本人に、より合った学級を検討する上で、大切な点は3つあります。

①:本人の特性把握
②:必要な配慮の把握
③:①②を学校側へ相談


支援学級は、担任や学校の状況によっても、環境的に大きな違いが出てきます。

そして、本人の受け止め方によっては、

「自分はバカだから何もできない」
「何をやっても上手くいかない」

と、自己肯定感が下がったり、深く傷つくことがあります。

上記の3つの流れを押さえて、必要な情報を集めることが、まず大切になります。

そのために、専門家にお子さんの様子を見てもらい、客観的な助言をもらう必要が出てきます。

本人の特性、必要な配慮が把握できれば、普通学級の中でできる工夫があるのか、

それとも支援学級の必要性が高いのか、判断がしやすくなります。

仮に、本人が支援学級を嫌がった時に、普通学級でできる配慮が少しでもあれば、本人の学校での過ごしやすさに繋げることができます。

担任の先生によって、どこまで配慮が得られるかは変わってきますので、

“本人の特性、必要な配慮が把握できた後” に、学校に相談する順番も大切になります。

療育に通われてる方でしたら、まず療育先への相談をお勧めします。

もし、療育を利用していなかったり、相談自体が難しいという方は、次でお伝えする相談先を、1つの選択肢として、ご覧ください。

✅本人の特性、必要な配慮/環境の把握は「リタリコジュニア

リタリコジュニア とは、発達/療育支援の教室になります。

専門の先生が、お子さんの行動を分析し「本人の特性/必要な配慮/過ごしやすい環境(学級)」について、丁寧に教えてくれます。

リタリコジュニアの良さは、大きく6つあります。

・療育の最大手
(信頼と実績)

・応用行動分析
(エビデンスに基づく支援)

・自己肯定感を高める指導
(子どもの成功体験/楽しみ)

・学級/学校生活の相談
(学級相談/学校連携)

・家での関わりサポート
(具体的な親の関わり方)
(ペアレントトレーニング)

・オンライン支援
 (遠方/海外の方向け)

例えば、全体指示が苦手な子でしたら、

・聞いてない
(注意/集中力/興味関心の偏り)

・聞いてるけど、理解してない
(情報を受け止める力:理解/記憶/処理する力)

・聞いてるし、理解してるけど、やりたくない
(きりかえ、苦手意識、集団に合わせる力)

など、同じ行動でも原因(特性)が変わり、必要な配慮も変わります。

根本的な原因を分析し、対処法を具体的に教えてもらえます(本人の特性、必要な配慮)

見えてくる特性、必要な配慮次第で、普通学級の範囲内で対処すべきか、支援学級の必要性が高いのか、ある程度見えてきます。

また、本人に合わせた支援学級の伝え方、支援学級を拒否して普通学級で過ごす場合の配慮など、学級選びに関する相談が直接できます。

お子さんの様子を見た先生からの具体的なアドバイスは、実生活で活かせますので、ネット上の情報より参考になります。

専門家の意見を参考に、学級を判断するのが一番になります。

その他、メリット・デメリットなど詳しい情報は、こちらの記事をご覧ください。

【リタリコジュニア】発達/療育支援教室

発達障害、グレーゾーン、発達ゆっくりな子など、特性ある子にとって、参考になる内容になっています。

特別支援学級を検討する子の「学習対策」

ここでは、特別支援学級を検討する子の「学習対策」についてお伝えします。

特別支援学級を検討される子の中には、学習面で困りを抱えている(これから抱える)子が多いです。

支援学級の授業で足りるという方は、様子を見る形で大丈夫だと思います。

ただ、支援学級の授業レベルがお子さんに合っていなかったり(知的な遅れがない子)、担任の理解がなかったり、

お子さんの特性と支援学級の状況によって、困りの程度は大きく変わってきます。

学習面の困りがある(出そう)な子は、早めの学習フォローをお勧めします。

学習の遅れが出てから始めるより、遅れ始める前に始めた方が、同じ努力でもお子さんの自己肯定感や学習成果は変わってきます。

ちなみに、学習面で困りやすい(表面化しやすい)時期は、小学3~4年生が最も多いです。

私が実際に支援する中で学習のご相談をいただくことが、最も多い学年になります。

✅学習対策は、タブレット学習

「お子さんが興味を持てたり、取り組むのが嫌じゃない」というのが前提になります。

タブレット学習には、家庭内で気軽に取り組めるのはもちろん、

お子さんの学習課題の自動抽出・アニメーション解説など、個人に合わせた学習サポートが充実してます。

タブレット学習のメリット、デメリットなど詳細は、こちらの記事をご覧ください。

【療育支援員がおすすめ】発達障害の子に良い タブレット学習

お子さんの学習フォローの選択肢の1つとして、情報を集めたい方は、ご覧ください。

「【特別支援学級】子どもへの説明~2つのポイント~良い/悪い7つの具体例~」のまとめ

記事のポイントになります。



特別支援学級の説明
 「2つのポイント」

・「障害」という言葉は使わない
・支援学級を「悪い場所」にしない

特別支援学級の説明例
 【親⇨子】
・本人のメリット
・苦手の改善<得意を活かす
・本人の過ごしやすさ
※例:本文参照

特別支援学級の説明例
 「先生⇨本人のクラスメイト」
・「みんなに追いつくため」
・「○○が苦手だから」
・「応援しよう」

支援学級を検討する子に
 「必要なこと」

・本人の特性の把握
・必要な配慮/環境の把握
・学校側への相談
 (本人の特性を把握した後)

特別支援学級を検討する子の
 「学習対策」

・学習の失敗体験の予防
・特性に合う学習方法の把握
・学習意欲を高める
・タブレット学習


以上になります。

本記事が、参考になれば幸いです。

【関連記事】

【支援学級にいじめはある?】100名以上の子から見える”現状”

【特別支援学級の担任】専門性がない人もいるって本当?実情を解説

-学級・進路, 家での関わり方/その他

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