習い事

【発達障害の子がサッカーするのは迷惑?】親がしてあげたい2つのこと

投稿日:2021年10月29日 更新日:

発達が気になる子供の習い事で悩まれてる方「発達障害の子にサッカーをさせるのは、周りに迷惑?子どもにサッカーをやらせてあげるか悩んでる。親として、やれると良いことを教えてほしい」

このようなお悩みに、お応えします。

本記事の内容



発達障害の子がサッカーをして
 「迷惑になるケース」

✅親が「やれると良いこと」

✅発達障害の子のサッカースクールの
 「選び方」

✅発達障害の子にオススメな
 「サッカー&運動系の習い事」


※記事内にプロモーションが含まれてます

「発達障害の子にサッカーをやらせてあげたいけど、迷惑になるのが心配で悩んでる…」

発達障害のお子さんの習い事は、判断がとても難しいですよね。

親としては、子どもが、”楽しく伸び伸びできる習い事”を、見つけてあげたいものです。

そこで本記事では、「発達障害の子がサッカーをして迷惑になるケース・習い事で親がやれると良いこと・注意点」について、まとめてみました。

この記事を執筆している私は、療育・相談支援員を15年以上していて、習い事の相談も多く受けてきました。

その支援経験を元に、私が実際に関わってきた事例を元にまとめてます。参考になれば幸いです。

学習面に困りがある子は「まるぐらんど」

✔発達障害の専門家監修のタブレット学習
✔特性チェックテストを元にPGMの自動提案
✔専門講師のオンライン個別指導
✔保護者様サポート
 (発達のプロのカウンセリング)

\今なら、初月受講費20%オフ!/


リンク先
https://www.benesse.co.jp/marug/home/

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

タブレット学習のみ” が良い子は「すらら」

✔発達障害の専門家監修のタブレット学習
✔紙での学習が苦手な子も学びやすい
✔タブレットで完全に完結
✔多様な特性に合わせた学び方
 (アニメーション/音声学習)

\特別支援学級でも導入中/


リンク先
https://surala.jp



1つの学習サポートとして、参考になれば幸いです。

発達障害の子がサッカーをして「迷惑になるケース

発達障害が子がサッカーをして「迷惑になるケース は、2つあります。

①:チームが強豪

サッカー少年団や習い事のチームが、大会優勝などを目指す強豪の場合になります。

試合で勝つこと、技術の向上を目的とするチームの場合、

・失敗をへらす
・できないことを改善する

という視点が強まります。

「勝つ」が目的になるので、当然ですよね。そして練習も厳しくなり、チームプレーの競技は影響が高いです。

発達障害の子は、特性上、人より失敗しやすかったり、自信を失いやすいことが多いです。

その上で、環境(チーム)が失敗を指摘したり、改善を求める傾向にあると、自分のできない部分に向き合い続けなければいけません。

逆境に向き合うことで力を発揮するタイプの子でしたら、良いと思いますが、

そうでない場合は、自信を失ったり、物事にチャレンジする意欲がなくなってしまいます。

②:チームメイト(その親)が文句を言う

同じチームの子、その親が文句を言う場合があります。

「○○君がいると勝てないからヤダ」、「○○さんはチームに合わないんじゃない?」

など、ときに辛い言葉を言われてしまうこともあります。

私が支援してきた子や親御さんの中にも、これに近い言葉を言われ、傷ついてしまった経験をされていたことがありました。

親が「やれると良いこと

親が「やれると良いことは、2つあります。

①:子どもの気持ちを聞く

一番大事なのは、子どもが何を望んでいるのか?です。

「どうしても1回やってみたい」とか「もう少し見学して様子を見たい」など、気持ちを聞いてみましょう。

可能な範囲で、お子さんの気持ちを尊重した上で、解決できる方法がないのか、考えていくのが良いと思います。

②:コーチやチームメイトに本人の特性を伝えておく

コーチ・チームメイト(必要に応じて親にも)に、本人の特性を伝えておきましょう。

例えば、「夢中になると指示が入りづらくなる」、「ボールを追いかけると周りの状況が見えづらくなる」などです。

事前に、周囲の方が知っているだけで、お子さんも受け入れてもらいやすいですし、親御さんも安心だと思います。

シンプルな方法ですが、ここが抜けているケースが意外と多いです。

お子さんの特性を他人に伝えるのは、勇気がいることです。不安が強い方は、周りの人に頼ってみるのも1つです。

話しやすいコーチやママ友に、相談するのも良いと思います。

発達障害の子のサッカースクールの「選び方

発達障害の子のサッカースクールの「選び方」は、5つあります。

これはサッカーに限らず、お子さんに合った習い事を見つけるときも同じです。



①:子どもの「やりたい」があるか

②:子どもの「特性に合ってるか」

③:先生の接し方が「ポジティブ」か

④:「個別に配慮」してくれるか

⑤:体験をする

①:子どもの「やりたい」があるか

当たり前過ぎますが…お子さん自身が「好き/やりたい」気持ちがあるのか、が大切になります。

時々親御さんで、「私は小さい頃○○やってたので、この子にも習わせたくて」と言われる親御さんがいます。

正解はありませんが、子どもの気持ちを最初に確認してあげることが、気持ちの尊重になると思います。

もし、「口頭だけでは分からない…」という場合は、ネットでHPを見たり、実際に見学をして、

お子さんが「興味が湧くのか」を確認する機会を作るのも、1つになります。

②:子どもの「特性に合ってるか」

お子さんがストレスを抱えず過ごせるか、見ていきましょう。

例えば、待つことが苦手なADHD傾向の子の場合、

・先生の説明が簡潔
・ある程度自由に動いていい
・テンポが早くて待ち時間が少ない

などです。

お子さんの特性に合っている(お子さんが過ごしやすい)か、確認しましょう。

③:先生の接し方が「ポジティブ」か

発達障害の子は、傷つきやすく、ネガティブに捉ることが少なくありません。

お子さんが「失敗した!」と感じることでも、先生の伝え方によって、お子さんは前向きになれます。


例えば、シュートを外した場面で「シュート外れたね」よりも、

『すごいシュート!ゴールまで届いたね!』という声かけの方が、良いです。

このように、同じ出来事でも、声の掛け方一つで、お子さんの気持ちは違ってきます。

また、先生の捉え方も大切になります。

・衝動性→瞬発力がある
・多動→体力がある
・空気が読めない→自分をもってる
・注意が散りやすい→視野が広い

お子さんの特性(違い)は、活かすものです。先生の捉え方は、接し方にそのまま出ます。

このような視点/スタンスを、先生が持っていると安心です。

④:「個別に配慮」してくれるか

個人差はありますが、発達障害のお子さんは、集団から外れる行動をとることがあります。

叱責!強制!ではなく、集団に支障がでない範囲で見守る、横からそっと声を掛けてくれるだけで、

お子さんは嫌な思いをせずに、参加がしやすくなります。

お子さんの特性(予想される心配な行動)を、どこまで受け入れてくれるのか?を、確認していきましょう。

⑤:体験をする

ここまで説明しました4つのポイントが押さえられたら、あとは実際に、体験するのをオススメします。

不安が強いお子様は、一度見学でも良いと思います。

一番大切なのは、お子さんの気持ちですので、

お子さんが『楽しかった!また来たい!』と思えるか?を実際に、見てるのが一番だと思います。

発達障害の子にオススメな「サッカー&運動系の習い事」

発達障害の子の習い事において、大切なのは、本人が「楽しい!」と実感できたり、「できた!」という成功体験になります。

逆に、「〇〇が嫌だった」「何回やってもできなかった」という経験は避けなければいけません。

自己肯定感が下がり、何をするにしても、「自分にはどうせできない」と物事にチャレンジする力が失われてくるためです。

個人差がありますが、本人のペース、成功体験を作ることを大切にしていきたいという方には、個別での習い事をお勧めします。

まずは、個別でできた!という経験を重ね、自信をつけることで、集団での習い事にチャレンジすると、失敗体験を積まずに、新しいことにもチャレンジできます。

詳しくは、こちらの公式サイトをご覧ください。

【公式サイト】スポーツ家庭教師ファースト

サッカーや他のスポーツも、本人が楽しくできる方法を、丁寧に指導してもらえます。

1つの習い事の選択肢として、参考にご覧ください。

「【発達障害の子がサッカーするのは迷惑?】親がしてあげたい2つのこと」のまとめ

記事のポイントになります。


発達障害の子がサッカーをして
 「迷惑になるケース」
・ チームが強豪
・チームメイト(その親)が文句を言う

✅親が「やれると良いこと」
・子どもの気持ちを聞く
・チームに本人の特性を伝えておく

発達障害の子の
 「サッカースクールの選び方」
・子どものやりたいがあるか
・子どもの特性に合ってるか
・先生の接し方がポジティブか
・個別に配慮してくれるか
・体験をする

✅発達障害の子にオススメな
 「サッカー&運動系の習い事」
スポーツ家庭教師ファースト


以上になります。

お子さんの「楽しい!できた!」に繋がる、習い事探しのお役に立てば幸いです。

【合わせて読みたい記事】

【発達障害の子向け】おすすめな習い事~ジャンル別に紹介~

【発達障害の子向け】タブレット学習

-習い事

執筆者:


  1. […] 【発達障害の子がサッカーするのは迷惑?】親がしてあげたい2つのこと […]

  2. […] 【発達障害の子がサッカーするのは迷惑?】親がしてあげたい2つのこと […]

comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

【ADHDの子ども向けサッカースクール】選び方を解説。発達障害の子は、リベルタサッカースクールがおすすめ

発達が気になる子にサッカーをさせようか迷われている方へ「子どもに合うサッカースクールの選び方が知りたい。オススメのサッカースクールがあれば、知りたい」 このようなお悩みに、お応えします。 &#x261 …

【リベルタサッカースクールの口コミ】実際の評判/批判とは【発達障害の子供に合う?】

リベルタサッカースクールが子供に合うか、知りたい方「リベルタサッカースクールって、発達障害の子も通える?実際の評判や批判など、口コミが知りたい」 こういった疑問/お困りにお答えします! &#x2611 …

【発達障害を理由に習い事を断られたら?】3つの対処法・2つの注意点

子どもの習い事で悩まれている方「子どもの発達障害が理由で習い事を断られた。何か対策ってあるのかな」 このようなお悩みに、お応えします。 ☑本記事の内容 ✅発達障害を理由に  …

【習い事でふざける子は発達障害?】5つの理由・対処法・習い事の選び方

子どもの習い事で悩まれている方「子どもが習い事でふざけちゃって困ってる。発達障害だからなの?教室にも迷惑になってるし、周りの視線も気になっちゃう。対処法が知りたい」 このようなお悩みに、お応えします。 …

【リベルタサッカースクール】月謝・支払方法・返金・退会まで。費用面を全部解説します!

リベルタサッカースクールの料金について知りたい方「リベルタサッカースクールっの月謝っていくら?他に費用かかる?月の途中で退会するときは、返金されるの?料金に関する全般のことが知りたい」 このような疑問 …

サイト作成者プロフィール

Image

発達障害/グレーゾーン/場面緘黙/不登校のお子さんとご家族の支援を、日々行っております。◇療育指導員◇相談支援員◇発達支援10年◇ブログ【週2回更新】◇twitter【毎日発信】◇長男が療育通所中◇

2023/12/18

【不登校の平均期間は?】短くなる時、長くなる時の違い(特徴)~期間より大切な7つのコト~

2023/12/14

【禁句】不登校の子に言ってはいけない言葉~8つの言葉・NGな理由~

2023/12/03

【療育に通うまでの流れ】6つのステップ、3つの注意点~目的に合った療育を選ぶ~

2023/10/24

【療育に通う基準】3つのポイント~療育を始める方が多い4つの時期~

2023/10/04

【保健室登校(別室)】成績はどうなる?よくある2つの事例と5つの対策

2023/10/03

【口に物を入れる】発達障害の子向けの対策~関わる上で大切な3つの視点~

2023/09/12

【発達障害だけど普通学級で貫き通します】事例の紹介~学級選びのポイント~

2023/09/01

【発達ゆっくりな子のその後は?】療育の現場の事例紹介~今、家族に出来ること~

2023/08/17

【学校をまた休む】不登校の復帰後の4つのポイント~再不登校の予防法~

2023/08/04

【よく寝るのは問題?】不登校の回復期のサイン・関わり方・注意点とは

2023/08/01

【療育のデメリット】3つの注意点・メリット・心構え・療育の選び方とは

2023/07/04

【不登校】学校とのやりとりで大切な3つのポイント・2つの注意点とは

2023/05/11

【療育支援員が紹介】不登校の子にオススメな習い事。4つの選ぶポイント・注意点とは

2023/03/23

【発達障害の子と担任が合わない時】3つの大切なポイント・対処法とは

2023/02/22

【通級は恥ずかしい?】通級のメリット・デメリット・通う基準について

2022/10/12

【発達障害の子向け】噛み癖に役立つグッズ5選!支援員が使う時のポイントを解説

2022/06/16

【発達障害】落ち着くグッズ20選~自閉症の子がクールダウンする時のポイント~

2022/04/27

【発達支援員が使った感想】すららの無料体験~5つの長所、4つの短所~

2022/04/06

【宿題でいつも癇癪…】発達障害の子がスムーズにできる6つの対処法

2022/03/16

【療育支援員がおすすめ】発達障害(グレーゾーン)の子向けの習い事~選ぶ時の8つのポイント~

2022/01/12

【2024年 支援員がおすすめ】発達障害の子向けタブレット学習~ADHD/自閉症の子に必要な4つの特徴~

2021/10/21

【支援級勧められたけど普通級に行った!】学級選びで大切な3つのポイント

2021/06/30

【保育園に療育を勧められたら】やるべきこと・注意点・事例を元に解説

2021/06/18

【療育支援員が紹介】発達障害の子におすすめな椅子5選!補助グッズも解説

2021/06/16

【療育に行かなかったら後悔する?】よくある5つの事例~早期療育はどの子にも良い~

2021/02/24

【特別支援学級】子どもへの説明~2つのポイント~良い/悪い7つの具体例~

2021/01/15

【療育辞めてよかった!】辞めるタイミングは4つ!事例・注意点も解説します

2020/12/07

【場面緘黙の子供】なんで挨拶が苦手なの?3つの理由・5つの接し方とは

2020/07/27

【発達障害】逆さバイバイはいつまであるの?原因と接し方について解説します

2020/06/03

【自閉症の子が夢中になる!】人気おもちゃ26選~療育支援員が紹介~

2020/05/21

【子どもの癇癪】3つの原因から考える!クールダウンの方法~自閉症の子にも有効~

2024/02/17

【学習障害】親ができること~家庭できる4つのコト・外でできる2つのコト

2024/02/16

【字を書くのが嫌いな子】4つの理由・対策~予防しておきたい注意点~

2024/02/07

【普通学級に通った】軽度知的障害の子の5つのパターン~2つの困るポイント~

2024/02/06

【母子登校】発達障害の子どもへできる5つのコト~大切な3つの視点~

2024/02/05

【発達障害の子の育児をやめたい】親の負担を軽くする4つの方法~一人で抱え込まない為に~