知的障害の本を探してる方「知的障害について学べる本が知りたい。子どもへの関わり方など、分かりやすく解説されてる本を教えてほしい」
このようなお悩みに、お応えします。
☑本記事の内容
✅知的障害の
「おすすめの本10選」
✅知的障害の本
「活用時の注意点」
以前に比べると、知的障害、身体障害、発達障害など、”障害” という言葉を耳にする機会は増えました。
一方で、
「知的障害って言葉は知ってるけど、
どんな特徴があるの?」
「具体的に、どう関わればいいの?」
と、疑問に思われてる方も多いと思います。
そこで本記事では「知的障害がよく理解できる本」を紹介したいと思います。
合わせて、本の知識を活かす上での “2つの注意点” もまとめています。
この記事の執筆者の私は、療育支援/発達相談員を10年以上しており、
発達障害のお子さん・親御さんの支援に携わってきました。
その支援経験を元に、本記事をまとめてます。参考になれば幸いです。
知的障害の「おすすめの本10選」
知的障害が「分かりやすく学べる本」を10冊紹介します。
①:知的障害のことがよくわかる本
- 知的障害を網羅的に理解できる
- ライフステージ毎の困難さの解説
(社会に出るまでの)
②:うちの子、へん? 発達障害・知的障害の子と生きる
- 知的障害の子の育児の体験談
- 親の心情・葛藤が描かれてる
③:知的障害・発達障害のある子どもの心と体を育む運動・ゲーム75
- 知的障害の子が楽しめる運動、ゲーム
- 育児、支援の場で使える豊富な内容
④:立石流 子供も親も幸せになる 発達障害の子の育て方
- “親としての心構え” が学べる
- リアルな “障害児の育児” が知れる
⑤:発達の気になる子の「困った」を「できる」に変える ABAトレーニング
- 理論として体系立てられてる
- 家族で共通認識が持ちやすい
- 家族内の考え方、関わり方の軸になる
⑥:特別支援教育が教えてくれた 発達が気になる子の育て方
- 子ども視点で、気付きを与えてくれる
- どんな子どもにも活かせる視点・関わり方が学べる
- 肩の力を抜いて読める
(専門書より読みやすい)
⑦:魔法の言葉かけ
- ABA(応用行動分析)を元に構成
- 具体的な内容で、誰でも実践しやすい
- 体系立てられていて、汎用性が高い
⑧:発達障害&グレーゾーン子育てから生まれた 楽々かあさんの伝わる! 声かけ変換
- ポジティブな伝え方が学べる
- 場面毎に使える具体的な声掛け
- 肯定的な声掛けが難しい方向け
⑨:障害のある子が将来にわたって受けられるサービスのすべて
- 福祉サービス、制度などが知れる
- 子どもの年齢、場面毎に解説されてる
⑩:まんがと図解でわかる障害のある子の将来のお金と生活
- 制度、仕組み、相談場所が知れる
- 子どもの将来の問題解決方法が知れる
(ex.親の死後、その後の生活)
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知的障害の本の「活用時の注意点」
ここでは、本の知識を活用する時の “2つの注意点” について触れていきます。
①:本の知識を「鵜呑みにしない」
②:「子どもに合わせて」カスタマイズする
1つずつ、見ていきましょう。
①:本の知識を「鵜呑みにしない」
本の知識は、あくまで基本的な考え方・視点になります。
例えば、スポーツでも型があるように、最初は全員が基本的な型を学び、
その後に、状況に合わせて使い方を変えたり、自分がより実践しやすい形に変えていきます。
本の知識を、そのまま実践しても、お子さんのタイプ・状況によっては、ネガティブに働くことがあります。
本は、基本的な知識・視点を入れる為の材料に過ぎません。
②:「子どもに合わせて」カスタマイズする
本で、基本的な知識を得たら、お子さんに合わせて、その知識(対応)を変えていきます。
ここは、お子さんや周囲の環境によって変わりますので、専門の方に相談するのが理想になります。
専門機関・先生との繋がりがない場合は、1つずつ試していきながら、良かったものを家族内でシェアする方法が良いと思います。
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「【支援員がおすすめ】知的障害の本10選」のまとめ
以上になります。
お探しの本が見つかる “キッカケ” になれば、幸いです。
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