子どもの不登校で悩まれてる方「三者面談は本人に話をさせた方がいい?嫌がってても連れて行くべき?三者面談の進め方、注意点が知りたい」
このようなお悩みに、お応えします。
☑本記事の内容
✅不登校の子の三者面談
「大切な5つのポイント」
✅三者面談で気を付けたい
「3つの注意点」
✅不登校の子に
「必要な準備」
※本記事はプロモーションを含みます
不登校のお子さんは、登校の仕方、過ごす場所、過ごす授業や時間帯など、配慮すべきことが多岐にわたります。
その中で多くの方が悩まれる1つとして「三者面談」があります。特に、本人が前向きでなかったり、不安や緊張感が強い場合、ご家族として判断が難しいと思います。
そこで本記事では、不登校の子の三者面談で押さえたいポイント・注意点をお伝えします。
この記事を執筆してる私は、不登校・療育支援を15年以上しています。
支援で携わってきた事例を通して、まとめています。参考になれば幸いです。
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不登校の子の三者面談「大切な5つのポイント」
不登校の子の三者面談で、
「大切なポイント」は、5つあります。
①:「本人の意思」を最優先にする
②:本人との「当日の流れ」のすり合わせ
(誰が話す?・何を話す?時間は?)
③:学校との「当日の流れ」のすり合わせ
④:必要に応じて面談中に「親御さんがサポート」する
⑤:面談後は「休息・リフレッシュ」をする
①:「本人の意思」を最優先にする
何よりも大切なのが、本人の気持ちになります。
・参加したいか、したくないか
・参加はするけど、話すのは嫌
・電話なら良い
など、本人の気持ちを聞きます。
“本人が望む形” を可能な限り実現する為に、学校と相談するのが一番になります。
②:本人との「当日の流れ」のすり合わせ(誰が話す?・何を話す?時間は?)
“参加する” というお話になりましたら、具体的な面談の形をすり合わせします。
・どこで話す?
・誰が話す?
・時間帯は?
・面談の時間は?
・話すのが嫌な内容は?
など、詳細を決めていきます。
本人のイメージと実際の面談の内容にギャップがあると、本人が動揺し、
場合によっては「参加しなければ良かった」とネガティブな経験に繋がる恐れがある為、丁寧に確認していきたい点になります。
③:学校との「当日の流れ」のすり合わせ
本人の意思、具体的な面談の形が本人と話せたら、その内容を学校に伝えつつ相談します。
まず、本人の意思、そして詳細(本人が参加できる形)を伝え、学校としてどこまで実現可能か確認をします。
例えば、本人が直接学校に来れなくても電話でOKという場合もあれば、面談の時間帯が本人が行けない時間帯(同級生を合う可能性がある時間帯)しかなく、難しい場合もあります。
本人と話した内容を、学校と実際の面談でどこまで形にできるか相談していきます。
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④:必要に応じて面談中に「親御さんがサポート」する
事前に本人と話をして決めていても、その場になると思わぬこともあります。
本人が話す予定だったとしても、いざ先生を目の前にしたら、質問に答えられなくなることもあります。
そんな時は状況に応じて、親御さんが変わりに話をする、面談の時間を早めに終えるなど、サポートをしていきます(本人に事前に了承を得る必要はあります)。
⑤:面談後は「休息・リフレッシュ」をする
三者面談は、不登校の子にとって、とても負担が掛かるモノです。
問題なく受け答えができたとしても、家で一気に疲れが出たり、翌日は自室で寝て過ごしたりと、反動が出ることが多いです。
そこを踏まえて面談後は、本人のコンディションに合わせて、思いっきり休んでもらうことが大切になります。
好きなことをして過ごしてもらい、十分に休息をとってもらいます。
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三者面談で気を付けたい「3つの注意点」
三者面談をする上で、
「気をつけたい注意点」は、3つあります。
①:「無理強い」する
②:本人の気持ちの変化を「受け入れない」
③:面談中の「本人のネガティブな話」
①:「無理強い」する
本人が嫌がっていたり、迷っていたり(意思表示を明確にしてない)する状態で、参加や話すことを求めるのは、避けたい点になります。
本人の意思がない状態で、参加できたとしても「本当は嫌だった」「勝手に決められた」と大人に対してネガティブな感情を抱いたり、三者面談の失敗体験に繋がる恐れがあります。
②:本人の気持ちの変化を「受け入れない」
最初は本人が「三者面談に行く」と言っていたけど、前日や当日になって「やっぱり行かない」と言った場合の対応になります。
面談日が近づき、本人の気持ちが変わったとしても「行くって言ったでしょ?先生と約束しちゃったから」など、本人の気持ちを受け入れないことは避けたい点になります。
不登校の子は、気持ちの波が大きく、当日になって変わることも多いです。
気持ちの変化は常になり、波も出やすいということを周りの大人が認識し、受け入れていくことが大切になります。
③:面談中の「本人のネガティブな話」
三者面談中に、ご家族の方が『本人がネガティブに捉えかねない話』をするのは、注意が必要になります。
例えば、
「朝なかなか起きられなくて」
「勉強の時間が少なくて」
「◯◯が難しいようでして..」
など、ご家族としては悪気ないことでも、本人としては「否定された」「先生に自分の悪い所を告げ口した」など、本人のネガティブな気持ちに繋がります。
面談中のご家族の言動には、注意が必要になります(本人の味方というスタンスが大切です)。
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不登校の子に「必要な準備」
お子さんの不登校の問題に向き合うと、あっという間に時間が過ぎると思います。
卒業までの限られた時間で考えると、数か月、気づけば数年という親御さんもいらっしゃいます。
卒業までの時間を考えると、不登校という今の困りだけでなく、今後の進路の為にも、準備したいことがあります。
その準備とは「学習対策」になります。
不登校の期間は、お子さんそれぞれで「〇〇までに問題が解決する」ということは、ありません。
不登校の子にとって、学校を休んで心身を回復させたり、自分に合った形で学校と向き合うことが大切になります。
一方で、卒業までの時間は限られていますので、並行して学習対策をする必要があります。
※お子さんが部屋にこもり、家族とコミュニケーションがほとんど取れない等の状態の場合は、本人の休養が最優先になります
学校を休んでる時間に比例して、学習の遅れは大きくなり、学校に復帰する時、もしくは別の学校や場所に通いだす時に、行き渋りの原因に繋がりやすいです。
また、進路の選択肢を狭めることにもなりますので、必要最低限の学習対策が大切になってきます。
ここでいう “学習” は、2つあります。
①:必要最低限の学力
(読み、書き、計算、文章理解など)
②:本人が望む進路に必要な学力
(本人から希望があれば)
①は、生活する上で、必要最低限の学力になります。今は電子機器も発達してる為、代わりとなる手段も増えてきてますが、それでも最低限の学力は必要になります。
②は、本人から「〇〇の学校に行きたい」「〇〇の仕事ができる学校に行きたい」など、将来の希望が出ている場合になります。
希望する進路によって必要な学力は変わるため、本人から希望がある場合は、早めに準備が始められると良いです。
次の項では、必要な学力を身に着ける為の方法の1つとして、タブレット学習をお伝えします。
✅不登校の子の「タブレット学習」
不登校の子が学習する際に、ネックになるポイントが3つあります。
①:学習の苦手意識
②:学習習慣の未定着さ
③:特性からの学びにくさ
この3つのネックに対して、フォローしつつ学習が進められるのが、タブレット学習になります。
それぞれのネックに対して、タブレット学習がどうアプローチしてくれるのか、お伝えしていきます。
①:学習の苦手意識
学習の失敗体験が多かったり、逆に成功体験が極端に少ない場合に、苦手意識が付きやすいです。
タブレット学習では、苦手意識がある子も良い意味で、少しゲーム感覚に近い形で取り組めるよう、ポイント制(トークンシステム)を導入されてます。
問題を解く度にポイントが貯まり、貯まったポイントとアイテムを交換することで、自分だけのコレクションを作ることができます。
コレクションを集めることが好きだったり、目に見えて進捗が分かる方が楽しめる子には、特に合っています。
このように、“勉強感” を薄め、苦手意識よりも楽しさが上回る様に勉強できる工夫がされています。
②:学習習慣の未定着さ
不登校の子は、生活リズムが不規則な子が少なくありません。そのため、昼に起きて、ゲームや動画を見て1日を過ごす子も多いです。
生活リズムが整っていない為、学習するタイミングも安定せず、習慣化に難しさがあります。
生活リズムがすぐに整うのなら、生活リズムを規則正しくした上で学習をするのが効果的ですが、不登校の子にとって、それは簡単なことではありません。
それであれば、今のお子さまの生活リズムに合わせつつ、その日のコンディションに合わせて学習する形の方が良いです。
タブレット学習では、1日の課題量が決められている為、1日の中で、いつ解いても問題ありません。
塾や家庭教師のように、曜日や時間が固定されているわけではない為、本人のタイミングで学習することができます。
不登校の子の習い事は、お子さんのその日の気分によって、参加できない場合も少なくありません。
まずは、”その日の課題をこなす” を目的に、学習習慣を少しずつ作っていけるのが、お子さんに無理をさせずにできる、現実的な方法になります。
③:特性からの学びにくさ
不登校の子の中には、頑張ってるけど定着しない子がいます。
例えば、その場では理解して覚えたのに、時間が経つと忘れてしまうケースです。
これは、本人の特性(学びやすさ)と学習方法が合っていない場合が多いです。
特に市販教材やドリルで結果が出なかった子は、タブレット学習を試してみるのは、良いと思います。
タブレット学習では、特性に配慮されたPGMが豊富になります。
視覚優位(目から入りやすい)、聴覚優位(耳から入りやすい)のお子さんに合わせたアニメーション解説、音声解説で、理解の手助けをします。
また、解答結果から自動分析し、本人に今取り組むべき問題を抽出してくれます。
本人に今必要な課題が、本人が理解できるように、提示・解説してくれるのがタブレット学習になります。
その他のメリット、デメリットなど詳しい内容は、こちらの記事をご覧ください。
発達障害に関わらず、学習に困りを抱えた子にとって、参考になる情報になります。
1つの学習方法として、参考になれば幸いです。
「【不登校】三者面談で押さえておきたい5つのポイント~3つの注意点~」のまとめ
記事のポイントになります。
✅不登校の子の三者面談
「大切な5つのポイント」
・本人の意思を最優先にする
・本人との「当日の流れ」のすり合わせ
(誰が話す?・何を話す?時間は?)
・学校との「当日の流れ」のすり合わせ
・必要に応じた面談中の親御さんのサポート
・面談後は休息・リフレッシュをする
✅三者面談で気を付けたい
「3つの注意点」
・無理強いする
・本人の気持ちの変化を受け入れない
・面談中の本人のネガティブな話
✅不登校の子に
「必要な準備」
・学習の成功体験を作る
・学習習慣の定着
・本人の特性に合う学習法
・タブレット学習
以上になります。
本記事が参考になれば幸いです。
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