不登校

【不登校】学校に行き始める前、行き始め後に押さえたい8つのポイント・注意点

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子どもの不登校で悩まれてる方「不登校の子が学校に行き始めた時に、気をつけた方が良いことが知りたい」

このようなお悩みに、お応えします。

☑本記事の内容



学校に行き始め “前” に
 「大切な5つのポイント」

✅学校に行き始め “後” に
 「大切な3つのポイント」

✅学校の行き始めの
 「3つの注意点」


不登校の子が
 「備えたいこと」


不登校のお子さんの多くは「再登校」という形で学校に行き始める時期があります。

ただ、翌日にすぐ休んでしまう子もいれば、数日行けたけどまた不登校に戻るお子さんも少なくありません。

学校の行き始めの時期で、何をしてあげるのが良いのか、悩まれてる方は多くいらっしゃいます。

不登校の学校の行き始めの時期は、事前の準備と学校に行ってる間にする2つの考え方が大切になります。

そこで本記事では不登校の学校の「行き始め前、後で大切なこと・注意点」をお伝えしたいと思います。

この記事を執筆してる私は、不登校・療育支援を10年以上しています。

現場で支援で実際に効果があった視点や手立てをまとめています。

参考になれば幸いです。

学校に行き始め “前” に「大切な5つのポイント」

学校に行き始め “前” に「大切なポイント」は、

5つあります。



①:本人と「頑張るライン」を決める

②:本人と「休むライン」を決める

③:家庭内・学校と「すり合わせ」する

④:本人が「気持ちを話せる場」を作る

⑤:家族が「相談できる人」と繋がっておく


①:本人と「頑張るライン」を決める

本人と家族で「◯◯までできたらOK」というラインを決めます。

例えば、

「好きな科目だけ参加する」
「調子が良ければ教室で参加。辛くなったら保健室に移動する」
「午前中だけ参加して、お昼で早退する」

このように、「ここまでできたら十分だよね!」というラインを一緒に決めます。

ポイントは、本人ができる範囲のこと・本人が納得してること、になります。

本人にとって難しいラインですと、失敗体験になり「やっぱり自分にはできない」と自己肯定感が下がります。また本人が納得してないと、「大人に勝手に決められた」「本当は◯◯が良いのに..」というネガテイブな気持ちに繋がります。

絶対に達成する!という目標の意味合いではなく「今日は◯◯まで出来たね!」という本人の成功体験に繋げやすくする為に、ハードルを下げていきます。

②:本人と「休むライン」を決める

「頑張るライン」を決めたら、逆に「休むライン」も決めます。

不登校の子は、自分の限界が掴めていなかったり、周囲の期待に応えようと無理をする場合が多いです。

明確に休むラインを決めておかないと「まだ頑張れる」となり、無理をした結果、体調を崩したり学校を長期間休むことに繋がります。

学校を休むことは悪いことではないですが、本人が頑張ろうとして結果的に休む結果になると、本人の失敗体験になる為、事前に休むラインを決めて、自分の体調管理を適切にできるサポートをする必要があります。

例えば、下のような休むラインがあります。

・1日登校したら1日は休む
・苦手な科目がある日は休む
・コンディションが2以下なら休む
(コンディションを5段階で決めて)

本人と決めて、本人が納得できるラインを決めていくことが大切になります。


③:家庭内・学校と「すり合わせ」する

頑張るライン、休むラインが決まりましたら、家族間で共有し、家族間で共通認識が持てたら、学校ともすり合わせします。

学校が柔軟に合わせてくれるスタンスでしたら、本人と決めた頑張る・休むラインを共有します。

学校が合わせてくれるか微妙な場合は、学校としてどこまでOKなのか、相談する形になります。

学校とのやりとりのイメージが湧きづらい方は、こちらの記事をご覧ください。

【不登校】学校とのやりとりで大切な3つのポイント

④:本人が「気持ちを話せる場」を作る

学校に行くことは、本人にとって、心身の大きなエネルギーを使います。

疲れやストレスが溜まり、生活の様子で出ることもあります。

疲れやストレスが溜まったときに、適切に発散できる1つの方法として、本人の話を聞いてもらえる場があると良いです。

本人が信頼している人になります。

・家族
・親族
・学校の先生
・療育の先生
・習い事の先生


理想は、療育など定期的に “生活から離れて話を聞いてもらえる場” があると良いです。

振り返れたり、リフレッシュできる場として大切になります。

「何かあれば、◯◯が話を聞いてくれる」という安心感が、本人を支える要素になります。

⑤:家族が「相談できる人」と繋がっておく

本人同様に家族が相談できる人と繋がっておくことも大切になります。

お子さんの不登校は、家族として、何が正解が分からないまま試行錯誤して生活する為、負担が大きいですし、将来など今後の不安も尽きないものです。

普段の本人への関わり方、今後のことなど、気軽に相談できる方と繋がっておくのは大切になります。

話を聞いてらもらえる安心感もあれば、本人への関わりを客観的に伝えてもらえう場は貴重になります。

理想は、療育や不登校支援を専門とした先生に繋がり、相談できる状態を作っておくのが良いです。

【関連記事】

【不登校の小学生】家での過ごし方は何が大事?4つのポイント・注意点

学校に行き始め “後” に「大切な3つのポイント」

学校に行き始め “後” に「大切なポイント」は、3つあります。



①:本人の「コンディション」の確認


②:疲れが溜まったら無理せず「休む」


③:いつ休んでも良い様に「準備しておく」


①:本人の「コンディション」の確認

いざ学校に行き始めたら、本人のコンディションを定期的に確認していきます。

・帰宅後の表情、声のトーン
・帰宅後の過ごし方
・翌朝の様子

(いつもより起きづらくないか)
・翌日の過ごし方

登校は負担が大きいため、その負担が本人の限界を超えていないか、本人の様子を見ながら判断していきます(上記のポイントは変化が出やすいです)。

イライラしやすくなったり、不安感が強くなったり、帰宅後は疲弊してぐったりしていたり、翌朝は朝起きるのがいつもより辛そうだったり、様子が出やすいです。

継続して明らかにコンディションが悪そうな場合は、学校を休んだり、学校で過ごす時間を減らすなど調整が必要になります。

②:疲れが溜まったら無理せず「休む」

本人の負担が明らかに大きい場合は、休むことが必要になります。

ただ本人の気持ちが大切になるため、大人側だけでは決められません。

「学校から帰ってきて、ずっと横になってぐったりしてるから、疲れてそうに見えるけど、どう?」

と聞いてみて、本人から「うんん。疲れてる..」という反応が返ってくれば、

「そうだよね。学校は疲れるよね。疲れたら休んでもいいと思うけど、どう?」と、休むのも1つだということを伝え、一緒に決めていきます。

③:いつ休んでも良い様に「準備しておく」

「学校の行き始め」は何があるか分かりません。当日の朝に「やっぱり休む」という場合もあれば、急な早退もあります。

本人の様子に合わせて対応できるように、家族で準備していくことが大切になります。

また、学校はいつでも休んでいいよ、というスタンスを家族が見せることも大事です。

本人として「辛かったら休んでも良いんだ」と思え、結果として学校に行く安心感にも繋がります。逆に学校を休めない(休みづらい)状況ですと、本人が無理を続ける中で、結果的に学校を休むことになり失敗体験に繋がり、不登校問題はより難しくなります。

【関連記事】

【よく寝るのは問題?】不登校の回復期のサイン・関わり方

学校の行き始めの「3つの注意点」

不登校の子の、

学校の行き始めの「注意点」は3つあります。



①:本人の「エネルギー切れ」

②:「一喜一憂」しない

③:「休み=悪い」と思わない

①:本人の「エネルギー切れ」

学校の行き始めは、気を張っているので一時的に頑張れることも少なくありません。

個人差がありますが、その中でもエネルギーが切れて、疲れて切ってしまいタイミングがあります(そのまま登校できる子もいます)。

本人のエネルギーが切れてる状態になるのを避けることが重要ですので、コンディションの変化を把握することが大切になります。

②:「一喜一憂」しない

不登校のお子さんが学校に行けることは、家族や先生にとってとても嬉しいことです。

本人も家族も頑張った結果学校に行けてることですので、それは素晴らしいことだと思います。

ただ、不登校の子は気持ちに波があり「一時的に学校に行けてる」という場合も多いです。

1つ1つの言動に一喜一憂はせず、心の中では喜びつつ「今は調子が良い時なんだなぁ」ぐらいに捉える方が良いです(不登校の子は実際に波が大きいため)。

周囲の大人の期待は、不登校の子はすぐ察知し、プレッシャーになります。

ご家族も「行けると思ったのに..」と気持ちが沈むキッカケにもなると思います。

本人、家族にとっても、一喜一憂しないことは大切になります。

③:「休み=悪い」と思わない

周囲の大人が「休み=悪いこと」と思わない、思ってないというスタンスを見せることが大切になります。

学校を休むことは悪いことでなく、本人を守るために必要な対処の仕方になります。

「学校に行けないとダメ」「他の子はできてるのに」という視点を持つことで、本人は察知し、そしてプレッシャーになり、自分の殻に一層閉じ籠もるようになります。

「辛かったら休んでもいいんじゃない?」ぐらいのスタンスの方が、お子さんの自己肯定感の低下も、違ってきます。少なくとも家庭内で本人が否定されない環境を作ることが、大切になります。

【関連記事】

【別室登校の過ごし方】メリット・デメリット・教室へ復帰する5つのポイント

不登校の子が「備えたいこと」

ここでは、中長期的な視点で、不登校の子が「備えたいこと」をお伝えします。

不登校の問題は、完全解決ということは少なく、落ち着いたと思ったら、担任やクラスメイトにとって、問題が再び起こることも多いです。

そのため、登校が安定しないことも想定して、将来に向けた準備を始めることが大切になります。

将来に向けた準備とは、 “学習サポート” になります。

不登校期間が長い子ほど、学習の遅れは大きくなり、進学・将来の選択肢で困りやすくなります。

学習の遅れをカバーし、本人に必要な選択肢を減らさない為に、早めの学習サポートが大切になります。

塾や家庭教師も選択肢の1つですが、慣れない人への不安・緊張感が高い子には、まず自宅学習が始めやすいです。

不登校の子にとって、大切なのは、

・自分のペースで進められる
(コンディションに合わせられる)

・安心できる環境

(不安が勉強の妨げにならない)

・分かりやすい解説

(学習の意欲が高まる)

成功体験が積める
(自己肯定感の向上)

これらの要素が大切になります。

またお子さんの学習状況によっては、学習習慣の定着、過去の学習内容の復習(忘れない為)の方が優先度が高い場合もあります。

✅学習の遅れは「タブレット学習」で対策

不登校の子の自宅学習の1つに、
「タブレット学習」があります。

一言でいうと「その子に必要な学習課題を出し、丁寧に解説してくれる学習」になります。


本人の回答結果をAI分析し、本人に必要な学習課題を自動抽出してくれます。解説は、アニメーションや音声解説があるため、教科書やドリルの学習が苦手な子にも向いています。


取り組むべき課題は自動で出される為、問題を解くことだけに集中しやすくなります(解く問題を探す段階で、モチベーション、集中力が切れる子がいる為)。

また学力だけでなく、本人の気持ちにもポジティブな影響があります。

「◯◯なら自分にもできる!」
「◯◯(単元)まで進んだ!◯点とれた!」

など、学校で積みづらかった成功体験が、自宅で積みやすくなります。

自分に合った学習方法を見つけ、繰り返し学習することで自信に繋がります。

進学、新しい場所に進む上で、大切な自己肯定感を上げる、大切な経験が積めます。

タブレット学習の、その他のメリット・デメリットなど、詳細は下の記事にまとめています。

学習方法の1つとして、情報を集めたい方にも、参考になると思います。

発達障害(グレーゾーン)の子をテーマにしていますが、不登校の子にも、共通する内容になっています。

【療育支援員がおすすめ】発達障害の子に良い タブレット学習

「【不登校】学校に行き始める前、行き始め後に押さえたい8つのポイント・注意点」のまとめ

記事のポイントをまとめます。


✅学校に行き始め “前” に
 「大切な5つのポイント」
・本人と頑張るラインを決める
・本人と休むラインを決める
・家庭内・学校とすり合わせする
・本人が気持ちを話せる場を作る
・家族が相談できる人と繋がっておく

✅学校に行き始め “後” に
 「大切な3つのポイント」
・本人のコンディションの確認
・疲れが溜まったら無理せず休む
・いつ休んでも良い様に準備しておく


学校の行き始めの
 「3つの注意点」

・本人のエネルギー切れ
・一喜一憂しない
・休み=悪いと思わない

不登校の子が
 「備えたいこと」
・早めの学習フォロー
・自分に合う学習方の把握
・学習の成功体験を積む
・タブレット学習


以上になります。

【関連記事】

【担任が何もしない】不登校の子が困らない為の3つの対策

-不登校

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発達障害/グレーゾーン/場面緘黙/不登校のお子さんとご家族の支援を、日々行っております。◇療育指導員◇相談支援員◇発達支援10年◇ブログ【週2回更新】◇twitter【毎日発信】◇長男が療育通所中◇

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