習い事

【ピアノは効果あり?】発達性協調運動障害の子への効果とは。注意点も解説

投稿日:2021年11月11日 更新日:

発達性協調運動障害の子で悩まれている方「発達性協調運動障害の子にピアノは良いの?メリット・デメリットが知りたい。発達性協調運動障害の子におすすめなピアノ教室があれば教えてほしい」

このようなお悩みに、お応えします。

本記事の内容



✅発達性協調運動障害の子が
 ピアノをする「メリット」

発達性協調運動障害の子が
 ピアノをする「デメリット」

発達協調性運動障害の子が
 ピアノをする時に「一番大事なこと」

✅オススメの「ピアノ教室」


※記事内にプロモーションが含まれます


お子さんが運動が苦手だったり、手先が不器用だと、自信を失ってしまうのではないか、心配になりますよね。

そんな中、「ピアノは手先を動かすのに良い」などの情報もあったりします。実際は、どうなのでしょうか。

この記事を執筆している私は、発達支援を15年以上しており、その中には発達性協調運動障害の子も多くいらっしゃいました。

私の息子も、発達協調性運動の診断を受けており、就学前は療育に通っていました。

その支援・育児経験を元に、本記事をまとめています。参考になれば幸いです。

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学習方法の1つとして、参考になれば幸いです。

発達性協調運動障害の子がピアノをする「メリット」

発達性協調運動障害の子がピアノをする「メリット」は、2つあります。

一緒に見ていきましょう。



①:体を使う「楽しさ」を知る

②:自信がつく
 (自分のやり方・ペースを知る)


①:体を使う「楽しさ」を知る

発達性協調運動障害の子に、一番必要なのは、『体を使うことの楽しさ』になります。

大人はつい「もっと練習しなきゃ」と、訓練に近いことを、求めやすいです。

ただ、体を使うことが苦手な子が、訓練的なことを求められても、辛くなっしまい「もうやりたくない!」と、嫌になってしまいます。

逆にいうと、「体を使う楽しさ」が実感できれば、自分から取り組んでくれます。

まずは、「お子さんが楽しむ(ピアノで手先を使う)」を目的に、機会を作ることが、大切になります。

②:自信がつく(自分のやり方・ペースを知る)

ピアノをする(手先を使う)ことが、楽しくなってくると、自分からピアノに触ることが多くなります。

少しずつできることが増え、周りからほめられることで、自信に繋がります。

「自分はこうやればできる!」と実感が持てると、自分に自信を持つことができます。

ちなみに、この自信は自己肯定感ともいわれ、お子さんの全ての原動力になります。

物事に取り組む活力になりますので、とても大切になります。

お子さんに自信がなく、「自信をつけさせてあげたい」という方は、

【子供の習い事】自信をつけさせる習い事の選び方 をご覧ください。

「自信がつきやすい習い事」に関する情報を、まとめています。

発達性協調運動障害の子がピアノをする「デメリット」

発達性協調運動障害の子がピアノをする「デメリット」は、2つあります。

あくまで、可能性というお話になります。

これから説明するデメリットは、『大人の考え方・お子さんへの関わり方』で、防ぐことができます。

1つずつ、一緒に見ていきましょう。

①:「自信をなくす」可能性

体を動かすことが苦手な子が、ピアノをすることで、失敗体験に繋がる可能性があります。

お子さんが、「やってもできない!」、「つまんない!」となることがあります。

ここで大切なことは、『お子さんの小さな成功体験』を積み、お子さんに実感してもらうことです。

小さな成功体験というのは、“些細なできたこと”のことです。

例えば、ピアノの場面でしたら…

・両手が使えてる
・前回より曲が進んだ
・前回よりミスが少ない
・音が大きい(しっかり弾けてる)


「え?こんなことほめるの?」と感じる方が多いかもしれませんが、

お子さんが「できてる!嬉しい!」は、モチベーション・継続に繋がっていきます。

②:「親子関係が悪化」する可能性

よくあるのが、お子さんがピアノがうまくいかず、親御さんが怒ってしまうパターンです。

もちろん、親御さんとしては、「1つでも多くのことができる様に」、「少しでも練習してほしい」というお子さんを想ってのものです。

ただ、お子さんとしては不満がたまり、親御さんとの関係性が悪くなります。

これが何ヶ月も続くと、親子のコミュニケーションが「促し・指摘・叱責」など、

ネガティブなやりとりが中心になり、親子関係が悪くなります。

発達協調性運動障害の子がピアノをする時に「一番大事なこと」

発達協調性運動障害の子がピアノをする時に「一番大事なこと」 は、3つあります。

チェックポイントもあるので、合わせて一緒に見ていきましょう。



①:「本人が」望んでいるか

②:子供の「特性に配慮」してくれるか

③:「成功体験」が積めるか


①:「本人が」望んでいるか

お子さん自身が「興味がある・やってみたい」という気持ちがあるのか、という点になります。

当たり前に感じられるかもしれませんが、よくあるのが、親御さんがピアノを習っていたから、それを理由にお子さんにも習ってもらおうとすることです。

お子さんの気持ちを確認した上で、機会を作ることが、一番大切になると思います。

お子さんに、やってみたいか聞いてみて、『やりたい!』などの発言があれば、お子さんは安心だと思います。

✍チェックポイント



□お子さんが興味をもっているか



□お子さんから「やりたい!」の
 発言があるか

※とりあえずやってみる!でもOK


②:子供の「特性に配慮」してくれるか

発達性協調運動障害の子は、その子のペースに合わせて進めることが、大切になります。

お子さんに合った課題の難易度・進むペースがあるので、お子さんに合わせながら調整してもらうことが、必要です。

動作を1つずつ確認しながら進めたり、時間をゆっくりかけることで、上手くいくことが多いです。

このような配慮があるかどうかは、お子さんが「その習い事で、安心して参加ができるのか?」という点に繋がる、とても大事なポイントになります。

✍チェックポイント



□お子さんが安心できる声掛けがあるか



□感情的に怒られる・否定されることはないか



□お子さんが困ったら、フォローしてくれるか



□お子さんの様子に合わせて、内容・スピード調整してくれるか


③:「成功体験」が積めるか

自分のやってることが上手くいかなかったら、モチベーションは下がり、習い事にも行きたがらなくなります。

親御さんが色んな調整をし、一生懸命通っている習い事なのに、もったいないですよね。

習い事を通して、成功体験が積めれば、積極的に参加でき、楽しみながら、より多くのことを学べます。

また習い事に関わらず、意欲が高まるので、新しいことにチャレンジする積極性も身に付きます。

⚠「訓練」を目的にしない

習い事を選ぶときに、お子さんの『苦手の克服』という視点だけで、選ばないようにしましょう。

親御さんが「克服」の念頭に置いていると、お子さんとしては「ダメな所は治すための習い事」と認識してしまいます。

言葉で発さなくても、お子さんは察します。

それよりも、「うちの子はピアノに興味があるから、一回経験させてあげよう」

ぐらいの気持ちの方が、親御さんもお子さんも気持ちに余裕が生まれ、結果として上手くいきやすいです。

オススメの「ピアノ教室」

おすすめのピアノ教室は2つになります。

ここまで「発達性協調運動障害の子がピアノをするとき」の大事な点に、触れてきました。

ピアノ教室となると、結局は、人(先生)が全てです。

これまでお伝えしたポイントを押さえた先生を、探していくことが大切になります。

その中でも、”個別指導・お子さんのペース”に合わせてくれる教室を紹介します。

お子さんが安心できる先生を、見つけていきましょう。

✍椿音楽教室

こんな方におすすめ

・実績ある先生に指導してほしい
・担当制がいい
・子供に合ったカリキュラムを作ってほしい
・オンラインレッスンも活用したい

上の項目に2つ以上当てはまるなら、無料体験をお勧めします。

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✍シアーミュージック

☑こんな方におすすめ

・子どもに合った講師を指名したい
・子どもに自信をつけてほしい
・選択肢が多い方がいい(コース)
・都合に合わせて好きな日時を選びたい

上の項目に2つ以上当てはまるなら、無料体験をお勧めします。

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「【ピアノは効果あり?】発達性協調運動障害の子への効果とは。注意点も解説」のまとめ

記事のポイントをまとめます。



ピアノをするメリット
・体を使う「楽しさ」を知る
・自信がつく
 (自分のやり方・ペースを知る)

ピアノをするデメリット
・自信をなくす可能性
・親が怒り親子関係が悪化する可能性


ピアノをする時に一番大事なこと
・本人が望んでいるか
・子供の特性に配慮してくれるか
・成功体験が積めるか

オススメの習い事(参考例)
・椿音楽教室
・シアーミュージック


以上になります。

本記事がお子さんに合った習い事が、見つかるキッカケになれば、幸いです。

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