家での関わり方/その他

【宿題をやらない子が激変!】発達障害の子に効果的な4つの対処法とは

投稿日:2022年6月7日 更新日:

発達障害の子の宿題で悩まれてる方「子どもが宿題をやらなくて困ってる。発達障害の子が宿題がやれる様になる方法を教えてほしい」

このようなお悩みに、お応えします。

☑本記事の内容



✅宿題をやらない
 「4つの理由」

✅宿題をやらない時の
 「4つの対処法」

宿題をやらない子の
 学習対策」



※本記事はプロモーションを含みます


お子さんの年齢が上がってくると、宿題が悩みの1つになる…という方も、多いのではないでしょうか。

本記事では、そんなお悩みにお応えする為に、

発達障害の子が宿題をやらない「4つの理由・対処法・家庭以外での対策」をお伝えしたいと思います。

この記事の執筆者の私は、お子さんの療育/学習支援を15年以上しています。

その支援経験を元に、本記事をまとめています。

参考になれば幸いです。

宿題をやらない「4つの理由

宿題をやらない「理由は、4つあります。

①・②の場合が最も多いです。



①:「モチベーション」が低い

②:「苦手意識」がある

③:「きりかえ」に時間がかかる

④:宿題自体を「忘れてる」


①:「モチベーション」が低い

宿題に対する “モチベーションが低い状態” になります。

つまり、宿題をすることに “メリットを感じてない状態” です。

宿題をするメリットがない⇨モチベーションが低い⇨宿題をやらない


このような悪循環になっています。

②:「苦手意識」がある

宿題(勉強)が難しく「やってもできない」と思ってる状態になります。

理由は、失敗体験が多い(もしくは成功体験が少ない)為です。

今まで「宿題をやっても、出来なかった(やったけど指摘された・怒られた)」という経験が積み重なり、

・やってもできない
・やっても指摘される/怒られる


という気持ちになり、結果として「宿題をやらない」に繋がります。

後ほど解説しますが、お子さん自身が

「これならできそう(できるかも)」と思えないと、宿題に取り組むのは、なかなか難しいです。

③:「きりかえ」に時間がかかる

宿題というより、”他のもの” に夢中になり、やめられない状態になります。

“他のもの” というのは、例えば…

・ゲーム
・マンガ/アニメ
・ユーチューブ

などになります。

つまり、”家庭にある誘惑” になります。

これらの誘惑に引っ張られて、宿題に影響が出てしまいます。

④:宿題自体を「忘れてる」

“宿題そのもの” を忘れている場合になります。

本人に悪気なく、周りから声を掛けられないと、忘れたままのこともあります。

注意が移りやすかったり、注意散漫なタイプの子に多いです。

宿題をやらない時の「4つの対処法」

宿題をやらない時の「対処法」は、4つあります。

原因別に、1つずつお伝えします。



①:「宿題するメリット」を考える
 (原因:モチベーションが低い)

②:「成功体験」を作る
 (原因:苦手意識がある)

③:宿題前の「ルーティーン」を作る
 (原因:きりかえに時間かかる)

④:宿題を思い出せる「環境」を作る
 (原因:宿題自体を忘れてる)


①:「宿題するメリット」を考える(原因:モチベーションが低い)

お子さんが “宿題をしたことによるメリット” を考えます。

例えば…

・宿題が終わり次第、18時までゲームできる
・大人に褒めてもらえる
・好きなお菓子が1つ食べれる


このように、お子さんが “宿題をやったからこそ得られるもの”(メリット)が、大切になります。

宿題の正解数・終わった時間に応じて、遊べる時間が伸びたり、ほめてらもえたら、

モチベーションに繋がりやすくなります。

お仕事と同じで、自分が出した成果(宿題の正解数・終わった時間)に応じて、

もらえる対価(ゲームの時間・好きなお菓子など)を変えることで、

お子さんの「頑張ろう!」に変わっていきます。

②:「成功体験」を作る(原因:苦手意識がある)

苦手意識がある子は、下の特徴があります。

・失敗体験が多い
・成功体験が少ない


そのため、失敗体験を減らし、成功体験は増やしてく必要があります。

お子さん自身が、「できないと思ったけど、やってみたら少しできた…もしかしたら出来るかも」

と思えるように、大人が一緒にお手伝いをします。

ここの手伝う目的は、”宿題を終える” 為ではなく、

“宿題ができた!という実感を、本人に持ってもらう” ことです。

宿題ができる様になってきたら、大人の手伝いを減らし、

本人が自分の力で取り組める割合を増やしていきます。

最終的には、大人の手伝いがない状態で、宿題ができる様になるのが、一番ですよね。

お子さんに自信をつけてもらいながら、本人の “自分でできる時間” を増やしていきましょう。

③:宿題前の「ルーティーン」を作る(原因:きりかえに時間かかる)

宿題をする前に、違うものに気を取られ、

きりかえが難しい(宿題に取りかかれない)場合になります。

例えば、”きりかえ” を難しくしてる原因が、ゲームでしたら、

宿題を終えるまでには、触れない様なルーティーンが作れると良いです。

帰宅したら…

①手洗い/うがい
②明日の準備
③宿題
④おやつ
⑤ゲーム


このように、”帰宅後にやること” を決めていきます。

また紙に書き出して、リビングなど家族みんなで確認できる様に貼っておくのがオススメです。

本人も家族も確認できますし、家族がお子さんをほめるキッカケにもなりやすいです。

お子さんが納得していれば、約束をする形でも大丈夫です。

⚠思春期のお子さんの場合「一緒に決める」

お子さんが思春期だったり、自分の意思を明確に持っている場合は、一緒に決められると良いです。

「どういう順番で宿題やりたい?」と聞いて、本人に決めてもらうイメージになります。

もし自分で決められない場合は、「帰ってきたらすぐ宿題やる?」「おやつ食べてからやる?」など、

選択肢の中から選んでもらっても、大丈夫です。

④:宿題を思い出せる「環境」を作る(原因:宿題を忘れてる)

宿題自体を忘れてしまってる場合は、“思い出せる環境” が大切になります。

発達障害の子の中には、忘れやすい特性を持ってる子がいます。

生まれ持った特性ですので、本人の意思(精神論)で忘れない様にするのは、難しいです。

それよりは、忘れても大丈夫な様に、思い出せる環境が作れると安心です。

例えば…

・アラームを掛けておく
・ドアに付箋を貼っておく
・リビングのテーブルに紙を貼っておく

このように、本人の意思に関わらず「宿題が思い出せる環境」が作っておけると、

宿題にも、取り組みやすくなります。

宿題をやらない子の学習対策」

ここまでは「宿題に取り組む」ための方法について、お伝えしました。

ただ、宿題ができたとしても、学力としては不十分な子も少なくない為、そしてお子さんの進学・将来の選択肢を減らさない為に、ここからは「学習対策」について、お伝えします。

「宿題」が短期的な視点で、これからお伝えする「学習対策」は、中・長期的な視点になります。

教科書・市販のドリル・プリント学習など、本や紙を使った学習で成果が出なかった子向けの学習対策になります。

それは、タブレット学習になります。

✅タブレット学習

宿題をやらない子が、タブレット学習が良い理由は、3つあります。

①:「ゲーム要素がある」学習PGM

学習意欲が低い子には、まず学習に取り組み「これならできそうかも」「案外問題解けるかも」というポジティブな実感を持ってもらう経験が必要です。

タブレット学習は、キャラクターが話をしながら進めてくれる対話型で学習が進み、問題を解くとポイントが加算され、アイテムをゲットできるなど、ゲーム要素が豊富にあります。

まずは、机上課題・プリント学習に苦手意識がある子には、学習習慣を身に着けるために、タブレット学習が活用できると、長い目で見た時に、学習のベースとなる “学習姿勢の定着” に繋がります。

②:「特性に配慮」された解説

タブレット学習には、発達障害に配慮された学習PGMがあります。

発達障害の専門家が監修し、発達障害など様々な特性がある子に学びやすい様、配慮されてます。

例えば、筆算を学ぶときに、全体像から理解しやすい子(同時処理)は、1枚の図で筆算の手順が把握できるような解説が効果的ですし、

1つずつ情報を処理すると理解しやすい子(継次処理)は、手順をステップ1、ステップ2~など、手順を1つずつ分けて解説が合っています。

このように、お子さんの得意な学び方に合わせて、解説が活用できる良さが、タブレット学習にはあります。

もしかしたら「うちの子の得意な学び方が分からない..」という方もいらっしゃるかもしれませんが、大丈夫です。

お子さんの得意な学び方が分からない場合は、それぞれの解説を活用し、どの解説が一番理解しやすかったか、本人に聞くのが良いです。

③:「専門の先生」からのアドバイス

発達障害の専門にしたタブレット学習では、専門の先生に相談することができます。

学習計画の立て方、方向性、具体的な家での指導方法など、広い範囲で相談ができます。

家庭だけだと「この方向性で間違ってないかな」「この声掛けは本人に合ってるのかな」という不安がある方も、専門家に定期的に相談できれば、安心感が違うと思います。

ここまでタブレット学習についてお伝えしましたが、他にも、お子さんの解答結果を分析し、本人に合う学習課題を提示してくれたり、保護者が遠隔でも学習進捗・結果が把握できるレポートがあったり、逆にデメリットなどもあります。

詳しい情報を知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

【療育支援員がおすすめ】発達障害の子に良い タブレット学習

特性ある子の1つの学習サポートとして、参考になれば幸いです。

「【宿題をやらない子が激変!】発達障害の子に効果的な4つの対処法」のまとめ

記事のポイントになります。



宿題をやらない
 4つの理由」
・モチベーションが低い
・苦手意識がある
・きりかえに時間がかかる
・宿題自体を忘れてる

宿題をやらない時の
 4つの対処法」
・「宿題するメリット」を考える
・「成功体験」を作る
・宿題前の「ルーティーン」を作る
・宿題を思い出せる「環境」を作る

宿題をやらない子の
 学習対策」

・学習の成功体験を積む
・学習意欲を高める
・タブレット学習
・専門家への定期相談


以上になります。

本記事が参考になれば幸いです。

【関連記事】

【発達障害の子向け・タブレット学習】すららの発達障害の子の評判

【療育支援員が解説】発達障害の子におすすめなドリル

-家での関わり方/その他

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

【発達障害】クレーン現象はいつから?定型発達の子にもある?原因、接し方、相談先を解説します

子どもの発達が心配な方「子どもにクレーン現象が出て、発達障害なのか心配。クレーン現象には、どう関わればいいか教えてほしい」 このようなお悩みにお応えします。 ☑本記事の内容 &#x270 …

【イヤイヤ期の終わりはいつ?!】2つの終わりの兆候と4つの対処法とは

イヤイヤ期の子の育児に悩まれてる方「イヤイヤ期が大変。いつまで続くの?終わりの兆候ってあるの?」 このようなお悩みに、お応えします。 ☑本記事の内容 ✅イヤイヤ期の終わりの …

【場面緘黙の子供】なんで挨拶が苦手なの?3つの理由・5つの接し方とは

人前で話すことが苦手な子の育児で悩まれている方「家では普通に話せるのに、どうして外では話せないの?原因/接し方が知りたい」 このようなお悩みにお応えします。 ☑本記事の内容 &#x270 …

【発達障害を理由に習い事を断られたら?】3つの対処法・2つの注意点

子どもの習い事で悩まれている方「子どもの発達障害が理由で習い事を断られた。何か対策ってあるのかな」 このようなお悩みに、お応えします。 ☑本記事の内容 ✅発達障害を理由に  …

【幼稚園のトラブル】子どもの他害を止めたい~4つの原因/対応方法~

子どもの他害に悩まれてる方「子どもが手を出して困っている。何回言ってもやめない。対処法が知りたい」 このようなお悩みにお応えします。 ☑本記事の内容 ✅他害が出る 「4つの …

サイト作成者プロフィール

Image

発達障害/グレーゾーン/場面緘黙/不登校のお子さんとご家族の支援を、日々行っております。◇療育指導員◇相談支援員◇発達支援10年◇ブログ【週2回更新】◇twitter【毎日発信】◇長男が療育通所中◇

2023/12/18

【不登校の平均期間は?】短くなる時、長くなる時の違い(特徴)~期間より大切な7つのコト~

2023/12/14

【禁句】不登校の子に言ってはいけない言葉~8つの言葉・NGな理由~

2023/12/03

【療育に通うまでの流れ】6つのステップ、3つの注意点~目的に合った療育を選ぶ~

2023/10/24

【療育に通う基準】3つのポイント~療育を始める方が多い4つの時期~

2023/10/04

【保健室登校(別室)】成績はどうなる?よくある2つの事例と5つの対策

2023/10/03

【口に物を入れる】発達障害の子向けの対策~関わる上で大切な3つの視点~

2023/09/12

【発達障害だけど普通学級で貫き通します】事例の紹介~学級選びのポイント~

2023/09/01

【発達ゆっくりな子のその後は?】療育の現場の事例紹介~今、家族に出来ること~

2023/08/17

【学校をまた休む】不登校の復帰後の4つのポイント~再不登校の予防法~

2023/08/04

【よく寝るのは問題?】不登校の回復期のサイン・関わり方・注意点とは

2023/08/01

【療育のデメリット】3つの注意点・メリット・心構え・療育の選び方とは

2023/07/04

【不登校】学校とのやりとりで大切な3つのポイント・2つの注意点とは

2023/05/11

【療育支援員が紹介】不登校の子にオススメな習い事。4つの選ぶポイント・注意点とは

2023/03/23

【発達障害の子と担任が合わない時】3つの大切なポイント・対処法とは

2023/02/22

【通級は恥ずかしい?】通級のメリット・デメリット・通う基準について

2022/10/12

【発達障害の子向け】噛み癖に役立つグッズ5選!支援員が使う時のポイントを解説

2022/06/16

【発達障害】落ち着くグッズ20選~自閉症の子がクールダウンする時のポイント~

2022/04/27

【発達支援員が使った感想】すららの無料体験~5つの長所、4つの短所~

2022/04/06

【宿題でいつも癇癪…】発達障害の子がスムーズにできる6つの対処法

2022/03/16

【療育支援員がおすすめ】発達障害(グレーゾーン)の子向けの習い事~選ぶ時の8つのポイント~

2022/01/12

【2025年 支援員がおすすめ】発達障害の子向けタブレット学習~ADHD/自閉症の子に必要な4つの特徴~

2021/10/21

【支援級勧められたけど普通級に行った!】学級選びで大切な3つのポイント

2021/06/30

【保育園に療育を勧められたら】やるべきこと・注意点・事例を元に解説

2021/06/18

【療育支援員が紹介】発達障害の子におすすめな椅子5選!補助グッズも解説

2021/06/16

【療育に行かなかったら後悔する?】よくある5つの事例~早期療育はどの子にも良い~

2021/02/24

【特別支援学級】子どもへの説明~2つのポイント~良い/悪い7つの具体例~

2021/01/15

【療育辞めてよかった!】辞めるタイミングは4つ!事例・注意点も解説します

2020/12/07

【場面緘黙の子供】なんで挨拶が苦手なの?3つの理由・5つの接し方とは

2020/07/27

【発達障害】逆さバイバイはいつまであるの?原因と接し方について解説します

2020/06/03

【自閉症の子が夢中になる!】人気おもちゃ26選~療育支援員が紹介~

2020/05/21

【子どもの癇癪】3つの原因から考える!クールダウンの方法~自閉症の子にも有効~

2025/01/27

【まるぐランドの口コミ】発達支援員が体験した感想~メリット・デメリット・おすすめな子~

2024/12/26

【まるぐランド・天神を比較】発達障害の子向けのタブレット学習はどっち?~発達支援員が解説~

2024/12/11

【まるぐランド・すららを比較】特性ある子向けのタブレット学習~学習の成果が出るのはどっち?~

2024/02/17

【学習障害】親ができること~家庭できる4つのコト・外でできる2つのコト

2024/02/16

【字を書くのが嫌いな子】4つの理由・対策~予防しておきたい注意点~