

不登校の子で悩まれている方「不登校の子どもが母親に依存して困ってる。このままでいいのか不安。子どもにどう関わっていくべきか分からない」
このようなお悩みに、お応えします。
☑本記事の内容
✅不登校の子が
「母親に依存する原因」
✅母親に依存する
「不登校の子の接し方」
✅不登校の子の将来に向けて
「備えたいコト」
※本記事はプロモーションを含みます
お子さんが不登校ですと、「学校には行かせるべき?」「無理させないべき?」など、どうしてあげるべきか、分からなくなりますよね。
不登校のお子さんの中には、母親に依存している場合があり、接し方で悩まれる親御さんがとても多いです。
そこで本記事では、「母親に依存する不登校の2つの原因・接し方」を紹介していきます。
この記事を執筆している私は、育児・教育相談支援を15年以上しています。不登校のお子さんの支援も多くしてきました。
その経験を通して、必要な視点と具体的な関わり方をまとめています。
その支援経験・事例を通して、本記事をまとめています。参考になれば幸いです。
不登校の子が「母親に依存する原因」

原因の前に、「母親に依存する」とは、具体的にどういうものなのか、見ていきましょう。
・家の中でも常に母の近くにいる
・母が外出しようとすると不安がる
・母が家族と話していても、常に話しかける
これは一例ですが、母親に接している時間・近い距離感を求める言動が、共通して見られます。
次は、母親に依存する不登校の「原因」2つを見ていきましょう。
①:生活の中で「安心・楽しい」が極端に少ない
②:生活の中で「不安・ストレス」が極端に多い
それぞれ見ていきましょう。
①:生活の中で「安心・楽しい」が極端に少ない

日常生活の中で、お子さんが感じる『安心・楽しい』が、極端に少ない場合になります。
人は、「安心」がベースにあって、生きていけるものです。
あの有名なマズローの5大欲求でも、食事や睡眠などの次に、大事と言われています。
母親に依存してしまう不登校のお子さんは、この「安心・楽しい」が極端に少ないことが多いです。
例えば…
・家族との関係性
・家族とのコミュニケーション
・家庭環境(家にいて安心できる)
お子さんの安心になる要素が極端に少ないと、「母親に依存する」「不登校になる」など、お子さんの言動に影響が出てきます。
また「楽しい」も同じで、お子さんの原動力になるため、必須になります。
②:生活の中で「不安・ストレス」が極端に多い

日常生活の中で、お子さんが感じる『不安・ストレス』が、極端に多い場合になります。
多くの人は、「不安」を抱えながら、生きていきます。
ただその不安が「極端に多い」「極端に強い」場合は、生活に支障が出てきます。
母親に依存する不登校の子でいうと、下記が「不安の元」になっていることが、多いです。
・授業についていけない
・学校の担任が嫌い
・友人関係
・行きたくない習い事
これらの不安が強いと、不安を減らすため(自分を守る)に、「常に母親にベタベタする」など、お子さんの言動に出てきます。
✅不登校の原因は「家庭環境」が最も多い
不登校の原因というと、「いじめ」などをイメージされる方が、多いかもしれません。
でも実際は “いじめ” よりも、「家庭環境」が理由で、不登校になってる子が多いです。
母親に依存する「不登校の子の接し方」

母親に依存する「不登校の子の接し方」 は、2つあります。
不登校のお子さんにおいては、例外なく必要になると思います。
①:生活の中で「安心・楽しい」を増やす
②:生活の中で「不安・ストレス」を減らす
①:生活の中で「安心・楽しい」を増やす

お子さんの『安心・楽しい』を増やしていきます。
まず最初に、お子さんが、”何に対して”、安心を感じているのか、箇条書きしてみましょう。
例えば…
・家族にほめられる
・絵を描く
・公園で遊ぶ
・一緒に料理をする
・祖父母の家に行く
このように箇条書きにして、どれなら現実的に、頻度や時間を増やすことができるのか、確認をしていきます。
お子さんをほめる回数を増やしたり、月に1回行っていた祖父母の家に行くのを、月に2回にしたりするイメージになります。
「お子さんの安心」を書き出し、増やせるものを決めていきましょう。
②:生活の中で「不安・ストレス」を減らす

お子さんの『不安・ストレス』を減らしていきます。
先ほどを同じ様に、お子さんが何に対して不安を感じているのか、箇条書きしてみましょう。
例えば…
・学校に行く
・宿題
・担任
・学校の行事
・親に怒られる
現実的に、量や質を調整できるか、確認をしていきます。
例えばよくあるのは、宿題の量を減らしてもらったり、学校の行事は休む、などです。
あとは、親御さんが意識をして、怒る回数を減らすことも効果的です。
学校関係は、担任の先生に相談が一番になります。
もし相談できない場合は、校長先生などの管理職か、学校のスクールカウンセラーに相談するのが、良いと思います。
また「学校にいく」がストレスになっている場合は、”学校の何が”、不安なのか、お子さんに具体的に確認できると良いでしょう。
「国語の授業」「給食」など、具体的に出れば、その時間帯だけ欠席したり、
保健室で過ごして避けるなど、工夫できることがあります。
✅学校に無理に行かせることは、逆効果
お子さんが「行きたくない」と行っている状態で、学校に行かせることは、逆効果になります。
学校での失敗体験から自信を失ったり、疲弊して途中から学校にいけなくなることがあります。
不登校の子は、一見元気そうに見えますが、強い不安やストレスを抱えています。
この不安やストレスを『お子さん一人で抱え込まない様に、支えていくこと』が、大切になります。
✅ストレスを把握する方法
ストレスを数字にして、教えてもらう方法があります。
例えば、ストレスを5段階で、1が一番低く、5が一番高い、とします。
「学校の宿題は4、給食が2」など、具体的にして、親子で一緒にストレス値を確認し、
把握・工夫できる箇所を見つけていくことが、効果的です。
言語化が難しいお子さんには、数字は共通認識が持ちやすいです。
不登校の子の将来に向けて「備えたいコト」

本記事の内容を通して、お子さんの安心要素が増やし、不安要素が減らすことで、お子さん自身が安定してきたら、将来に向けた準備をすることが大切になります。
安心や不安要素を調整するのは、”今の生活” に加えて、今後の生活の為ですが、今後の進学などを見据えると、学習対策が必要になってきます。
私は、不登校の子が他の子と同じように、全く同じ内容を同じように勉強する必要はないと思ってます。
本人が最低限必要な学力さえ身に着けられれば、それ以上は本人が望まない限り不要だと思います。
最低限必要になる学力は、2つあります。
①:生きる上で必要な学力
②:進学に必要な学力
①は、読み(書き)、計算、文章読解、時間、お金など、生きる上で使う学力になります。
便利なツールも増えてますが、ツールを使うにしても、最低限本人が学力として身につける必要があります。
②は、進学したい学校、興味のある分野に進む為に必要な科目になります。他にも、論文や面接などもあります。面接は受け答えする為にも、何を質問されてるか、5W1Hで伝えられるスキルが大切になってきます。
次からは、不登校の子が学力をつけやすい “タブレット学習” についてお伝えします。
✅タブレット学習
不登校の子が学習をする上で、よくある困り事が3つあります。
この3つの困り事に対して、タブレット学習は、フォローがしやすいです。
具体的にどうフォローしやすいのか、1つずつお伝えします。
①:学習の苦手意識(成功体験を作る)
不登校の子は、学習の失敗体験が多いことで、自信を失ってることがあります。
学習の苦手意識が強く、取り組むこと自体を嫌がったり、分からない問題があると癇癪を起こしたりすることもあります。
苦手意識がある子に必要なのは、他の子と同じように学習するのではなく、小さくても良いので学習の成功体験を作ることです。
本人が嫌じゃない形で勉強に取り組み「思ったより嫌じゃないかも」「自分にも解けるかも」「問題が解けた!嬉しい!」という成功体験を重ねることが必要になります。
タブレット学習では、ゲーム要素がある学習PGMがあり、勉強に抵抗感ある子にも、取り組みやすいです。
例えば、トークンシステムと言って、問題を解く毎にポイントが貯まり、タブレット上のアイテムと交換する仕組みがあります。自分だけのコレクション完成を目指し、良い意味でゲームっぽさを感じながら、勉強に取り組める学習PGMになります。
このように、本人が勉強感を感じにくい方法で成功体験を作り、勉強に対してポジティブなイメージを持ってもらうことがポイントになります。
机上課題やプリント学習、学習ドリルなど、苦手意識がある子にとっては、アレルギー反応が出そうなぐらい嫌な学習法になる為、本人の苦手意識がなくなるまでは、避けたい所です。
②:定着のしにくさ(特性に合う学習法)
一生懸命勉強しても、時間が経つと忘れたり、問題が少し変わると解けなくなる子がいます。
家族が根気強く教えても定着しない…授業や市販教材でも、難しかった..という子は、本人の特性と学習方法が合ってない可能性があります。
特性とは、得意不得意など、生まれながらに本人が持ってる気質に近いものです。
学習でいう特性とは、学びやすさ(得意)、学びにくさ(苦手)を指し、本人の得意な学び方に合わせて、学習法を選ぶことが重要になります。
タブレット学習では、様々な特性の子が学びやすい様、学び方が豊富にあります。
例えば、聞いて覚えるのが得意な子(聴覚優位)は、音声学習が活用でき、見て覚えることが得意な子(視覚優位)は、目で見て理解を促すアニメーション解説が活用できます。
他にも、文字を見て覚える際にも、色で変化をつけたり、イラストで意味と文字を紐づけたり、動画で体感的に覚えられたり、その子が覚えやすい形で学ぶことができます。
このように、その子が一番理解しやすい学習法を見つけ、繰り返し解くことで、本当の意味で定着に繋げることができます。
③:単元選びの難しさ(解答結果を分析⇨課題提示)
不登校期間があると、学年を遡って学習する必要も出てきます。
ただ学年を遡るとなると、もはやどこから勉強すればいいのか、本人は勿論、家族も判断が難しくなります。
タブレット学習では、本人の解答結果を分析し、本人が “今取り組むべき課題” を選定してくれます。
そのため、単元選びで苦労することなく、本人に合った課題を解くことだけに集中することができます。
専門家でない人が判断すると、単元のズレや学習すべき内容の漏れが出ることがありますが、タブレット学習では、自動で分析してくれる仕組みもある為、心強いです。
ここまで、タブレット学習の良い点をお伝えしましたが、当然デメリットもあり、合わない子もいます。
タブレット学習のその他の情報は、こちらを記事をご覧ください。
診断の有無に関わらず、学習に困りを抱えてる子にとって、役立つに内容になります。
1つの学習対策として、参考になれば幸いです。
「【母親に依存するのはなぜ?】不登校の子が依存する2つの理由と対処法」のまとめ

記事のポイントになります。
✅母親に依存する
「不登校の子の特徴」
・家の中でも常に母の近くにいる
・母が外出しようとすると不安がる
・母が家族と話していても、常に話しかける
✅不登校の子が
「母親に依存する原因」
・生活の中で “安心” が極端に少ない
・生活の中で “不安” が極端に多い
✅母親に依存する
「不登校の子の接し方」
・生活の中での “安心” を増やす
・生活の中での “不安” を減らす
・”安心・不安” を具体的に出す
・現実的に工夫できるものをやる
✅不登校の子の将来に向けて
「備えたいコト」
・取り組みやすい学習スタイル
・学習の成功体験
・特性に合う学習法
・レベルに合う学習内容
・タブレット学習
以上になります。
本記事が、参考になれば幸いです。
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