不登校

【不登校の子は勉強追いつくの?】学習支援でも実践してる6つの勉強法

投稿日:2022年1月27日 更新日:

不登校の子の勉強で悩まれている方「不登校の子は、勉強追いつける様になるの?追いつく為には、何をすればいいの?」

このようなお悩みに、お応えします。

☑本記事の内容



不登校の子が勉強で追いつく為に
 「大事なこと」

✅不登校の子に必要な
 「勉強法①~自宅~」

✅不登校の子に必要な
 「勉強法②~塾~」

✅不登校の子の勉強で
「やってはいけないこと」

それでも学習が進まない時
 「必要なこと」



不登校の子の親御さんは、勉強の遅れや将来の心配など、不安が尽きないものです。

「うちの子は、この先どうなっちゃうの?」という気持ちに、押しつぶされそうになりますよね。

そこで本記事では、

不登校の子が、勉強をする上での

大切なこと
家庭での勉強法のメリット/デメリット
・家庭外での勉強法のメリット/デメリット

をまとめました。

この記事を執筆している私は、療育・相談支援を10年以上しています。不登校の子の支援に多く携わってきました。

その経験を通して、上手くいったケースの共通点をまとめています。

本記事が、参考になれば幸いです。

不登校の子が勉強で追いつく為に「大事なこと」

不登校の子が勉強で追いつく為に「大事なこと」は、6つあります。



①:子どもの気持ちを「尊重する」

②:「生活リズム」を整える

③:「体力」をつける

④:「勉強しやすい環境」を作る

⑤:子どもからの「行動を待つ」

⑥:学習の「内容を絞る」
(本人のやりたい・取り組みやすい科目)


1つずつ、一緒に見ていきましょう。

①:子どもの気持ちを「尊重する」

言葉では簡単に聞こえますが、これが一番難しく、もっとも大切なポイントになります。

不登校には、大きく分けて3つの段階があります。

①充電する期間
(意識が自分だけに向いてる)

②外に意識が向く期間

(周囲に関心がある発言をする)

③外と繋がりをもつ期間

(習い事など)

特に、不登校になって最初の期間(①)は、お子さん自身の好きなことをやって、充電する期間が必要になります。

自分の中でエネルギーを貯めないと、社会生活に出ることは難しいです。

そのためには、本人の意思を尊重することが大切になります。

「意思の尊重」とは、本人のやりたいこと・好きなように過ごしてもらうことです。

その時間を過ごすことで、エネルギーが貯まり、外に関心が向いていきます。(ex.家で好きに過ごす⇨買い物にいくなど、外に出始める⇨学校以外の場所に通う)

注意点は、食事を一切とらなくて、体重が激減してる・自傷行為があるなど、命に影響がある行動は、医療機関に繋げる必要があります。

【合わせて読みたい記事】

【不登校】子どもに暇と言われたら?「将来役に立つ」4つのやれると良いこと

②:「生活リズム」を整える

これは、昼夜逆転している子の場合になります。

勉強をする為には、ある程度、整った生活リズムが必要になります。

とは言っても、どうすればいいのか分からないですよね。

具体的な方法は、『毎日決まった起床時間に起きる』です。

寝る時間がどんなに遅くても、起きる時間だけを合わせる様にします。よく「寝る時間を早くする」方法がありますが、これはなかなか難しいです。

というのも、夜(夜中)は静かで、誰の邪魔も入りません。ゲームや動画など、誘惑がたくさんあります。

少なくとも、私の今までの経験上では、上手くいった子は、ほとんどいません。

そのため、起きる時間を合わせる方が、成功する確率が高いです。

最初は日中が眠いこともあると思います。個人差がありますが、一定期間乗り切ることで、少しずつリズムができてきます。

強制ではなく、本人の意思が必要になりますが、効果が出やすい方法になります。


【合わせて読みたい記事】

【不登校】元気なのに学校に行かない?3つの理由と接し方

③:「体力」をつける

不登校の子は、体力が落ちていることがあります。

それは、そうですよね。家庭で過ごす時間が長ければ、誰でも体力は落ちてきます。

勉強も体力が必要になります。そのため、散歩や買い物など、少しずつ体を動かす機会があると良いです。

④:「勉強しやすい環境」を作る

勉強するには、「勉強しやすい環境」が大切になります。

具体的には、下記のようなイメージです。

・机が “きれいな状態”
・気になるモノが “視界に入らない状態”
・勉強に必要な物が “すぐ取り出せる状態”


『勉強がすぐ始められる』、『勉強の障害になるものがない(ex.ゲームや漫画)』状態を作ることが、大切になります。


⑤:子どもからの「行動を待つ」

これは、多くの親御さんが難しく感じる部分になると思います。

つい大人は「○○してみたら?」「○○だけやってみない?」と、求めたくなります(お気持ちは分かります…)。

ただ、これは不登校の子には、逆効果になる場合が多いです。

不登校の子は、自分の状況が分かっていることが多いです。

「登校しなきゃいけないのは分かってるのに、行けない自分が嫌」「周りに迷惑をかけている」と、自分を責めていることがあります。

こう思っている子に対して、大人から求める言葉は、辛い言葉になってしまいます。

あくまで、お子さんから「○○やってみようかな」といった発言・実際に行動に移すのを待つことが、大切になります。

といっても「ずっと待つのは、不安でしょうがない…」と思われる方も、多いと思います。

そこで、すぐできる1つの方法として、“本人が興味を持ちそうなもの” を日常生活に入れることです。

例えば、

・家族間の会話で出す
・近くでTVや動画を見てる
・テーブルにチラシを置いとく

などです。

“本人に直接求める”ではなく、”本人に知ってもらう” を、目的にすることがポイントになります。

エネルギーが充電され、外に目が向けられるようになった時に、「この前家族が話してた○○やってみようかな」と、キッカケになる可能性があります。


【合わせて読みたい記事】

【不登校の子ども】何が正解なの?望ましい声かけ/避けたい声かけ


⑥:学習の「内容を絞る」(本人のやりたい・取り組みやすい科目)

勉強の始めたては、本人の意欲を高めることが重要です。

「勉強したけど、意味なかった。もうやりたくない」と思われたら、勉強するハードルは上がってしまいます。

本人が『できた!これならできそう』と思える機会を作ることが、大切です。

そのために、下記が必要になります。

・本人のやりたい科目
・取り組みやすい科目

・やってもいい科目

お子さんに聞いてみましょう。

不登校の子に必要な「勉強法①~自宅~」

不登校の子に必要な「勉強法①~自宅~」は、6ステップあります。

ここの方法は、勉強しない・モチベーションが低いお子さんを想定した内容になります。

お子さんによって、必要なステップは変わりますので、該当するステップをご覧ください。



①:「目的」を決める

②:「目的に関わる科目」を選ぶ

③:「1日の目標」を決める

④:「定期試験/入試によく出る範囲」を対策

⑤:「細かく・具体的」にほめる

⑥:成果を「視覚化」する


1つずつ、一緒に見ていきましょう。

①:「目的」を決める

勉強を始める前に、お子さんにとっての『勉強する目的』を確認しましょう。

「え?目的って?」と、思われた方もいるかもしれませんね。

実は、不登校で勉強にモチベーションがないお子さんの場合は、これが重要になります。

お子さんの「将来やりたいこと・興味あるもの」から、今できることを結びつける方法(動機づけ)になります。

例えば、「有名なYouTuberになりたい!」というお子さんの場合、


①YouTuberになる為には、何ができないといけない?→②要点をまとめるスキル→③今やっていることの何に繋がる?→④国語の要約の文章題を解く。

「YouTuberになる為には、伝えたいこと(情報)を要約する必要があるから、国語の文章題を要約する問題が解けると、 YouTuber の動画編集で役に立つね!」

の様に、伝えるイメージです。

今の勉強が、『自分のなりたいもの・やりたいこと』に、どう繋がっているのか?を、具体的に一緒に確認できると、上手くいきやすいです。

お子さんの勉強する納得感・必要性が上がり、勉強に取り組め、少しずつ習慣化されてきます。

②:「目的に関わる科目」を選ぶ

お子さんと勉強する目的が確認できたら、”その目的に関わる科目” を選びましょう(お子さんに選んでもらう)。

先ほどの例ですと、要約する為には国語が必要、ということで、国語を選んでもらうイメージになります。


③:「1日の目標」を決める

目的・勉強する科目が決まったら、1日の目標を決めます。

ここで注意点は、よくある「時間を決める」です。勉強は成果(課題数など)を目標にした方が良いです。

時間ですと、「時間の経過まで適当に過ごす(勉強せずに)」になりがちで、本末転倒になる場合が多いです。

そのため、「○問解く」「○までの単元を覚える」の様な、具体的な目標や数字で判断ができる目標がお勧めになります。

④:「定期試験/入試によく出る範囲」を対策

当たり前ですが、学習するなら、なるべく試験に出る問題が良いですよね。

勉強する科目の中で、特に試験に出やすい問題から始めるのが効果的になります。

点数という見て分かる成果になれば、勉強のモチベーションにも繋がりやすい為です。

【合わせて読みたい記事】

【不登校の中学生】定期テストは受けるべき?高校受験への影響と対策

⑤:「細かく・具体的」にほめる

お子さんが勉強したことに対して、『細かく・具体的に』ほめます。

勉強することで、ほめてもらえたり、認めてもらうことは、モチベーションになります。

ほめる時は、勉強が終わった結果だけでなく「○問解けた」の様に、過程を細かくほめる方が効果的です。

勉強のモチベーションが低い子ほど、細かくほめるのが良いです。

また、ほめ方ですが、「勉強頑張ったね」よりも、

『○問まで解けたね、すごい!』『○時までに、プリント3枚終わったね』など、具体的にほめた方が、お子さんは嬉しいです。

例えば、「ご飯美味しかったよ」と言われるより、「お味噌汁の具、味が染み込んでて、美味しかった」の方が、嬉しいですよね。

これと、同じイメージになります。

✍「ほめられるのが好きじゃない子」の場合

ほめられることがあまり好きじゃない子、思春期の子の場合ですと、ほめることが逆効果になることが多いです。

そのときは、大人が「見たまま・感じたコトをそのまま言葉にして伝える」方法があります。

例えば、「○問まで自分で解けたんだね。この問題難しかったのに」「○時までに勉強終わったね」の様なイメージです。

声掛け自体を嫌がる子には、無理に伝えなくても大丈夫です。

⑥:成果を「視覚化」する

お子さんが解いてきた問題数・進んだ単元・点数などを、可視化する方法になります。

結果を可視化した方が、自己効力感(できてる実感)がわきます。つまり、次の勉強のモチベーションに繋げる効果があります。

例えば、ダイエットする時に「体重がどれだけ減ったか」を成果として、計っていきますよね。

逆に、体重を測らないままダイエットするのは、ほとんどの方には、モチベーションにはならないと思います。

このように、日々の成果を記録で残し、あとから振り返った時に、

「1ヶ月前はこんな問題をやってたんだなぁ」と自己成長を実感できたり、今の自分の頑張りをほめられたり、自信に繋がりやすくなります。

個人的にも、オススメの方法になります。

不登校の子に必要な「勉強法②~塾~」

不登校の子に必要な「勉強法②~塾~」は、4つあります。

それぞれのメリット・デメリットを、見ていきたいと思います。



①:個別の学習塾

②:集団の学習塾

③:家庭教師

④:タブレット学習


1つずつ、一緒に見ていきましょう。

①:個別の学習塾

メリット

お子さんのペースに、比較的合わせて指導が受けられます。また集団の塾と違って、お子さんが教われる時間が、長く確保できます。

質問できるタイミングも多いので、疑問点も比較的すぐに解消できて、効率的に進めることができます。

デメリット

先生との相性・スキルによって、だいぶ変わる点です。良い先生が見つかれば良いですが、なかなか見つからず、苦労される方も少なくありません。

また、見つかったとしても、先生が異動・退職となれば、途中で変わってしまうことがあります。

集団指導と違って、費用面が高い点もデメリットになります。

おすすめな子のタイプ

・授業についてくのが難しい子
・集団への抵抗感がある子

②:集団の学習塾

メリット

他の子と一緒に勉強することで、危機意識や自分事として、頑張りやすい点があります。

また友達と繋がることで、競い合ったり、教え合ったり、モチベーションになることがあります。

個別塾と違い、費用が抑えられる点があります。

デメリット

集団指導は、カリキュラムが決まっています。

カリキュラムがお子さんに合っていないと、理解が追いつかない場合があります。

私が支援している子の親御さんの中にも、途中で合わないと感じて、個別に切り替えられる方が、多くいらっしゃいます。

おすすめな子のタイプ

・友達がいた方が、頑張れる子
・集団授業でも、理解できる子

③:家庭教師

メリット

お子さんに合わせた指導ができる先生なら、一番成果が出やすいです。お子さんと相性が良く、丁寧に教えてくれる先生なら一番です。

また最近は、発達障害の子にも指導できる家庭教師も増えていますので、色んなタイプの子への指導ができる先生がいます。

デメリット

条件の合う先生が見つかりづらい点があります。先生のスキル、お子さんとの相性よっても、だいぶ変わる為になります。

個別の塾と同じですが、先生が退職となり途中で変わる可能性があります。また個別の塾よりも、費用が高い点もあります。

おすすめな子のタイプ

・相性の善し悪しがハッキリしてる子
・個別塾が合わなかった子
(2箇所以上試した上で)

④:タブレット学習

メリット

完全不登校の子でも、一人で自宅で勉強できます。また、親御さんが日中、仕事に出ることもできます。

また、学習の内容・データ管理など、お子さんに必要な学習が効率的にできます。

デメリット

参考書やドリルでの学習より、費用がかかる点と、

本人や家族間で、勉強のモチベーションを作っていく必要がある点になります。

発達障害・グレーゾーン・不登校など、配慮が必要な子向けに、タブレット学習について、下記にまとめています。

興味のある方は、下の記事をご覧ください。

【療育支援員がおすすめ】発達障害の子に良いタブレット学習

おすすめな子のタイプ

・人と関わることを嫌がる子
・方法が分かれば、自立して学習ができる子

不登校の子の勉強で「やってはいけないこと」

不登校の子の勉強で「やってはいけないこと」は、3つあります。



①:不登校を「責める」
 (登校を求める)

②:大人が「勝手に決める」

③:「学習が作業」になる


①:不登校を「責める」(登校を求める)

「みんな今の時間は、学校で勉強してるよ」

「このままだと授業に追いつけなくなるよ」

このような、不登校であることを責めるような言動は、避ける必要があります。

不登校の子は、「頭では分かってるけど出来ない、自分は何をやってもダメなんだ」と、自分を責めていることが多いです。

そこに、追い打ちをかけるような言葉は、逆効果になります。勉強どころか、自分の殻に閉じこもる様になります。

②:大人が「勝手に決める」

「○○をやっておきなさい」

「○○でいいよね?」

など、子どもを意思を軽く扱う言葉にも、注意が必要になります。

本人の意思がなければ、継続はできないので、良い結果には繋がりません。

むしろ「勝手に決められた」「本当は嫌なのに」と不満がたまり、のちに不満が爆発することになりかねません。

親としての「少しでもできることを」「少しでも早く」という気持ちは、私も親なので、とても分かります。

ただ、本人の意思を確認しないまま決めていくことで、上手くいったケースを、今まで私は見たことがありません。

それほど影響力のある、大切なことだと思います。

③:「学習が作業」になる

・適当に解いた
・時間だけ過ごした
・とりあえず形だけやった


など、学習が作業になっている場合は、注意が必要になります。

解けるようになった問題が増えているのか?テストの点数が上がっているのか?など、

数字を見て、学習の効果を見ていく必要があります。

成果が数字で出ていれば、形だけの作業になっていないことが、確認できます。

それでも学習が進まない時「必要なこと」

ここでは、それでも学習が進まない時に「必要なこと」をお伝えしたいと思います。

本記事を読まれてる方の中には、

「家でやれることはやり切った..」
「どう頑張っても本人が勉強しない」
「勉強しても成果に繋がらない」

など、問題が解決せず悩まれている方が多いと思います。

家で対策をしても進展が見られない場合は、本人が抱えてる問題の根本的な原因と対策がミスマッチになってる可能性があります。

ここでいう根本的な原因とは、

・本人が理解できる学習方法が分からない
(学習しても成果に繋がらない)

・本人の学習意欲が低い
(勉強自体やりたがらない)

などが考えられます。

いずれの原因でも、本人の特性/考え方にとって、対策が変わってきます。

客観的に、本人の特性を把握し、本人に合った学習方法、ペースで進めていくことが大切になります。

そこで大切になることが、4点あります。

・本人の特性の把握
・本人に合う学習法の把握
・学習意欲/計画の管理
・支援の必要性の有無の確認


本人の状態を客観的に見てらもい、上記の4点を把握することで、継続して、成果が出る状態に近づきます。

とはいえ、本人の特性を把握するのには、専門の先生の力が必要になります。

本人が嫌がる様子がなければ、専門の先生に、本人の特性を見てらもい、助言がもらえると、時間的にも、労力的にも、負担が軽くなります。

✅不登校の学習相談は「リタリコジュニア

リタリコジュニア とは、療育/不登校支援の教室になります。

お子さんの “年齢/特性/困り事/意思” によっても、変わりますが、

・学習
(特性に合う学習法/学習計画)

・コミュニケーション
(会話のキャッチボール/物事の捉え方)

自己管理
(家の過ごし方/体調/時間/物)

困り事の相談
(気持ちを吐き出せる時間/居場所)

学校連携
(ex.学校の通い方/進路)

など、本人、ご家庭の状況に合った支援が、幅広く受けられます。

小学校中学年以下の子でしたら、好きな遊び(ex.ボードゲーム、カードゲーム、工作)を中心に、

小学校高学年以降(思春期)の子は、本人の興味関心がある話など、対話ベースで進めることが多いです。

リタリコジュニアが良い理由は、大きく5つあります。

・療育の最大手
(実績/信頼/豊富なノウハウ)

・特性に合わせた学習支援
(本人だけの学習PGM)

・自己肯定感を高める指導
(安心感/楽しさ/居場所)

・学校/学級の相談
(学校の過ごし方/進路)

・ペアレントトレーニング
(家の過ごし方サポート)
(具体的な親の関わり方)

不登校の子の支援は、学習面以外にも、生活面、自己管理など、多岐にわたります。

本人が本当に困ってること、望んでること、必要としていることなど、専門の先生が見つけてくれます。

「〇〇の話(本人が好きなモノ)ができる先生がいるんだけど、試しに1回行ってみる?」ぐらいの、良い意味で軽い気持ちで、実際に先生と関われるのが理想的になります。

1回の指導の中で、本人の特性、必要な学習方法、その他必要なこと(生活面、学校生活、進路)を把握することができます。

そして、不登校の支援経験がある先生から、他の子の事例(成功/失敗)も具体的に聞けると、

本人への関わり方、学習の進め方、進路など、今後の方向性を考える上で参考にすることができます。

その他、メリット・デメリットなど詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

【リタリコジュニア】発達/療育支援教室

思春期のお子さんの場合、本人が嫌がることは少なくないですが、本人への伝え方も、教室に事前相談できます。

お子さんの気持ち/様子、家庭の状況に合わせて、活用していただければ幸いです。

「【不登校の子は勉強追いつくの?】学習支援でも実践してる6つの勉強法」のまとめ

記事のポイントになります。



勉強で追いつく為に大事なこと
子どもの気持ちを尊重する
・生活リズムを整える
・体力をつける
・勉強しやすい環境を作る
・子どもからの行動を待つ
・学習の内容を絞る
(本人のやりたい・取り組みやすい科目)

勉強法①~自宅~
・目的を決める
・目的に関わる科目を選ぶ
・1日の目標/学習時間を決める
・定期試験/入試によく出る範囲を対策
・細かく・具体的にほめる
・成果を「視覚化する

勉強法②~塾~
・個別の学習塾
・集団の学習塾
・家庭教師
・タブレット学習

それでも学習が進まない時
 「必要なこと」
・本人の特性の把握
・本人に合う学習方法の把握
・学習意欲/計画の管理
・支援の必要性の有無の確認


以上になります。

本記事が参考になれば、幸いです。

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