発語を促せるおもちゃを探してる方「子どもの発語を増やしたい。言葉の発達が促せるおもちゃってあるの?」
☑本記事の内容
✅「感覚」を使うおもちゃ
✅「体」を使うおもちゃ
✅「手先」を使うおもちゃ
✅「口角/舌」を使うおもちゃ
✅「人と関わる/一緒に楽しむ」おもちゃ
✅発語を促す上で
「一番大切なこと」
✅発語を促す
「遊び方のコツ」
✅発語を促す
「具体的な遊び方」
※本記事はプロモーションを含みます
お子さんの年齢(月齢)が上がるにつれ、言葉の発達が気になってる方も、いらっしゃるのではないでしょうか。
特に、周りの子が言葉を発する様になると、心配になってしまいますよね。
この記事を執筆してる私は、療育支援・発達相談員を15年以上しており、
発達障害・発達がゆっくりなお子さん・親御さんの支援に携わってきました。
その支援経験を元に、本記事をまとめています。
おもちゃ だけではなく、”言葉の発達を促すコツ” も紹介します。
本記事が参考になれば、幸いです。
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「感覚」を使うおもちゃ
言葉の発達を促す「感覚」を使った遊びは、
4つになります。
①:スクイーズ
- 感覚遊びの定番
- 握って、見て、感触を楽しむ
②:ボールハウス
- 全身の感覚を刺激できる
③:チューイー・チューブ
- 口まわりの筋力、舌の運動になる
- 口まわりの筋力が弱い、ヨダレが垂れやすい子向き
④:Chewy Tubes P’s & Q’s, Super Chew Set
- 噛み癖がある子向け
- それぞれの形状から、刺激が得られる
「体」を使うおもちゃ
言葉の発達を促す「体」を使った遊びは、
5つになります。
ここでは、粗大運動といって、体全身を使った大きな動きをする遊びを紹介します。
①:キッズ ピアノマット
- 踏んで、音を出して楽しむ
- 狭いスペースでも使える
②:ピーナッツ型 バランスボール
- 全身運動ができる
(乗っかる・転がす・蹴る)
③:ファットブレイン
- 座って前後に揺らす
- 安全性が高い
(表面のゴムで、転倒しにくい) - 逆さにして乗ることもできる
(平衡感覚)
④:トランポリン(折りたたみ式)
- ジャンプと同時に声が出やすい
⑤:バランスボード
- 掴む、登る、降りる
- 両手、両足の協調運動
「手先」を使うおもちゃ
言葉の発達を促す「手先」を使う遊びは、
5つになります。
ここでは、指先などの細かい動き(微細運動)をする遊びを紹介します。
①:ニューブロック
- “作るのが好きな子” にオススメ
- お手本を見ながら作る子も多い
②:ナットとボルト 建築セット
- 差す、まわす
(微細運動)
③:ひものおもちゃ
- つまむ、紐を通す、引っ張る
(微細運動)
④:ひもとおし(カラービーズ)
- 6種類以上のビーズ
- “作業系の遊びが好きな子” にオススメ
⑤:ビジーボード
- 微細運動ができる
(マジックテープ・紐・ボタン等) - 並べる、積む、倒す、組み立てる等、遊び方が豊富
「口角/舌」を使うおもちゃ
「口角/舌」を使う遊びは、4つになります。
①:アンビトーイ トランペット
- 口周りの運動になる
- 息を吐く練習が楽しくできる
※自分が吐く息、音に意識を向ける
②:吹き戻し笛
- 口周りの運動になる
- 息を吐く練習が楽しくしやすい
※”自分が吐く息・音” に意識を向ける
③:シャボン玉
- 口周りを意識する練習になる
(口をすぼめる⇨維持⇨息を吐く)
④:アンパンマン うちのこ天才 ハーモニカ
- 口角、舌の運動になる
「人と関わる/一緒に楽しむ」おもちゃ
言葉の発達を促す「人と関わる」遊びは、
3つになります。
①:おままごとセット 木製 マグネット キッチン
- 丸みがあり安全性が高い
- 磁石つきで力がいらない
- 自然な発語を促しやすい
(子どもにストレスをかけない)
②:アンパンマン ことばずかん
- 複数の遊び方で言葉に触れられる
- タッチペンの音声で興味を引きやすい
(物には名前があるということに)
③:アンパンマン 知育パッド
- タブレットに興味がある子向け
- おもちゃに興味が薄い子にも良い
【合わせて読みたい記事】
発語を促す上で「一番大切なこと」~言葉が遅い子への向き合い方~
発語を促す上で一番大切なことは「人に伝えたい!というお子さんの気持ち」になります。
「人に伝えたいこと」があって、言葉を発する理由(お子さんのメリット)ができます。
言葉が遅いからといって、言葉を沢山覚えてもらったり、
マネをして繰り返し発信する練習ばかりしても、コミュニケーション力には、十分には繋がりません。
土台に、“伝えたい気持ち” があることが、大切になります。
“伝えたい気持ち” が弱いまま、言葉の練習だけしていくと、お子さんの拒否感に繋がります。
あくまで、言葉はツールです。人に伝える手段になります。
『言葉を使いたい(使う必要がある)状態』 を作っていくのが、先になります。
発語を促す「遊び方のコツ」~言葉が遅い子向け~
言葉の発達を促す「ポイント」は、
3つになります。
①:発語の後に「本人のメリット」を作る
②:「発語が出やすい状況」を作る
③:「発語が出たら」要求に応える
(出しやすい音/言葉)
①:発語の後に「本人のメリット」を作る
「お子さんが発語(発声)をしたら、お子さんにとって嬉しいこと(メリット)がある」という流れを作っていきます。
遊びたいおもちゃがあったら、手を伸ばして取ろうとしても貸してもらえないけど、
発語(発声)ができたらすぐに貸してもらえる、という経験を重ねると、
「言葉(音)で伝える⇨良いことがある」という認識(学び)に繋がります。
この認識ができると、意図的に発しようとするので、発語/発声(自発的な)に繋がります。
『お子さんが、発することができる言葉や音が出せたら、要求に応える』イメージになります。
②:「発語が出やすい状況」を作る
発語を増やすには、“本人の要求を活かす” が、効果的になります。
発語とは、言葉を通して “相手に自分の意思を伝える” ことです。
ただ、伝える理由(動機)がないと、
お子さんが “発語(伝える)をする”行動が、なかなか増えません。
よくある例ですと、親御さんが、お子さんの言いたいことを察し、先回りすることで、
お子さんが言葉で意思を伝える場面が、少なくなってしまうケースです。
大事なことは、 “お子さんの要求が出やすい場面” を作っていくことです。
具体的には、“お子さんの好きなモノ” を目に見える場所(本人が取れない)に置くことです。
ちょっとイジワルに感じるかもしれませんが、発語が増えれば、
この先の生活でお子さん自身が過ごしやすくなります。
ちなみに、よくある “要求が出やすいモノ” は、下の様なイメージになります。
・お菓子/食べ物/飲み物
・オモチャ
・スキンシップ
(ex.くすぐり・高い高い)
お子さんの好きなもので試してみましょう。
③:「発語が出たら」要求に応える(出しやすい音/言葉)
“要求したくなる環境” が作れて、
実際にお子さんから発語(発しやすい音・言葉)が出たら、
すぐに、要求に応えます。
・お菓子がもらえた
・抱っこしてもらえた
・オモチャを出してもらえた
など、発語をしたことで、お子さんが得られるメリット(喜び)があれば、
次の発語にも、繋がりやすくなります。
これを繰り返していくと、本人は、
「伝えれば、何か良いことがある(要求に応えてもらえる)」と感じる様になり、
“お子さんからの発信” が増えてきます。
✅全部の要求を通さないとダメ?ワガママにならない?
ここまでの内容を読まれて、疑問に感じている方もいらっしゃるかもしれません。
生活の中ですと「この要求には応えられない!」という場面も、沢山ありますよね。
結論から言いますと、全部の要求に応える必要はありません。
ご家族の中で、“どこまでの要求をOKとするか” のラインを決めておけば、大丈夫です。
事前に決めたOKラインの範囲内で、お子さんの要求に応えて、発語を増やしていきましょう。
※お子さんの混乱を避ける為、OKラインは、コロコロ変えない方が良いです
✅無理は禁物!マイペースに進めることが大切
普段の生活は、家事・育児・仕事など…やることが、山の様にありますよね。
発語に繋げる方法が分かっても、親御さんの大きな負担になってしまっては、本末転倒です。
・「寝る前に1回」
・「週末に3回」
など、親御さんの “無理のなく継続できるペース” で進めていくことをお勧めします。
【合わせて読みたい記事】
【発達ゆっくりな子のその後は?】療育の現場の事例紹介~今、家族に出来ること~
発語を促す「具体的な遊び方」~言葉が遅い子向け~
ここでは、言葉の発達を促すための「具体的なおもちゃの遊び方」を、4つお伝えします。
お子さんの様子(発達段階)によって、おもちゃの遊び方は、変わります。
①目が合わない
(人への関心がうすい)
②喃語/不明瞭な音のみ出る
(ex.あー、うー)
③単語がメインで出る
④2語文がメインで出る
お子さんの様子に近い項目を、ご覧ください。
①:「目が合う⇨本人のメリット」
(目が合わない子)
②:「喃語で要求⇨本人のメリット」
(喃語が中心に出る子)
③:「単語×2回で要求⇨本人のメリット」
(2語文が中心に出る子)
④:「単語×2回で要求⇨本人のメリット」
(3語文が中心に出る子)
※ex.あー、うー等
①:目が合う⇨本人のメリット(目が合わない子)
目が合わない子には、言葉を覚えてもらう前に、目を合わせる練習が必要になります。
理由は、コニュニケーションは、”人と目を合わせてとるもの” だからです。
つまり言葉を覚えても、人に対して使えなければ伝わりません。
その為にまずは、目を見る(アイコンタクト)スキルが必要になります。
目が合いづらい子の特徴で、よくあるのは「人への関心がうすい」ことです。
「他者意識が低い」ともいいますが、まずは「目が合う回数・合ってる時間」を増やしてくことで、
コミュニケーションの入口を作っていきます。
とは言っても、具体的に何をすればいいのか、分からないですよね。
ここからは、具体的な関わり方を、流れで見ていきましょう。
親がお子さんの好きなおもちゃを持って、お子さんの目の前にいる場面を作ります。
おもちゃを持ってる(親)
↓
おもちゃを取ろうと手を伸ばす(子)
↓
おもちゃを親の顔に近づけ、子供と目が合う様にする(親)
↓
親の目を見る(子)
↓
すぐおもちゃを渡す(親)
※最初は一瞬でも目が合えば、おもちゃを渡してOKです。
このように、「親の目を見た=メリットがある(おもちゃ を受け取れた)」
という機会を作ることが、ポイントになります。
✅”子どもの要求” が出る環境を作る
ここで言う、”子どもの要求” とは、伝えたい気持ちになります。
要求が出やすい環境作りの例で、好きなものを目に見える場所(本人が取れない)に置く
というものがあります。
“要求したくなるもの” とは、下の様なイメージになります。
・食べ物/飲み物
・おもちゃ
・スキンシップ/活動
(ex.くすぐり・高い高い・一緒に遊ぶ等)
あくまで例ですので、親御さんが無理のない範囲で対応でき、お子さんの喜ぶものが良いと思います。
②:喃語で要求⇨本人のメリット(喃語が中心に出る子)
喃語が中心に出る子には、とにかく「人に向かって発せたら(喃語)、良いことがあった」
という経験を、重ねてもらうことが大切です。
最初は、どんな音でも、それが偶然出た場合でも、構いません。
人に向かって、発せられたら、すぐに要求に応えてあげましょう。
(応えられる可能な要求に限り)
具体的な関わり方は、先ほどの “目を合わせる” と、同じになります。
①子どもの要求が出やすい環境を作る
②子どもから要求が出る
(出なければ促す)
③要求に応える
(子どものメリット)
✅「喃語⇨単音」の促しに変えてく
お子さんの喃語がたくさん出る場合は、その喃語の中で、明瞭に出る音を見つけてみましょう。
例えば、「おー、ちゃー(お茶)」など、1つずつ音を出して、単語にしていきます。
明瞭な音でなくても大丈夫です。何となく「この音を言ってるのかな?」ぐらいで問題ありません。
③:単語×2回で要求⇨本人のメリット(2語文が中心に出る子)
お子さんから単音が出る様になると、次は単語です。
関わり方は、これまでの「目を合わせる・喃語」と同じになります。
単語での要求が出たら、すぐに応えてあげましょう(応えられるもので大丈夫です)。
✅単語:最初は名詞から覚える
もし、一から単語を覚える場合は、最初は名詞から覚えるのが良いです。
理由は、最も効果的に多くの言葉を覚えられるからです。
よくあるのが、「ちょうだい」「やって」などです。
これも立派な言葉ですが、色んな場面で使えて便利すぎる為、他の言葉を覚えにくくなる場合があります。
お子さんの要求は、だいたい解消できてしまう為、後から名詞を覚えようとしても、時間がかかります。
お子さんからしたら、「ちょうだい・やって」の言葉で伝わってるのに、
他の言葉を、わざわざ覚える理由がないからです(少なくともモチベーションが高まらない)
このような背景から、最初は「名詞から覚える」が効果的になります。
私の経験上ですと、特に自閉傾向がある子ほど、顕著です。
④:単語×2回で要求⇨本人のメリット(3語文が中心に出る子)
単語での要求が出るようになったら、1つ1つの単語を繋げて、発する様に促しましょう。
例えば、「パン」「ちょうだい」を1つずつ言ってもらいます。
少しずつ、2つの言葉の間隔を短くして、2語文に近づけていきます。
大人がお手本を見せて、マネを促すと効果的になります。
「【発達相談員が紹介】発語を促すおもちゃ12選~言葉が遅い子の4つの遊び方のコツ~」のまとめ
記事のポイントになります。
✅「感覚」を使うおもちゃ
・スクイーズ
・ボールハウス
・チューイー・チューブ
・Chewy Tubes P’s & Q’s, Super Chew Set
✅「体」を使うおもちゃ
・キッズ ピアノマット
・ピーナッツ型 バランスボール
・ファットブレイン
・トラポリン
・バランスボード
✅「手先」を使うおもちゃ
・ニューブロック
・ナットとボルト幼児のおもちゃ
・ひものおもちゃ
・ひもとおし
・ビジーボード
✅「口角/舌」を使うおもちゃ
・アンビトーイ トランペット
・吹き戻し笛 応援ホイッスル
・シャボン玉
・アンパンマン うちのこ天才 ハーモニカ
✅「人と関わる/一緒に楽しむ」おもちゃ
・おままごと
・アンパンマン ことばずかん
・アンパンマン 知育パッド
✅発語を促す上で
「一番大切なこと」
・人に伝えたいという気持ち
・言葉が出た後の “本人のメリット”
✅発語を促す
「遊び方のコツ」
・発語の後に “本人のメリット” を作る
・”発語が出やすい状況” を作る
・”出しやすい音・言葉” が言えたらOKにする
✅発語を促す
「具体的な遊び方」
・目が合う⇨本人のメリット
(目が合わない子)
・喃語で要求⇨本人のメリット
(喃語が中心に出る子)
・単語×2回で要求⇨本人のメリット
(2語文が中心に出る子)
・単語×2回で要求⇨本人のメリット
(3語文が中心に出る子)
以上になります。
本記事が、参考になれば幸いです。
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