不登校の本を探してる方「不登校について学べる本が知りたい。子どもへの関わり方、経験者の体験談など、読みやすい本を教えてほしい」
このようなお悩みに、お応えします。
☑本記事の内容
✅不登校の本
「おすすめ 7選」
✅不登校の本
「活用する時のポイント」
✅不登校の子に
「必要なもの」
「子どもが学校に行かない..この先が不安」
「不登校の子にどう関わっていいか分からない」
「子どもが不登校になった時はどうすればいい?」
不登校の子をもつ親御さんは、様々な不安や悩みがあります。
そこで本記事では「不登校がよく理解できる本」を紹介したいと思います。
・不登校の基礎知識を得る
・親の関わり方を学ぶ
・経験者の体験談が聞きたい
など、目的に合わせて本をまとめています。
この記事の執筆者の私は、療育支援員を10年以上しており、
不登校、発達障害のお子さん・親御さんの支援に携わってきました。
その支援経験を元に、本記事をまとめてます。参考になれば幸いです。
不登校の本「おすすめ 7選」
不登校の「おすすめの本」を7冊紹介します。
それぞれの本の特徴と目的(どんな方向けか)をお伝えします。
①:不登校になったら最初に読む本 ーー 親と先生と子どものための再出発へのヒント
- 最初に読みたい1冊
- 不登校の基礎知識が得られる
②:子どもが不登校になったら読む本——すべて解決できる〝笑顔の処方箋〟
- 不登校の子の育児の経験談
- 特に母親におすすめな本
③:子どもが不登校になっちゃった!
- 不登校の全体像が把握できる(段階)
- 不登校について細かく理解できる
④:学校に行けない子どもの気持ちがわかる本
- 子どもの心情が理解できる
- 親として大事な視点が学べる
⑤:不登校、頼ってみるのもいいものだ ーー悩める親子が不登校の迷路から抜け出すためのお母さん・お父さんレッスン
- 親の視点と関わり方が学べる
⑥:NPOカタリバがみんなと作った 不登校ー親子のための教科書
- 経験者や支援者からの事例が把握できる
- 不登校のよくある疑問が解消されやすい
⑦:学校は行かなくてもいい ――親子で読みたい「正しい不登校のやり方」
- 不登校経験者の体験談
- 不登校の子の気持ちが分かる
- 不登校問題で大切な視点が学べる
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【不登校の小学生】家での過ごし方は何が大事?4つのポイント・注意点
不登校の本「活用する時のポイント」
ここでは、本の知識を活用する時のポイント について触れていきます。
①:本の知識は「参考程度」にする
(考え方の全体像として捉える)
②:「子ども・家庭に合わせて」変える
(本の知識をベースに)
①:本の知識は「参考程度」にする(考え方の全体像として捉える)
本の知識は、あくまで基本的な視点・考え方として捉えます。
不登校の基本的な知識、共通したNGな関わりなど、お子さんと関わる上でベースを作る材料にします。
本の知識を、そのまま実践しても、お子さんのタイプ・家庭の状況によっては、ネガティブに作用することもあります。
お子さんと関わる上で、判断する材料として、本の知識を活かしたい所です。
②:「子ども・家庭に合わせて」変える(本の知識をベースに)
本で基本的な知識を得たら、お子さん・家庭に合わせて、関わりに活かしていきます。
何が正解か分からない場合は、可能なら支援者や信頼できる学校の先生など、相談するのが良いです。
もし周りに頼れない状況でしたら、1回試しにお子さんに関わり、反応を見るのも1つです。
そこで反応が良ければ、続けていくのも良いです。お子さん本人と話せる関係でしたら、「◯◯するのはどう?」など、本人に聞くのも良いと思います。
一番良いのは、支援者に相談し、お子さんの特性を知った上で、本の知識を関わりに活かすことです。
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不登校の子に「必要なもの」
ここでは、不登校の子に「必要なもの」をお伝えしたいと思います。
不登校の本を読むことで、家族の理解が深まることは、本人にとってポジティブなことです。
一方で、家族だけでは “できる範囲” に限界があるのも事実です。
その理由は、以下のような “不登校の子に必要なもの” が、家族以外との繋がりの中で得られる為です。
・家族以外との社会的繋がり
・学校以外の居場所
・本人の特性/対処法の把握
・不登校の相談先
(学校への向き合い方)
まずは、本人が安心感を感じ、信頼して話すことができて、自分の興味のあることなど、リラックスして話せる人の存在が必要になります。
“信頼できる人との繋がり” ができたら、
・本人自身が困ってること
(困り事の相談)
・今後したいこと
(希望)
・自分の特性/活かし方の把握
(自己認知/対処法)
などに、向き合う機会を作る必要があります。
自分の話を否定せず聞いてくれる、一緒に考えてくれる、視点や選択肢を示してくれる大人の存在が必要になります。
そして、この大人の存在は、家族以外の人でないと難しいことが多いです。
(親子間だと感情が入る、本人が本音で話しにくい為)
不登校問題は、本人の安心感をベースに、本人の気持ちを引き出しながら、1つ1つ気持ち(意思や不安)を確認しながら、丁寧に進めていく必要があります。
まずは、本人に “信頼できる人との繋がり” が必要不可欠になります。
最初は、話を聞いてもらえることで、本人の “安心・楽しい” に繋がることが大切ですが、
長期的に見ると、本人の特性を把握し、本人の過ごしやすさに繋がる『視点・手だて』を示してくれる様な、専門スキルがある先生が必要になります。
例えば「不安があると周りに言えず、我慢して登校する子(体調を崩すまで)」の場合、
まず最初に、本人のコンディションを10段階(低いほど体調が悪い)にし、1or2なら、家族に伝えることを決めます。
もし、伝えられない場合は、本人の部屋の扉に掛けてあるカードをひっくり返し(調子が良い/悪い の2面のカード)、家族がカードを確認したら、本人が落ち着くまでは、声をかけず見守る形をとります。
「今日は学校どうする?」の毎朝のやりとりが減るだけで、本人の心の負担が軽くなりますし、コンディションを数値化することで、無理をして登校することが避けられ、コンディションの回復に繋がります。
このように、本人や家族が抱えてる問題に対して、対処法まで示してくれる相談先が、問題を解決する為には必要になります。
「話を聞いてもらえる」だけでは、問題の根本的な解決には、なかなか繋がりません。
✅不登校の相談は「リタリコジュニア」
リタリコジュニア とは、療育/不登校支援の教室になります。
小学校中学年以下の子でしたら、お子さんの好きな話、遊びを中心に「コミュニケーション/学習/自己管理/困り事の相談/学校の通い方」など、本人に必要なサポートをしてもらえます。
小学校高学年以降の思春期の子は、本人の好きな話などの対話ベースが多いです。
リタリコジュニアが良い理由は、大きく5つあります。
・療育の最大手
(実績と信頼)
・応用行動分析
(エビデンスに基づく指導)
・自己肯定感を高める指導
(安心感/楽しさ/成功体験)
・学校生活の相談
(学校の通い方)
(学校への相談の仕方)
・家での関わりサポート
(具体的な親の関わり方)
(ペアレントトレーニング)
不登校支援は、家族の関わり、学校との向き合い方が重要になります。
特に、学校に無理して登校することで、状況が悪化してるケースは多い為、家族のサポート、学校への通い方は、欠かせない要素になります。
試しに1回だけ指導を受けて、本人の感想を聞くこともできますし、本人が望めば通うこともできます。
本人の特性などを客観的に見て教えてもらう形で、1回限りで終えることもできます。
その他、メリット・デメリットなど詳しい情報は、こちらの記事をご覧ください。
お子さんの様子、家庭の状況に合わせて活用するのが一番になります。
「【療育支援員がおすすめ】不登校の本7選」のまとめ
記事のポイントになります。
✅不登校の本
「おすすめ 7選」
・不登校になったら最初に読む本
(親と先生と子どものための再出発へのヒント)
・子どもが不登校になったら読む本
(すべて解決できる〝笑顔の処方箋〟)
・子どもが不登校になっちゃった!
・学校に行けない子どもの気持ちがわかる本
・不登校、頼ってみるのもいいものだ
( 悩める親子が不登校の迷路から抜け出すためのお母さん・お父さんレッスン)
・NPOカタリバがみんなと作った
(不登校ー親子のための教科書)
・学校は行かなくてもいい
(親子で読みたい「正しい不登校のやり方」)
✅不登校の本
「活用する時のポイント」
・本の知識は「参考程度」にする
・「子ども・家庭に合わせて」変える
・本人の特性を把握した上で、本の知識を関わりで活かす
(支援者に相談)
✅不登校の子に
「必要なもの」
・家族以外との繋がり
・学校以外の居場所
・本人の特性/対処法の把握
・不登校の相談先
(家族の関わり/学校の向き合い方)
以上になります。
本記事が、参考になれば幸いです。
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