不登校の本を探してる方「不登校について学べる本が知りたい。子どもへの関わり方、経験者の体験談など、読みやすい本を教えてほしい」
このようなお悩みに、お応えします。
☑本記事の内容
✅不登校の本
「おすすめ 7選」
✅不登校の本
「活用する時のポイント」
✅不登校の子が
「備えておきたいこと」
※本記事はプロモーションを含みます
「子どもが学校に行かない..この先が不安」
「不登校の子にどう関わっていいか分からない」
「子どもが不登校になった時はどうすればいい?」
不登校の子をもつ親御さんは、様々な不安や悩みがあります。
そこで本記事では「不登校がよく理解できる本」をお伝えしたいと思います。
・不登校の基礎知識を得る
・親の関わり方を学ぶ
・経験者の体験談が聞きたい
など、目的に合わせて本をまとめています。
この記事の執筆者の私は、療育支援員を15年以上しており、
不登校、発達障害のお子さん・親御さんの支援に携わってきました。
その支援経験を元に、本記事をまとめてます。参考になれば幸いです。
不登校の本「おすすめ 7選」
不登校の「おすすめの本」を7冊紹介します。
それぞれの本の特徴と目的(どんな方向けか)をお伝えします。
①:不登校になったら最初に読む本 ーー 親と先生と子どものための再出発へのヒント
- 最初に読みたい1冊
- 不登校の基礎知識が得られる
②:子どもが不登校になったら読む本——すべて解決できる〝笑顔の処方箋〟
- 不登校の子の育児の経験談
- 特に母親におすすめな本
③:子どもが不登校になっちゃった!
- 不登校の全体像が把握できる(段階)
- 不登校について細かく理解できる
④:学校に行けない子どもの気持ちがわかる本
- 子どもの心情が理解できる
- 親として大事な視点が学べる
⑤:不登校、頼ってみるのもいいものだ ーー悩める親子が不登校の迷路から抜け出すためのお母さん・お父さんレッスン
- 親の視点と関わり方が学べる
⑥:NPOカタリバがみんなと作った 不登校ー親子のための教科書
- 経験者や支援者からの事例が把握できる
- 不登校のよくある疑問が解消されやすい
⑦:学校は行かなくてもいい ――親子で読みたい「正しい不登校のやり方」
- 不登校経験者の体験談
- 不登校の子の気持ちが分かる
- 不登校問題で大切な視点が学べる
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不登校の本「活用する時のポイント」
ここでは、本の知識を活用する時のポイント について触れていきます。
①:本の知識は「参考程度」にする
(考え方の全体像として捉える)
②:「子ども・家庭に合わせて」変える
(本の知識をベースに)
①:本の知識は「参考程度」にする(考え方の全体像として捉える)
本の知識は、あくまで基本的な視点・考え方として捉えます。
不登校の基本的な知識、共通したNGな関わりなど、お子さんと関わる上でベースを作る材料にします。
本の知識を、そのまま実践しても、お子さんのタイプ・家庭の状況によっては、ネガティブに作用することもあります。
お子さんと関わる上で、判断する材料として、本の知識を活かしたい所です。
②:「子ども・家庭に合わせて」変える(本の知識をベースに)
本で基本的な知識を得たら、お子さん・家庭に合わせて、関わりに活かしていきます。
何が正解か分からない場合は、可能なら支援者や信頼できる学校の先生など、相談するのが良いです。
もし周りに頼れない状況でしたら、1回試しにお子さんに関わり、反応を見るのも1つです。
そこで反応が良ければ、続けていくのも良いです。お子さん本人と話せる関係でしたら、「◯◯するのはどう?」など、本人に聞くのも良いと思います。
一番良いのは、支援者に相談し、お子さんの特性を知った上で、本の知識を関わりに活かすことです。
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不登校の子が「備えておきたいこと」
ここでは不登校の本では、多くは記載されてない、私が支援をしてきて感じた、大切だと思う点をお伝えします。
不登校の子と家族は、今の生活に追われやすいです。「学校に行けるように」「朝起きられる様に」
「皆と同じことができるように」
など、”今やること” に追われやすいです。
不登校の問題は、解決までにどのぐらいの時間がかかるかは、個人差があります。
数か月の子もいれば、数年の子もいますし、解決されないままの子もいます。
共通して言えるのは、”解決までの時間は分からない” ということです。
今の学校生活も大切ですが、今後に備えて必要な準備を始めておくことが、不登校の子のサポートでは欠かせません。
その準備とは、「学習対策」になります。
ここでいう学習とは「みんなに遅れない様に」
「学年相応の学力をつける為に」というものではありません。
お子さん自身が今後生活する上で、困らない為の学力になります。
具体的には、2つあります。
①:必要最低限の学力
(読み、書き、計算、文章読解など)
②:本人が望む進路に必要な学力
(特定の科目)
①は、言うまでもなく、生きる上で必須になる学力になります。音声ツールなど、便利なものも増えていますが、最低限本人が学力をつけておく必要があります。
②は、本人が興味関心がある分野・進路・学校があれば、その進路に進む為の条件に、必要な学力のことになります。
例えば、特定の科目、面接での受け答えなどがあります。
お子さん本人が望んでなければ、学年相応の学力は必要ないと、私は思ってます。
今の本人の状態・生活に合わせて、本人の幸せに繋がる学力だけをつけられるよう、早めに準備することの方が、遥かに大切だと思います。
必要な学力をつける為の方法として、不登校の子が取り組みやすい、タブレット学習についてお伝えします。
※本人が心を閉ざしてる、家族とも話したくない等の状態の場合は、休養が必要な為、回復するまで、学習は避けた方が良いです
✅タブレット学習
不登校の子にタブレット学習が良い理由は「不登校の子の学習の困りポイントが、タブレット学習でカバーしやすい」ためです。
不登校の子の、学習の代表的な困りポイントは、3つあります。
困りポイントに合わせて、タブレット学習がどうサポートしてくれるのか、お伝えします。
①:不規則な生活リズム
不登校の子は昼夜逆転など、生活リズムが不規則な為、学習の時間確保が難しいです。
お昼に起きて、1日家で動画やゲームをしながら過ごしてる子も多いです。
タブレット学習ですと、その日の課題が提示され、取り組むタイミングは自由になります。
そのため、昼でも夕方でも良いですし、数問解いて休憩しながらでも問題ありません。
大切なのは、本人のリズムの中で、学習が取り組める形にすることです。
・その日の課題が明確に提示される
(その日のゴールが明確)
・勉強のタイミングは自由
(目標の課題数解ければOK)
この2点が、不登校の子の不規則な生活の中でも、「学習時間の確保⇨学習習慣の定着」に繋げやすい点になります。
②:学習の失敗体験の多さ
不登校の子は、過去に失敗体験を多くしてる場合があります。
授業や宿題で分からなくて、大人に怒られてきた。クラスの子にテストの点数をバカにされた。勉強やったけど、結局分からないままだった。など、勉強のネガティブな経験が多いです。
そのため、学習に苦手意識が強く、取り組み自体を嫌がる子もいます。
タブレット学習ですと、教科書、プリント学習など、お子さんの勉強アレルギーが出やすい “勉強感” が薄いです。
問題を解くとポイントが貯まり(トークンシステム)、そのポイントを交換することで、アイテムがゲットできます。
自分だけのコレクションを完成させる為に、問題を解いていきます。このようにゲーム要素があり、苦手意識がある子にも、取り組みやすい形になっています。
“勉強をやらされてる”、”嫌な勉強をしてる” 、などの本人のネガティブな実感を薄め、
「意外と解けた」「思ったより嫌じゃないかも」という成功体験を作り、勉強への自信をつけていくことが、タブレット学習ですと、形にしやすいです。
③:特性ゆえの学びにくさ
学習が上手くいかない子の中には、生まれ持った特性のため、教科書やドリルでは、学習しにくい子がいます。
特性が悪いのではなく、本人の特性と学び方が合っていないということになります。
今まで、授業・教科書・市販教材などで学習をして、上手くいかなかった子は、本人の特性に合った学習方法に変える必要があります。
その1つの方法として、タブレット学習があります。
今のタブレット学習は、様々な特性を考慮した学習PGMになっています。
例えば、文字やイラストだけでは、理解しにくい子に対して、動きのあるアニメーションで解説してくれます。
また、本人が今取り組むべき課題を明確にする為に、本人の解答結果を分析し、課題を提示してくれます。
どこの学習から始めるべきか、AIが分析してくれ、本人の学習の進め方をナビゲートしてくれます。
特性ある子の学習では、学習方法のミスマッチと学習課題のミスマッチの2つがありますが、タブレット学習ですと、その問題を解決してくれます。
その他、タブレット学習のメリットデメリットは、こちらの記事をご覧ください。
発達障害に関わらず、グレーゾーンなど、学習の困りを感じてる子にとって、役立つ内容になると思います。
1つの学習方法として、参考になれば幸いです。
「【療育支援員がおすすめ】不登校の本7選」のまとめ
記事のポイントになります。
✅不登校の本
「おすすめ 7選」
・不登校になったら最初に読む本
(親と先生と子どものための再出発へのヒント)
・子どもが不登校になったら読む本
(すべて解決できる〝笑顔の処方箋〟)
・子どもが不登校になっちゃった!
・学校に行けない子どもの気持ちがわかる本
・不登校、頼ってみるのもいいものだ
( 悩める親子が不登校の迷路から抜け出すためのお母さん・お父さんレッスン)
・NPOカタリバがみんなと作った
(不登校ー親子のための教科書)
・学校は行かなくてもいい
(親子で読みたい「正しい不登校のやり方」)
✅不登校の本
「活用する時のポイント」
・本の知識は「参考程度」にする
・「子ども・家庭に合わせて」変える
・本人の特性を把握した上で、本の知識を関わりで活かす
(支援者に相談)
✅不登校の子が
「備えておきたいこと」
・最低限必要な学力
・本人希望の進路に必要な学力
・学習習慣の定着
・学習の成功体験
・特性に合う学習法
・タブレット学習
以上になります。
本記事が、参考になれば幸いです。
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