ADHDの子の字で悩まれてる方「子どもの字が汚くて困ってる。ADHDの子の字がきれいになる方法が知りたい」
このようなお悩みに、お応えします。
☑本記事の内容
✅ADHDの子の
「字が汚い理由」
✅ADHDの子の字をきれいにする時に
「一番大切なこと」
✅ADHDの子の
「字をきれいにする方法」
✅それでも
「字が改善されない」の場合
※本記事はプロモーションを含みます
「何回言っても、子どもの字が汚い…」
「本当はできてるのに、字が汚くて、テストでバツになってる所がある…」
ADHDのお子さんの字で、悩まれてる親御さんは、少なくないと思います。
そこで本記事では、「ADHDの子の字が、今よりきれいになる5つの方法」をお伝えしたいと思います。
この記事の執筆者の私は、お子さんの療育/学習支援を15年以上してます。
その支援経験を元に、実際に上手くいった方法・大事な視点をお伝えします。
参考になれば幸いです。
学習面のサポートは「まるぐらんど」
✔発達障害の専門家監修のタブレット学習
✔特性チェックテストを元にPGMの自動提案
✔専門講師のオンライン個別指導
✔保護者様サポート
(発達のプロのカウンセリング)
\今なら、初月受講費20%オフ!/
リンク先
https://www.benesse.co.jp/marug/home/
体験授業(500円)無料優待クーポンコード「ZZB007」
※ 掲載の内容は2024年11月時点の情報です。キャンペーンの名称、内容は変わることがあります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
“タブレット学習のみ” が良い子は「すらら」
✔発達障害の専門家監修のタブレット学習
✔紙での学習が苦手な子も学びやすい
✔タブレットで完全に完結
✔多様な特性に合わせた学び方
(アニメーション/音声学習)
\特別支援学級でも導入中/
ADHDの子の「字が汚い理由」
ADHDの子の「字が汚い理由」は、3つあります。
①:「丁寧に取り組む」が苦手
②:「集中力」が限られてる
③:「協調運動」の苦手さ
(ex.目と手を同時に動かす)
①:「丁寧に取り組む」が苦手
ADHDの特徴の1つとして、多動・衝動性の高さがあります。
その為、「興味のないことは、多少荒くても、早く終えようとする」様子があります。
勉強や宿題を、早く終わらせたいので、丁寧に書くより、早く終わらせることを優先します。
これは、ADHDの特性でもあるので、本人は無意識の場合が多いです。
周りから見ると、『適当にやってる』と見られますが、お子さんに悪気はありません。
②:「集中力」が限られてる
ADHDは、集中力が短い・ムラがある、など、集中力に特徴があります。
これは、注意特性ともいいます。
この注意特性の中には、
・集中力が続きづらい
・他のものに注意が散りやすい
というものがあります。
この特性が原因で、字が荒くなることも多いです。
③:「協調運動」の苦手さ(ex.目と手を同時に動かす)
これは、ADHDに限りませんが、字のバランス・枠の使い方が、苦手な場合があります。
・部首が離れる
・枠から、はみ出る
・枠の端っこに書く
(枠の大半が空いてる)
・字の1部分だけ、大きい
(または、小さい)
など、字・枠のバランスで、苦手さが見えることがあります。
✅「目の見え方の偏り」もある
目の見え方に偏りがある子もいます。読み飛ばし、他の子より疲れやすい、見方に偏りがあるなど、様々な様子があります。
気になる方は、眼科で目の検査を受けることをお勧めします(目自体に原因があるかないかで、対策も変わる為)
ADHDの子の字をきれいにする時の「一番大切なこと」
ここでは、お子さんの字をきれいにする時に「一番大切なこと」を、2つ見ていきます。
字がきれいになる方法が分かっても、下の2点の視点がないと、効果が出づらくなる為です。
それでは、見ていきましょう。
①:「字が書けた=本人のメリット」を作る
②:「成功体験」を作る
①:「字が書けた=本人のメリット」を作る
お子さんが「字がきれいになるのが嬉しい」と思えないと、
字がきれいになるのは、なかなか難しいです。
いくら大人から「きれいに書きなさい」と言っても、
お子さんにきれいに書くメリットがなければ、その場だけ頑張れたとしても、長続きしません。
その為、まず始めに、字をきれいに書く動機(本人のメリット)を作る必要があります。
きれいに書く動機(本人のメリット)を作る⇨字をきれいに書く方法の実践
このような流れになります。
では、動機(メリット)は、どの様に作るのでしょうか。
それは、「お子さんの喜びを具体的にする」ことです。
・ほめられること
・花丸をつけてもらう
・点数が上がること
・終わったらご褒美
など、お子さんによって様々になります。
「終わったらご褒美」は、ゲーム・好きな本を読むなど、お子さんの好きなモノになります。
『字をきれいに書くのが早ければ早いほど、自分の好きなコトの時間が増える』
お子さんが実感できれば、字を書くのも、頑張りやすくなります。
②:「成功体験」を作る
「字をきれいに書く動機(メリット)」ができたら、実際に字を書いてみて、成功体験を作ってきます。
動機があっても、上手くいかなかったら、モチベーションが下がってしまいます。
お子さんが、「ちょっと上手く書けたかも」「上手く書けて嬉しい」と、
“実感できるような手助け” をしていきましょう。
次の項では、その手助けの「具体的な方法」を解説していきます。
ADHDの子の「字をきれいにする方法」
ADHDの子の「字をきれいにする方法」は、5つあります。
①:「集中できる環境」を作る
②:「ゴール」を事前に伝える
③:「書きやすいサイズ」を用意する
④:「書きやすい文字から」始める
⑤:具体的に「ほめる」
①:「集中できる環境」を作る
お子さんが「字をきれいに書く」だけに、集中できる様に、環境を作ります。
・気になる物は片付ける
・物/音が少ない場所にする
・家族にも静かに過ごしてもらう
・机は壁に向ける
など、お子さんが気になるものが “視界・耳に入らない様に” 環境を作ります。
ご家庭によって、難しいこともありますので、できる範囲で試してみましょう。
またお子さんによって、気になるものも違います。
音が気になる子もいれば、兄弟の言動が気になる子もいます。
何が気になるのか?を具体的にした後に、環境作りをしていきましょう。
【合わせて読みたい記事】
【療育指導員が紹介】ADHDの子が過ごしやすくなるグッズ8選
②:「ゴール」を事前に伝える
その日のゴールを、事前に伝えます。
よく療育では、「見通し」と言われるものです。
集中できる時間が限られていたり、早く終えたい!という気持ちが強い子には、この見通しが効果的です。
「何をすれば終わりか」が具体的にわかると、ゴールを目指して、頑張りやすくなります。
例えば、試験勉強でいうと、試験日がゴールになります。
試験日(ゴール)が決まってないまま、ただ試験勉強だけするのは、辛いですよね。
少なくとも、モチベーションは上がりづらいと思います。
こういった理由から、「字をきれいに書く」時には、“その日のゴール” を、事前に伝えることが大切です。
③:「書きやすいサイズ」を用意する
お子さんの「字が書きやすいサイズ」から始めてみましょう。
基本的には、大きいサイズの方が書きやすいです。
例えば、マス目を、縦横5センチずつ⇨4センチ⇨3センチのように、段階的に、小さくしていきます。
まず、きれいに書くイメージをつけることが大切になります。
④:「書きやすい文字から」始める
『お子さんが書きやすい文字・好きな文字』から、練習をしてみます。
・画数が少ない文字
・自分の名前の文字
・好きなキャラクターの文字
など、書きやすい。馴染みのある文字からだと、モチベーションも上がりやすいです。
生活で見聞きする文字の方が、きれいに書くことの意味を実感しやすいので、お勧めになります。
⑤:具体的に「ほめる」
お子さんが前よりも、少しでもきれいに書けたら、具体的にほめてみましょう。
「1回1回止めて、ゆっくり書けたね!」
「マスの中に書けたね!はみ出ないの凄い!」
など、お子さんの課題となる部分が、前回よりも頑張れていたら、ほめるイメージになります。
✅「違う道具」で書く
「字をきれいに書く」は、多くの子にとっては、楽しいことではありません。
ただモチベーションが高い方が、字はきれいになりやすいです(練習量が増やせる為)。
そこで、モチベーションが下がりづらくなる方法として「色んな道具」を使って書いてみます。
・色鉛筆
・色ペン
・ボールペン
モチベーションが下がりそうな時は、気分転換として、道具を変えてみるのも1つです。
✅「ゲーム性」を入れるのも1つ
「大人が絵を書いて、子どもが文字を書いて答える」
「大人がジェスチャーをして、子どもが文字を書いて答える」
など、ゲームっぽくして、字を書く練習法もあります
【関連記事】
それでも「字が改善されない」の場合
もし、ここまでの方法を試したことがあったり、実践しても難しい場合は、
“専門家・専門的なツール” に頼ることをお勧めします。
字が汚いことで、本人が困っていたり、これから困る可能性がある場合は、必要だと思います。
また、私の経験上ですと、ADHDの特性から、字が汚くなってしまう子の中には、学習で困る子もいます。
そこも想定した上での具体的な対策は、4つあります。
①:タブレット学習
②:学習塾
③:家庭教師
④:民間療育
①:タブレット学習
一番手間・費用がかからず、家でできる方法として、タブレット学習があります。
書きの練習ができたり、ゲーム性があり楽しみながら学べます。
メリット、デメリットなど、タブレット学習の詳細は、こちらの記事をご覧ください。
②:学習塾
個別で、お子さんの特性・ペースに配慮してくれる様な、学習塾になります。
数が少ないですが、まずは通える範囲の塾で、配慮してくる教室があるか探してみましょう。
候補が見つかったら、見学・体験をしてみるのが良いと思います。
③:家庭教師
“発達障害を専門とした家庭教師” も選択肢の1つです。
ここ最近増えてますが、まだまだ数は少ないです。
ただ、お子さんとの相性が良ければ、大変心強いです。
参考程度に私が支援してた子が、実際に利用していた家庭教師を載せておきますね。
オンラインも可能になりますので、お子さんが嫌じゃなければ、体験してもらい、感想を聞くのが一番だと思います。
オンラインも可能で、実際の先生が無料体験をしますので、先生との相性も気軽に確認できます。
「【字が汚い】ADHDの子の字が今よりきれいになる!5つの方法」のまとめ
記事のポイントになります。
✅ADHDの子の
「字が汚い理由」
・丁寧に取り組むのが苦手
・集中力が限られてる
・「協調運動」の苦手さ
(ex.目と手を同時に動かす)
✅字をきれいにする時
「一番大切なこと」
・字が書けた=本人のメリット、を作る
・成功体験を作る
✅ADHDの子の
「字をきれいにする方法」
・集中できる環境を作る
・ゴールを事前に伝える
・書きやすいサイズを用意する
・書きやすい文字から始める
・具体的にほめる
✅それでも
「字が汚いまま」の場合
・タブレット学習
・学習塾
・家庭教師
・民間療育
以上になります。
本記事が参考になれば、幸いです。
【関連記事】