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【作文が苦手】ADHDの子が書ける様になる!作文の6つの方法を紹介

投稿日:2022年6月30日 更新日:

ADHDの子の作文で悩まれてる方「子どもが作文が苦手で困ってる。作文が書ける様になる方法を教えてほしい」

このようなお悩みに、お応えします。

☑本記事の内容



✅ADHDの子の
「作文が書けない理由」

✅ADHDの子の
「作文が書ける様になる方法~短期的~」

✅ADHDの子の
「作文が書ける様になる方法~長期的~」

✅それでも
「作文が書けない」場合


「子どもの作文が文章にならない…一言で終わっちゃう……」

「どう教えればいいのか分からない…」

作文が苦手なADHDの子は、少なくありません。

ただ、家庭で教える様としても、なかなかうまく行かないことも多いかと思います。

そこで本記事では、「ADHDの子が書ける様になる6つの作文対策」をまとめました。

この記事を執筆してる私は、お子さんの療育/学習支援を10年以上しています。

その支援経験を元に、実際に上手くいった方法を “短期的・長期的視点” で解説してます。

本記事が参考になれば、幸いです。

ADHDの子の「作文が書けない理由」

ADHDの子の「作文が書けない理由」は、大きく2つあります。

1つずつ、見ていきましょう。



①:「何を書いていいか」分からない

②:出来事を「忘れてる」


①:「何を書いていいか」分からない

私の経験上では、この理由が一番多いです。

そもそも何を書いていいか分からない、どう書いていいか分からない状態になります。

その為、「今日の楽しかったことを書いて」と言っても、書くことが難しいのです。

②:出来事を「忘れてる」

ADHDの特性の1つに、忘れやすい特性があります。

特に、多動・衝動性の高い子に多く、過ぎた出来事をあまり覚えてなかったり、

思い出したがらない場合もあります。

✍「苦手意識の強さ」も関係してる

ADHDの特性上、作文の苦手に繋がりやすい上に、失敗体験を重ね続けることで、

作文への拒否感に、繋がることもあります。

もし拒否感が出てる場合、下のサイクルの練習が必要になります。

「本人に合った作文を書く方法を実践」⇨「上手く書けた(成功体験)⇨「本人の喜び(ex.ほめられる・達成感)」⇨「苦手意識が減る」⇨「作文に取り組める(自分から)」

数をこなすだけの「作文の練習」は、お子さんの苦手意識に繋がりやすいです。

ADHDの子の「作文が書ける様になる方法~短期的~」

ADHDの子の「作文が書ける様になる方法」は、3つあります。

ここでは、短期的な方法に絞って見ていきます(長期的な方法は後述します)。

1つずつ、見ていきましょう。



①:作文の「基本的な型」を覚える

②:「基本的な型」を見ながら、自分で書く

③:「何も見ず」に自分で書く


①:作文の「基本的な型」を覚える

まず、作文は具体的にどう書くのか、フォーマット(型)を伝えます。

具体的には、5W1Hになります。

お子さんのレベルに合わせて、「誰が・何をした」など、最初は、答えられる情報量に留めます。

出来る様になってきたら「いつ・誰が・何をした」と、1つずつ情報量を増やしていきます。

最初に例文を見せて、それを真似してもらう形でも大丈夫です。

フォーマットを書いた紙を渡し、それを見ながら、○○を埋めてくイメージになります。

フォーマット(基本的な型)は、下の様なイメージになります。

「○○(誰)は、○○(何)しました」

「○○(いつ)、○○(誰)は、○○(何)しました」


もし、これでも難しい場合は、○○に実際に入れた例文を用意して、マーカーで〇〇に色を付けます。

マーカーがついてる箇所だけ、1つずつ考えてもらうのも、1つの方法になります。

✍”最初に” 書きやすいもの

お子さんによりますが、多くの子が最初に書きやすいのは、

・誰が
・どこで
・何した


になります。

答えが明確に決まってることが、多いからです。

逆に難しいのが…

・いつ
・なぜ
・どのように


です。時制(いつ)の理解が曖昧だったり、

文章で説明が必要なもの(なぜ・どのように)は、難しく感じる子が多いです。

②:「基本的な型」を見ながら、自分で書く

“フォーマット” を見ながら、○○が埋められる様になったら、

次はお手本を見ながら、一から文章を書いていきます。

最初は、1文ずつで大丈夫です。

これまでは、○○の部分だけ入れてましたが、ここでは、一から考えてもらいます。

お手本を見ながら、一から文が書けるようになりましたら、次のステップに進みます。

③:「何も見ず」に自分で書く

最後は、何も見ずに書きます。

覚えたフォーマットを思い出しながら、書いていきます。

もし、途中で難しい場面があれば、①で使った紙(フォーマット)を見て書いて大丈夫です。

また、1つの方法として、最初に自分で作文用紙の端っこに、

「いつ・誰が・どこで…」の5W1Hを書いて、始めるのもあります。

✍「作文が書けたこと」をほめる

作文が書けたら、ほめることも大切になります。

その時のポイントは「書けたこと」だけに焦点を当てて、ほめることです。

下の細かい部分は、一旦触れない方が良いです。

・字のきれいさ
・枠からはみ出ない

・細かい言葉の表現(語尾など)

先ほども触れましたが、作文が苦手なADHDの子には、

「作文が書けて嬉しかった」などのポジティブな経験が必要になります。

その為、最初から細かい箇所に触れてしまうと、作文へのモチベーションが下がってしまいます。

まずは、『作文が書けたら』ほめてみましょう。

ADHDの子の「作文が書ける様になる方法~長期的~」

ここでは、ADHDの子が “作文を書くベースの力” を身につける方法を見ていきます。

3つの方法になります。



①:「語彙力」を増やす

②:「よく使うフレーズ」を覚える

③:「1日感想」でアウトプットする


①:「語彙力」を増やす

当たり前ですが、文章のほとんどは、単語で構成されてます。

語彙力が増えれば増えるほど、作文が書きやすくなります。

逆に語彙力が少なければ、作文を書くにも、その材料が限られた状態になってしまいます。

料理を作るにも材料がなければ、難しいのと同じですね。

まずは、作文の材料となる “語彙力を増やす” が大切になります。

【関連記事】

【漢字が覚えられない】ADHDの子が覚えられる!4つの方法とは

②:「よく使うフレーズ」を覚える

先ほどの “語彙力” と、考え方は、同じになります。

作文でよく使うフレーズも、増やせると心強いです。

「楽しかった」
「嬉しかった」
「疲れた」


あくまで一例になりますが、お子さんが普段話すときに使ってるフレーズの中で、

作文で使えそうなものがあれば、教えていきましょう。

ある程度、語彙力がある子でしたら、使えるフレーズを増やす所から始めても大丈夫です。

③:「1日感想」でアウトプットする

①・②で、語彙力やフレーズが増えてきたら、「1日感想」がお勧めです。

1日の終わりに大人から、今日の感想を一言聞いてみます。

「今日楽しかったこと1つ教えて」
「今日の○○はどうだった?」


など、お子さんが答えやすい質問だと、良いです。

ADHDなど、発達障害の子の中には、抽象的な質問が答えづらい場合があります。

具体的な質問ほど、答えてもらえる確率が上がります。

「今日どうだった?⇨今日の体育どうだった?」など、少し絞るイメージです。

必要があれば、お子さんに合わせて、”具体的な問いかけ” をしてみましょう。

それでも「作文が書けない」場合

ここまでの内容を実践しても、作文がどうしても難しい場合もあります。

その場合は、“専門家・専門的なツール” に頼ることをお勧めします。

具体的な方法は、5つになります。



①:療育

②:学習塾

③:家庭教師

④:タブレット学習

⑤:通信講座


①:療育

療育とは、発達障害の専門家が、お子様に直接指導をするものが、中心になります。

“福祉サービス・民間” の2種類に分かれます。

多くの方は、費用の負担が軽い(1割負担)福祉サービスから探されます

お住いの区役所など、障害福祉課に連絡をすると、相談ができます。

ただ、どこも混み合っていて、すぐに利用ができなかったり、

利用できても月数回など、支援の量として足りない場合もあります。

その場合は、民間療育も併行して、探すことをお勧めします。

支援の種類・特徴などは、別記事でまとめています。

ご存知ない方は、【受給者証のデメリット】3つの注意点・メリット・申請方法 をご覧ください。

※福祉サービスについては、通所受給者証(受給者証)の申請が必要です。受給者証のデメリットを心配される方が多いですので、前半はデメリット中心にまとめてます。

②:学習塾

お子さんの特性に配慮して指導してくれる “個別の学習塾” になります。

・1つ1つ段階を踏んで説明する
・手本を見せながら教えてくれる

など、お子さんに合わせた指導をしてくれる塾になります。

もしお住まいの近くに、柔軟に対応してくれそうな塾があれば、試しに体験だけ行くだけでも、良いと思います。

もちろん、お子さんの意思があるのを確認した上になります(本人が嫌がっていたら、避けた方が良いです)。

③:家庭教師

“発達障害を専門とした家庭教師” になります。

まだまだ数は少ないですが、ここ最近増えてます。

専門的な知識がある先生なら、お子様の特性に合わせて、教え方も工夫してくれます。

専門家の見極めポイントは、お子さんの特性に配慮した教え方・教材の工夫があるか、です。

一番避けた方が良いのは、決まった教材を、ただ問いてもらうだけの指導です。

もちろん、それを使う意図・妥当性があれば良いですが、それもなく、

ただ決まった問題を解くだけの先生でしたら、慎重に判断された方が良いと思います。

私が知ってる家庭教師(発達障害の専門コースを紹介しますね。

オンラインもありますので、ネット環境があれば、どこからでも受講可能になります。

実際に先生による無料体験もしていますので、お子さんが嫌がる様子がなければ、試してみるのも、1つだと思います。

家庭教師ファースト HP

④:タブレット学習

すぐに始められて、費用も抑えたいという方には、タブレット学習をお勧めします。

作文も、国語の他の問題と関連がありますので、学習全般を網羅できるタブレット学習は、効果的です。

教科書・参考書では、想像するのが難しい問題でも、

アニメーション・動画など、”発達障害の子が理解しやすい教え方” がいくつもあります。

学びの1つの選択肢として興味のある方は、下の記事をご覧ください。

【療育支援員がおすすめ】発達障害の子に良いタブレット学習とは?4つの条件・理由・注意点

⑤:通信講座(小学生向け)

添削をしてもらい、学んでいくスタイルになります。一番気軽に取り組める方法になります。

詳しくは、ブンブンどりむ(小学生向け)をご覧ください。

「【作文が苦手】ADHDの子が書ける様になる!作文の6つの方法」のまとめ

記事のポイントをまとめます 。



ADHDの子の「作文が書けない理由」
・何を書いていいか、分からない
・出来事を忘れてる

作文が書ける様になる方法~短期~
・基本的な型を覚える
・お手本を見ながら、自分で書く
・何も見ずに、自分で書く


作文が書ける様になる方法~長期~
・語彙力を増やす
・よく使うフレーズを覚える
・”1日感想” でアウトプットする


それでも「作文が書けない」場合
・療育
・学習塾
・家庭教師
・タブレット学習
・通信講座


以上になります。

【関連記事】

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