特別支援学級の担任について知りたい方「特別支援学級の担任になったら、何から準備すればいいの?把握すべきことが知りたい」
このようなお悩みにお応えします。
☑本記事の内容
✅特別支援学級とは
✅特別支援学級の
「対象児童」
✅特別支援学級の
「教育課程」
✅特別支援学級の
「おすすめな本」~初めての担任の方へ~
※本記事はプロモーションを含みます
最近の小/中学校では、特別支援の免許や知識がない先生が、特別支援学級の担任になることがあります。
また初めて学校の先生になる人が、特別支援学級の担任になることもある為、不安に思う方もいらっしゃると思います。
私は、発達支援の相談/指導員を15年以上しており、これまで特別支援に携わってきました。
この支援経験を元にまとめています。本記事が参考になれば幸いです。
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特別支援学級とは
特別支援学級とは、原則8名以下のクラスで、お子さん一人一人に合った指導を受けることができるクラスです(特別な支援を必要とする子へ)。
通常の小/中学校において、特別な支援が必要な子を指導する場は、おもに3つあります。
①:特別支援学級
②:通級指導教室
③:普通学級
全体像が把握できると、特別支援学級の位置づけも理解されやすいので、1つずつ説明をしていきますね。
①:特別支援学級(支援級)
特別支援学級に在籍となり、別の教室(クラス)で授業を受けて過ごします。
「情緒」と「知的/身体障害」のクラスに分かれ、その子の特性に応じて変わります。
✅情緒クラス
多動/衝動性が高かったり、気持ちのコントロールの難しさから、奇声や癇癪などの行動を起こす子が対象になります。
✅知的/身体障害クラス
知的、身体的な遅れがある子が対象になります。医師の診断書/検査の数値など明確に特性が出ている場合になります。ちなみに設置している小学校の割合は76.6%、中学校は73.7%になります。
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②:通級指導教室(通級)
普通学級に在籍している状態で、週1~2回程度(1~2h)、通級指導教室に通って、個別で授業を受けることができます。
お子さんによって、SST(ソーシャルスキルトレーニング)など、コミュニケーションの練習を取り入れる場合もあります。
学校により、学校内に設置されている場合(自校通級)と、近隣の学校に設置されている場合(他校通級)があります。
平成5年に、通級指導教室の設置が全国で制度化されたため、学校内で通級指導教室がある学校は、増加傾向にあります。
③:普通学級(通常学級)
一般的な学級のことで、1クラス40名以下で構成されています。学校によっては、補助の先生がいるなど、体制に違いがあります。
普通学級と特別支援学級の違いについては、こちらの記事をご覧ください。
【普通学級or支援学級】内容、選ぶ基準、メリット/デメリット
特別支援学級の対象児童
特別支援学級の指導の対象児童は、8つに分けられます。
- 知的障害
- 肢体不自由
- 病弱・身体
- 虚弱
- 弱視
- 難聴
- 言語障害
- 情緒障害
【参考】日本の特別支援教育について ※文部科学省
近年「発達障害」が認知され、支援する動きが広まっています。それと同時に、実際に対応する現場の先生は、困ってしまう方も増えています。
文部科学省によると、「特別支援学級に在籍する子の90%以上が知的障害や発達障害をもっている」とのことです。
そこで、ここ少し「発達障害」について、触れていきたいと思います。興味のある方は、ご覧ください。
✅発達障害とは
本来発達の凸凹は誰にでもありますが、この凸凹が大きく、生活に支障が出る場合、「発達障害」の特性があることになります。
図のように、発達障害には、自閉スペクトラム症(ASD)、ADHD(注意欠陥多動性)、学習障害(LD)があり、そこに知的障害も加わってきます。
それぞれの特徴も、載せておきますね。
✅ADHD(注意欠陥多動性)
- 多動/衝動/不注意の性質
- 混在することが多い
- 多動/衝動性:男の子に多い
- 不注意:女の子に多い
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✅自閉スペクトラム症(ASD)
- 言葉の遅れ、会話の難しさ
- 興味の幅の狭さ/こだわりの強さ
- 感覚の偏り/不器用
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✅学習障害(LD)
- 読み/書き/計算の特定の分野が難しい
- 話す/聞くの特定の分野が難しい
- 知的な遅れなし
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✅知的障害
- 知能指数(IQ)×適応能力で判断
- 軽度~最重度まで4段階ある
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特別支援学級の教育課程
ここでは、特別支援学級の担任が実施する授業内容について、お伝えします。
✅特別支援学級【小学校】教育課程
①各教科
②道徳
③外国語活動
④総合的な学習の時間
⑤特別活動
⑥自立活動
※国語、社会、算数、理科、生活、音楽、図画工作、家庭、体育、外国語
✅特別支援学校【中学校】教育課程
①各教科
②道徳
③総合的な学習の時間
④特別活動
⑤自立活動
※国語、社会、数学、理科、音楽、美術、保健体育、技術・家庭、外国語
初めての特別支援学級の担任になる方へおすすめな本
ここまでで、特別支援学級の位置づけなど、全体像は把握いただけたかと思います。
あとは、実際に学級を運営したり、個別の配慮が必要な子に関わる上で必要な知識が把握できると、安心です。
これから紹介する3冊があれば、基礎的な知識は、問題ないと思います。
①:はじめての〈特別支援学級〉学級経営12か月の仕事術
②:入門特別支援学級の学級づくりと授業づくり―初めての特別支援学級担任のために
③:イラストでわかる 特別支援教育サポート事典: 「子どもの困った」に対応する99の事例
こんな方にオススメ👩:すぐに使える具体的なアプローチが知りたい
「【特別支援学級とは?】初めて特支の担任になったら知るべき4選」のまとめ
記事のポイントになります。
✅特別支援学級とは
・8名以下の少人数クラス
・一人一人に合った指導
✅特別支援学級の
「対象児童」
・知的障害
・肢体不自由
・病弱・身体
・虚弱
・弱視
・難聴
・言語障害
・情緒障害
✅特別支援学級の
「教育課程」
・各教科
・道徳
・外国語活動
・総合的な学習の時間
・特別活動
・自立活動
✅特別支援学級の
「おすすめな本」~初めての担任の方へ~
・はじめての〈特別支援学級〉学級経営12か月の仕事術
・入門特別支援学級の学級づくりと授業づくり
・イラストでわかる 特別支援教育サポート事典
以上になります。
本記事がお役に立てば幸いです。
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[…] 詳しい仕事の内容については、【特別支援学級とは?】初めて特支の担任になったら知るべき4選をご覧ください。 […]