子どもの学級について悩まれてる方「通級に “いじめ” はあるの?通級利用しても “いじめ”がありそうで心配。何を基準に学級を選べばいいか分からない」
このようなお悩みに、お応えします。
☑本記事の内容
✅通級の「現状」
~いじめはあるのか~
✅通級のいじめの「事例」
✅通級は「選ぶべきか」
✅学級の「選び方」
✅通級を検討される子に
「必要なもの」
✅通級を検討する子の
「学習対策」
※本記事はプロモーションを含みます
法の改正もあり、以前に比べると、通級・支援級など、学級の選択肢は選びやすくなっています。
実際に、通級や支援級がある学校は、増えています。
一方で、下のような不安や疑問を持たれる方が多いです。
「通級に行ったら “いじめ” に合うかも」
「通級って実際どんな感じなの?」
実際に通ってる子のお話を聞くのが一番ですが、なかなか踏み込んだお話が聞けない…という方も多いと思います。
そこで本記事では「通級のいじめ・学級の選び方・注意点」をまとめてみました。
私は、発達支援の相談/支援員を15年以上しており、これまで通級・支援級に通う子の支援に携わってきました。
本記事で紹介するケースは、私が実際に支援した事例を元にしています。
また “いじめ” でなくとも、通級を利用する子が辛い思いをしやすいケースも紹介してます。
本記事が、参考になれば幸いです。
学習面のサポートは「まるぐらんど」
✔発達障害の専門家監修のタブレット学習
✔特性チェックテストを元にPGMの自動提案
✔専門講師のオンライン個別指導
✔保護者様サポート
(発達のプロのカウンセリング)
\今なら、初月受講費20%オフ!/
リンク先
https://www.benesse.co.jp/marug/home/
体験授業(500円)無料優待クーポンコード「ZZB007」
※ 掲載の内容は2024年11月時点の情報です。キャンペーンの名称、内容は変わることがあります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
“タブレット学習のみ” が良い子は「すらら」
✔発達障害の専門家監修のタブレット学習
✔紙での学習が苦手な子も学びやすい
✔タブレットで完全に完結
✔多様な特性に合わせた学び方
(アニメーション/音声学習)
\特別支援学級でも導入中/
通級の「現状」~いじめはあるのか~
結論からお伝えすると、通級に “いじめ” はあります。ただ、ケースバイケースになります。
これは通級に限らずですが、その学校や学級によって様々になります。
普通級でも支援級でも、いじめがあったりなかったり、またその年によっても、変わる場合があります。
私が支援してきた中ですと「通級を利用してる」が理由で、いじめに発展するケースは多くありません。
それ以上に、先生の無理解、クラスから抜けることに、本人が劣等感を感じ辛い思いをするケースの方が多いです。
【関連記事】
【発達障害の子と担任が合わない時】3つの大切なポイント・対処法
通級のいじめの「事例」
ここでは、通級のいじめの「事例」を3つ、見ていきたいと思います。
厳密に言うと、”いじめ” ではない事例もありますが、
本人が辛い思いをする点においては、本質的には同じになります。
①:クラスの子に「冷やかされる」
②:担任の「配慮不足」
③:周囲の「悪気のない言葉」
①:クラスの子に「冷やかされる」
通級は、授業を抜けて、違う場所で授業を受けます。
当然クラスメイトも「◯曜日の◯◯の授業の時にいない」と気付きます。
そのため、心無いクラスメイトがいると、
・授業を抜ける時
・クラス(普通級)に戻る時
などの場面で、
「授業抜けられていいな」
「授業サボって、ずるいな」
など、冷やかされる場合があります。
②:担任の「配慮不足」
当たり前ですが「通級を利用する」自体は、恥ずかしいことではありません。
ただ、お子さん本人は「恥ずかしい。触れられたくない」「何で自分だけ」と思ってる場合が少なくありません。
そんなお子さんの気持ちを考えられず、担任の配慮が足りないことで、本人が辛くなるケースがあります。
それは、担任からクラスメイトへの説明の仕方になります。
実際にあった悪い例としては、
「◯君は、みんなより苦手なことがあるから、別の場所で練習しに行くんだよ」
と、先生からクラスメイトに説明をしていました。
これは、本人からしたら、とても傷つく言葉ですし、クラスメイトも「できないから通級に行くんだ」と誤った認識になります。
そして、先生やクラスメイトの誤った認識が、本人を傷つけ苦しめていきます。
通級は、苦手な所を克服するための場所ではなく、
本人が学びやすい場所・機会を確保し、学校生活を過ごしやすくする為のものです。
③:周囲の「悪気のない言葉」
クラスメイトの子に、
「何で授業受けないの?」
「どこ行ってるの?」
と、悪気なく聞かれることです。
お子さんの捉え方によって変わりますが、
「自分は、皆が出来ることができない」
「自分はどうせバカなんだ」
と思い込み、傷ついてしまうことがあります。
本人が通級に通うことに、疑問や不信感を感じるキッカケにもなります。
本人の気持ちを丁寧に聞きながら、”通級に通う目的” をすり合わせてくことが大切になります。
具体的な伝え方は、下の記事をご覧ください。
支援学級を例にまとめていますが、伝え方自体は、通級も共通した内容になります。
【子どもに「特別支援学級」って何?と聞かれたら】説明の仕方・注意点
通級は「選ぶべきか」
お子さん本人が、今の学校生活(普通級での)で困りを抱えている場合は、検討するのが良いと思います。
「通級」は、学校生活をより良くする為の1つの方法になります。
また学校内で、取り組みやすい方法とも言えます(学校によっては、大変な場合もありますが)。
サポートの選択肢は多い方が良いです。その上で1つずつ、お子さんに合ってるか確認することが重要になります。
次の項では、どのポイントを確認していけばいいのか、具体的に触れていきたいと思います。
学級の「選び方」~通級を例に説明します~
ここでは、学級の「選び方」を3つのポイントで見ていきます。
①:本人の「意思」
②:通級の先生/スタイルとの「相性」
③:第3者の「客観的な意見」
①:本人の「意思」
学級選びで最も大切なのは、本人の気持ちになります。
本人が「通級を望んでる」ことが重要になります。
もしくは「今の学校生活で困ってる(普通級)」場合になります。
いずれの場合も、理由を具体的に聞いてみます。
「ケンカしないで、友達と仲良く遊びたい」
「もっとゆっくり授業が受けたい」
など『お子さんなりの理由』が聞けると、通級の必要性(検討する本気度)も変わってきます。
お子さんに意思があるなら、次の②に移っていきます。
②:通級の先生/スタイルとの「相性」
通級の利用を検討する時に、確認したい相性は2点になります。
・先生
・通級のスタイル
(通い方)
先生との相性は、言葉の通りになります。少なくとも、本人が苦手なタイプでないかは見ていきたい点になります。
「通級のスタイル(通い方)」については、注意が必要になります。
通級は、通常の授業を抜けて、別の場所で授業(通級)を受けます。
お子さんによっては、
・授業を抜けるのが恥ずかしい
・周りの目が気になる
・授業に遅れるのが嫌
(普通級の授業が受けられない為)
など、通級のスタイルが、合わない子もいます。
ここは、事前に通級のスタイル(授業を抜ける形)を説明して、本人の気持ちを確認する必要があります。
通級を利用する際に、障壁になりやすい要素になります。
③:第3者の「客観的な意見」
第3者から、通級を勧められた場合も、大事なポイントになります。
特に、学校側から提案があった場合は『本人の学校での言動』を見て、判断してます。
学校側の『通級級を勧める理由』が、納得・理解できる場合は、前向きに検討して良いと思います。
判断のポイントなど、具体的な内容は、下の記事をご覧ください。
【合わせて読みたい記事】
【通級を勧められた時】利用すべき?3つの判断基準とは。事例も紹介
「【通級にいじめはある?】10年以上の現場で見えたこと」のまとめ
記事のポイントになります。
✅通級の「現状」
~いじめはあるのか~
・いじめはある
・数は少ない
・周りから質問され傷つくことがある
・担任の配慮不足で傷つくことがある
✅通級のいじめの「事例」
・クラスの子に冷やかされる
・担任の配慮不足
・周囲の悪気のない言葉
✅通級は「選ぶべきか」
・本人が困ってる場合、検討したい
・本人に合ってれば、選びたい
✅学級の「選び方」
・本人の「意思」
・通級の先生/スタイルとの「相性」
・第3者の「客観的な意見」
以上になります。
本記事が、学級選びの参考になれば幸いです。
【関連記事】
[…] 【通級にいじめはある?】10年以上の現場から見えた”実態”とは […]
[…] 【通級にいじめはある?】10年以上の現場から見えた”実態”とは […]
[…] 【通級にいじめはある?】10年以上の現場から見えた”実態” […]