子どもの学級で悩まれてる方「支援学級から支援学校に転校ってできる?実際に転校する子はいる?今の支援学級が合わない気がして今後の学校生活が心配」
このようなお悩みに、お応えします。
☑本記事の内容
✅支援学級⇨支援学校
「転校できるのか」
✅支援学級⇨支援学校
「転校したい時は」
✅支援学級⇨支援学校
「転校前に確認したいポイント」
✅支援学級に在籍する子の
「学習対策」~知的な遅れがない子~
特性があるお子さんの環境(学校・学級)選びは、とても難しく、多くの方が悩まれる問題になります。
特に、知的な遅れがそこまでなかったり、一般的なコミュニケーション・生活習慣が身についてる子ですと、将来のことも考えると判断は一層難しくなります。
そこで本記事では「支援学級から支援学校へ転校」に関する情報をお伝えしたいと思います。
この記事を執筆してる私は、療育・発達支援を15年以上しています。
学校・学級選びに関する支援に携わる中で、大切だと感じた点をまとめています。
お子さんの学校・学級選びの、お役に立てば幸いです。
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支援学級から支援学校へ「転校できるのか」
支援学級から支援学校へ「転校できるのか」は、学校・地域によって異なります。
転校した事例はありますが、私が支援してきた中ですと、ほとんどありませんでした。
その理由は、私が支援するお子さんは、学級選びなども含め、早い段階で療育でサポートしてる為、「途中で転校」という何かしら本人と環境が合わなかった(選択が違っていた)というケース自体が少ない為になります。
支援学校の方が合ってる可能性があるけど、支援学級でできるか試してみたいという親御さんはいらっしゃいます。
特に、将来の選択肢は変わってくる為、支援学級でできるか試して、難しければ支援学校に転校と考えられるのは、一つの考え方になると思います。
支援学級から支援学校へ「転校したい時は」
まず、在籍してる支援学級の担任に相談になります。そこから「校長先生に相談」が一般的になります。
地域に、支援コーディネーターがいれば、支援学校からお子さんの様子を巡回して見てもらえます。
授業中の本人の様子を見て、担任や親御さんに助言することもあります。
繰り返しになりますが、検討する学校や地域によって違う為、そもそも可能なのか確認する必要があります。
転校自体が可能な場合は、必要な手順、転校時期など、相談しながら進めていきます。
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支援学級から支援学校へ「転校前に確認したいポイント」
支援学級から支援学校へ「転校前に確認したいポイント」は、4つあります。
言うまでもなく、転校は、お子さんの今の生活、将来に大きな影響を与える判断になります。
“転校” という判断が、お子さんに合っているのか、丁寧に確認したい点になります。
①:転校の「目的」
②:「誰が」困ってるのか
③:困りの「具体的場面」を出す
④:「学校側の意見」を聞く
①:転校の「目的」を明確にする
「支援学級が合わないから、支援学校」という考え方ではなく、転校することで、どんな問題を解消したいか、目的を明確にしていきます。
例えば、学習面よりも、生活面の自立に課題があるから、生活に密接したスキル(時間/お金の管理、身だしなみ)を身に着けられる支援学校に転校する、などの考え方があります。
このように、目的を明確にした上で、「支援学校に転校」という選択肢が合ってるのか、確認をします。
②:「誰が」困ってるのか
転校を考える理由があると思います。その理由は、今誰かが困っていたり、今後困る可能性があるものだと思います。
その “誰が” 困っているのか(今後困る可能性があるのか)を確認していきます。
中には、親御さんが不安だから、転校を検討するケースがあります。
ただ客観的に見て、本人の今の生活、今後を考えた時に、転校が本当に良い選択になるのかは、慎重になった方が良い場合があります。
先ほどの「目的を明確にする」に似ていますが、転校の理由は、誰の何の困りを軽減する為のものなのか、が大切になります。
③:困りの「具体的場面」を出す
もし転校の理由が「今の支援学級が本人に合ってない」という場合は、どういう場面でそう感じるのか、具体的場面で確認することが大切になります。
例えば、よくある例として、授業で先生の指示が理解できず、本人の学びになってない(作業的になってる)ケースです。
他にも、クラスメイトとコミュニケーションがとれず、本人が過ごしにくさを感じてるなどです。
④:「学校側の意見」を聞く
学校側の意見、そして支援コーディネーターの意見が参考になります。
特に、支援コーディネーターは、その地域で色んなご家庭の相談に乗っています。地域の支援学校の情報に精通してる為、地域の実情に合わせてアドバイスがもらえます。
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【現場でよくある事例】支援学級を選んで後悔する3つのパターン・対策
支援学級に在籍する子の「学習対策」~知的な遅れがない子~
ここでは、支援学級に在籍していて、知的な遅れがない子向けの学習対策をお伝えします。
支援学校には行かないけど、今の支援学級の授業では、不十分な子向けになります。
支援学級で見られるのが、情緒級(知的な遅れなし)の子が、授業内容が簡単すぎて、学習の遅れに繋がることです。
情緒面の困り(多動や衝動性、コミュニケーション面)を抱えてる子は、生活面を整えることが大切です。一方で、支援級だと学習レベルでは、合わないことが少なくありません。
そこで、学校の授業で足りない部分をカバーする為に、まずは、家庭でできる学習対策が必要になります。
「家庭でそんな時間はない!」という方は、個別療育や家庭教室など、本人の特性に配慮した学習支援が良いと思います。
家庭でできる余地がある方は、試してみて、合わなければ、療育などの専門家の力を借りることをお勧めします。
今回は、家庭学習の一つとして、タブレット学習についてお伝えします。
✅特性ある子の学習対策「タブレット学習」
支援学級に通うということは、少なからず特性があると思います。
その特性ゆえに、集団が苦手、コミュニケーションの配慮がいるなど、様々な事情があります。
人から教わる学習において、集団やコミュニケーションに苦手さがある場合は、本人に合った学習方法を見つけることが、大切になります。
その一つの学習方法として、タブレット学習があります。
タブレット一台で完結し、自分のペースででき、結果(達成具合)が明確なため、特性ある子にとって学習が進めやすい特徴があります。
メリット、デメリット、どんなタイプの子に向いてるのか、向いてないのかなど、詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
発達障害、特性の強さに関わらず、心配事がある子にとって、共通する内容になります。
学習対策の一つとして、参考になれば幸いです。
「【転校難しい?】支援学級から支援学校へ~転校方法、転校前に確認したい4つのポイント~」のまとめ
記事のポイントになります。
✅支援学級⇨支援学校
「転校できるのか」
・学校、地域差がある
・年度によって違いもある
✅支援学級⇨支援学校
「転校したい時は」
・担任、管理職の先生に相談する
✅支援学級⇨支援学校
「転校前に確認したいポイント」
・転校の目的を明確
・誰が困ってるのか
・困りの具体的場面を出す
・学校側の意見を聞く
✅支援学級に在籍する子の
「学習対策」~知的な遅れがない子~
・支援学級の授業では足りない場合
・家庭での学習対策
・タブレット学習
・最終手段は専門家に頼る
以上になります。
本記事が参考になれば幸いです。
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