子どもの癇癪で困っている方「癇癪がひどくて困っている。癇癪にアロマが良いって聞いたけど本当?オススメのアロマを教えてほしい」
このようなお悩みに、お応えします。
☑本記事の内容
✅アロマの
「2つの効果」
✅おすすめの
「3つのアロマ」
✅アロマの
「3つの使い方」
✅アロマの
「3つの注意点」
✅それでも
「癇癪が落ち着かない時」
「ワァー!!!キィー!!!」子どもの癇癪って困りますよね..。
癇癪が続くとお子さんはもちろん、親御さんの負担も大きいものです。
この記事の執筆者の私は、育児の相談支援を10年以上しています。その中で癇癪で悩まれている方が多くいらっしゃいました。
その経験を元に、本記事では、癇癪を鎮める1つの方法として「アロマ」について、「効果/使い方/注意点」を解説したいと思います。
アロマの「2つの効果」
アロマというと、大人の方が使うイメージを持たれる方が、多いかもしれません。
アロマといっても様々な種類があるのですが、その中でも下の2つが癇癪には良い影響を与えます。
- 気持ちを落ち着かせる
- 緊張を和らげる
全てのお子さんに効果があるわけではないのですが、もしアロマで癇癪が少しでも落ち着くなら、こんな簡単な方法はないので試す価値はあると思います。
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おすすめの「3つのアロマ」
オススメのアロマは、3つあります。
①:ラベンダー
②:カモミールローマン
③:オレンジ・スイート
私が支援している親御さんが、実際に使用しているアロマを載せておきます。参考程度にご覧ください。
①:ラベンダー
古代ローマ人が愛用したというアロマ。怒りや緊張を鎮め、気持ちを落ち着けたいときに効果的です。
イライラしやすいお子さん(特にイヤイヤ期)に使用したいところですね。ちなみに、風邪の予防/殺菌作用/安眠効果もあります。
②:カモミールローマン
キク科の植物から作られたアロマで、もともと「お母さんのハーブ」といわれていました。
甘酸っぱいリンゴに近い香りが特徴的で、この香りが好きなお子さんも多いです。鎮静作用が高めて、なかなか眠れない夜に使うことをオススメします。
寝付きが悪いお子さんの場合、入浴剤として使ったり、ハーブティーにして寝る前に飲むのが効果的です。菊アレルギーの方は使用を控えてください。
③:オレンジ・スイート
オレンジの皮をむいた時のような柑橘系のさわやかな香りが、特徴的です。効果は、気分が前向きになる、不安が減る、ストレス解消などになります。
また気持ちを落ち着かせるだけでなく、食欲を増やす効果もあります。ちなみに、オレンジには汚れを落とす効用があり、お掃除に使うのもおすすめです。
日頃のお掃除で、大変なママ/パパにオススメな使い方になります。
アロマの「3つの使い方」
アロマの代表的な使い方は、3つあります。
①:芳香浴
②:手/足浴、入浴剤
③:アロマ粘土
①:芳香浴
瞬間的にリスレッシュされたい場合は、カップにお湯を入れて2〜3滴垂らす。
一定の時間芳香させたい場合は、ティッシュやハンカチ、専用のシールなどに垂らして近くに置いておくことをオススメします。
部屋全体を香りで満たしたい場合はアロマランプが良いでしょう。
②:手/足浴、入浴剤
2〜3滴垂らして、10分程度、手や足を浸します。身体的には、温め効果があり、精神的にはリラックス効果を得られます。
③:アロマ粘土
粘土に混ぜると、遊びながらアロマ効果が得られます。粘土を嫌がる子が、好きな香りがあることで興味を示せたり、少し触って遊ぶキッカケになることもあります。
アロマの「3つの注意点」
アロマを使う上での注意点が、3つあります。
①:「体質」に合ってるか
②:「子どもが「好むか」
③:「効果が出ない子」もいる
①:「体質」に合ってるか
当たり前ですが、お子さんの体質に合っているか確認しましょう。
アレルギー/肌荒れ/匂いへの過敏がある子は、特に必要です。お子さんが嫌がったりする場合は、すぐに使うのをやめましょう。
②:「子どもが「好むか」
お子さんが好むのか確認しましょう。お子さんが香りを好んだり、実際に落ち着ける場合は、使い続ける1つの目安になります。
③:「効果が出ない子」もいる
どんなものにも、個人差があります。効果が出たり、出ない子がいます。
『少しでも子どもが落ち着ける方法が見つかるといいな』ぐらいの感覚で、試されるのが良いでしょう。
✅産後ママには「ジャスミン」がオススメ
産後鬱など、産後に気分が深く落ち込む/逆に気分が高ぶってしまうときは、「ジャスミン」の効用を利用するのが、良いといわれています。妊娠中の使用は厳禁なのでご注意ください。
それでも「癇癪が落ち着かない時」
ここでは、家で試行錯誤されても「癇癪が落ち着かない時の対策」をお伝えします。
「癇癪」は、お互いエネルギーを消耗し、疲弊します。親御さんの大きな困り事にもなりますが、同時にお子さんも困っています。
言葉自体がまだ出ていなかったり、自分の気持ちを言葉にしづらかったり、気持ちの折り合いのつけ方が難しかったり、お子さんによって様々になります。
家で関わりを工夫しても進展が見られない場合は、”癇癪の原因” と “関わり方” がミスマッチしてる可能性があります。
癇癪には、主な原因が3つあります。
✅要求を通したい
・癇癪での要求は通さない
・適切な要求の時に応える
✅嫌なことから逃げたい
・難易度を下げる
・回避できると癇癪が悪化する
✅注意を引きたい
・癇癪での注目引きには応えない
・適切な注目の引き方に応える
このように、癇癪の原因によって、必要な対応が変わってきます。
お子さんによっては、原因が、場面によって混ざったり、途中で入れ替わったりします。
家庭で見極めることは、難しい場合が多いため、専門の先生に、癇癪の原因に加えて、本人の特性を客観的に見てもらうことが大切になります。
癇癪は、年齢が上がると、お子さん自身や周囲が怪我をするリスクが上がります。
感情表現、感情のコントロール、気持ちを伝え方などは、できるだけ早く身につけられると、今後の困りが大きくなるリスクを下げられます。
✅お子さんの相談は「リタリコジュニア」
リタリコジュニア とは、療育/発達支援の教室になります。
発達障害、グレーゾーン、不登校など、特性に関わらず、様々な困りを抱えてる子が通われてます。
お子さんの年齢/特性/困り事によっても、変わりますが、
・自己管理
(感情コントロール/ストレス発散法)
・コミュニケーション
(気持ちを言葉にする/表現方法)
・学習
(特性に合う学習方法/学習計画)
・学校連携
(ex.学校での配慮/担任とのやりとり)
など、本人に必要なサポートが幅広く受けられます。
リタリコジュニアが良い理由は、大きく5つあります。
・療育の最大手
(実績/信頼/豊富なノウハウ)
・応用行動分析
(エビデンスに基づく指導)
・家での関わりサポート
(具体的な親の関わり方)
(ペアレントトレーニング)
・自己肯定感を高める指導
(安心感/楽しさ/成功体験)
・園/学校生活の相談
(担任との連携)
1回の指導で、本人の特性、本人への関わり方、学校で配慮すべきことなど、必要なことを教えてもらえます。
お子さん自身の成長促進を希望される場合は、継続的な支援を受けることもできます。
具体的な癇癪の対応方法を、支援経験豊富な先生に聞けると、癇癪を減らし、お子さんもご家族も過ごしやすくなります。
その他、メリット・デメリットなど詳しい情報は、こちらの記事をご覧ください。
私の息子が療育に通っていた経験、私自身の支援経験を元にお伝えしています。
お子さんの様子、家庭の状況に合わせて、活用いただけますと幸いです。
「【子どもの癇癪にアロマが効くって本当?!】おすすめのアロマと3つの使い方」のまとめ
記事のポイントになります。
✅アロマの
「2つの効果」
・気持ちが落ち着く
・緊張を和らげる
✅おすすめの
「3つのアロマ」
・ラベンダー
・カモミールローマン
・オレンジ・スイート
✅アロマの
「3つの使い方」
・芳香浴
・手/足浴、入浴剤
・アロマ粘土
✅アロマの
「3つの注意点」
・体質に合ってるか
・子どもが好むか
・効果が出ない子もいる
✅それでも
「癇癪が落ち着かない時」
・本人の特性/癇癪の原因の把握
・親の関わり方を学ぶ
・民間療育の活用
・リタリコジュニア
以上になります。
本記事が参考になれば幸いです。
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