ADHDの子に合うオモチャを探してる方「ADHDの子どもが遊べたり、集中力がつくおもちゃってあるの?成長に繋がるおもちゃを教えてほしい」
このようなお悩みに、お応えします。
☑本記事の内容
✅ADHDの子に
「おすすめオモチャ」
✅ADHDの子がオモチャで
「身につくスキル」
✅成長に繋げるオモチャの
「遊び方」
「子どもがオモチャにすぐ飽きて、どんなオモチャを選べばいいか分からない…」
「遊ぶだけじゃなくて、少しでも子どもの成長(発達を促す)になるオモチャが知りたい…」
お子さんに合ったオモチャ選びは、とっても難しいですよね。
この記事を執筆している私は、療育支援員を10年以上しており、発達障害のお子さん・親御さんの支援に携わってきました。
その支援経験を元に、本記事では、下記の内容をまとめました。
ADHDの子の「おすすめオモチャ・身につくスキル・成長に繋がる遊び方」
本記事が参考になれば、幸いです。
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ADHDの子に「おすすめなオモチャ」
ADHDの子に「おすすめオモチャ」を13種類、紹介します。
お子さんが興味をもちそうか、オモチャの特徴も合わせて、ご覧ください。
①:木製パズル モンテッソーリ教育おもちゃ
- はめる底が深めで、入れやすい
- 色と形の認知力が上がる
②:【10枚入り】PUERI 木製パズル
- 豊富な種類
- 各ピースの色が違い、はめやすい
- 口まわりの筋力が弱い子向き
(ヨダレが垂れやすい等)
③:CORPER TOYS 木製パズル 型はめパズル
- 形のマッチングできる
- 生き物・乗り物・文字など種類が豊富
- 掴みやすい形状
(手先が不器用な子におすすめ)
④:3 in 1 磁気 木製形認識力 集中力 数学力アップ子供のための木製知育 モンテッソーリ 知育
- 色・数字・形のマッチングできる
- 簡単な計算の練習ができる
- 魚釣りで遊べる
⑤:形合わせ 図形 幾何 木のおもちゃ 型はめ遊び 型はめパズル モンテソッリー教具
- 形・色のマッチングできる
※マッチング=2つ以上の対象物を見比べるスキル
(細部を注意深く見る)
⑥:ラーニングリソーシズ ひもとおしボード
- 微細運動の練習になる
(つまむ・穴に通す・ひっぱる) - 集中力がつく
(穴を注視する)
⑦:チップひもとおし
- 微細運動の練習になる
(つまむ・穴に通す・ひっぱる) - 集中力がつく
(穴を注視する)
⑧:Generic ひもとおし 紐通しおもちゃ 収納ケース付
- 微細運動の練習になる
(つまむ・穴に通す・ひっぱる) - 集中力がつく
(穴を注視する)
⑨:HABA(ハバ) スティッキー
- ルール理解を促せる
- ルール・順番を守る練習ができる
- 短時間の集中力を使う
(棒が倒れない様に注意を払う)
⑩:Fidget Spinner 指先スピナー
- 感覚遊びができる
(視覚) - 持ち運びに便利
(ポケットに入るサイズ)
⑪:ミッケ!―いつまでもあそべるかくれんぼ絵本 I SPY 1
- 特定のキャラクターを探す本
- “探す系の本” が好きな子にオススメ
- 集中力がつきやすい
(細部を注意深く見る力)
⑫:バランスストーン 11個+38cm ケンケンパ リング 10本 セット
- 感覚遊びができる
(触覚/固有受容覚/平衡感覚) - ソフト素材で安全
- バランス感覚が養える
- 色の概念理解も促せる
※平衡感覚=体の傾きを感じる感覚
⑬:山善 トランポリン 92/102cm 安全ゴムバンド式用
- 体幹が鍛えられる
- 家庭でストレス発散できる
- 全身の感覚が満たせる(感覚探求)
- 家庭内で落ち着きやすくなる
(感覚が満たされやすい為)
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ADHDの子がオモチャで「身につくスキル」
ここでは、ADHDの子がオモチャで「身につくスキル」を見ていきたいと思います。
オモチャは遊んで楽しむことが一番ですが、ADHDの子にとっては、スキルを身につける方法にもなります。
ADHDの子は、
・集中力が低い
・人の話を聞いてない
・やるべきことがやれない
など、困り事を抱えやすいです。
そんな困り事を少しでも軽減する為、遊びの中でスキルが身につけられるなら、良いですよね。
今回は、2つのスキルを見ていきましょう。
①:集中力
②:課題を終える力
1つずつ、見ていきましょう。
①:集中力
集中力とは、注意のコントロール力ともいいます。
特に集団生活では、相手に “注意を向け続ける” ことが、必要になります。
例えば、下のような場面で、必要になります。
・先生の説明を最後まで聞く
・決められた課題に最後まで取り組む
このように、”集中する(注意の持続)” は、生活の中で、大切になります。
この集中力を、”オモチャを使った遊び” で身につけることができます。
・シールを5枚全部貼る
・パズルを完成させる
・10個のビー玉を全部穴に入れる
このように、お子さんが楽しめて、取り組む時間を長くしていけると、集中力が伸びてきます。
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✍段階的に「取り組む時間」を伸ばす
最初は、シールを3枚が精一杯だったけど、次第に慣れてきたら、
3⇨5⇨7枚など、お子さんに合わせて、段階的に増やしていけると良いです。
集中力が伸びてる(成長)のが、数字で具体的に把握できますし、
“お子さんの正確な成長” に合わせて、頑張る時間を伸ばすこともできます。
②:課題を終える力
課題を終える力とは、療育の現場では「課題遂行」ともいいます。
言葉の通り、”課題を終える力” になります。
ADHDの子は「課題遂行」が、苦手な場合が多いです。
授業中の課題・家での宿題・明日の準備など、”課題” は、日々たくさんあります。
その日々の負担を軽くする為に、1つの方法としてオモチャがあります。
遊びを通して、”課題を終える機会” を作ることが、大切になります。
正確にいうと…
『課題を終えた⇨お子さんのメリット』(達成感・ほめられて嬉しかった)があった』
を作っていきます。
具体的な関わり方は、次の項で説明していきますね。
成長に繋げるオモチャの「遊び方」
ここでは、成長に繋げるオモチャの「遊び方」を4つ見ていきたいと思います。
ADHDの子の特性に合わせた “4つの工夫” を説明していきます。
その①:「ゴール」を決める
その②:課題は「短く区切る」
その③:「楽しみ」を事前に伝えておく
その④:できたら「ほめる」
1つずつ見ていきましょう。
その①:「ゴール」を決める
事前に、「何ができたら終わりか」を決めておきましょう。
例えば…
・シール「5枚」貼る
・ストローを「8本」入れる
・パズル「完成」させる
など、数字で表現したりと、具体的にすると良いです。
ADHDの子は、見通し(何をしたら終わりか?)が具体的なほど、取り組める可能性が上がります。
なるべく、ゴールを具体的にして、お子さんに伝えられると「頑張るぞ!」になりやすいです。
その②:課題は「短く区切る」
お子さんが取り組む課題(オモチャ)は、短く区切りましょう。
「これぐらいなら、できそうかな」というイメージになります。
大事なのは、課題を最後まで終えることより、
「課題を終えたことによる、本人が感じる喜び(メリット)」です。
・ママにほめられた!
・8個も入れられて嬉しかった!
このような喜びがあれば、少しずつ取り組む課題の量・時間を長くしても、楽しみながら取り組むことができます。
その③:「楽しみ」を事前に伝えておく
お子さんが進んで課題に取り組む場合は、こちらの内容は必要ありません。
ただ、「嫌じゃないけど、大人に言われたからやってみる」ぐらいのモチベーションでしたら、必要な場合があります。
課題に取り組む事がそこまで楽しいものでなければ、終わった後のご褒美があると、頑張りやすいです。
ご褒美は、何でも大丈夫です。
・ママと10分遊べる
・パパに高い高いを5回してもらう
・お菓子1個食べられる
“親御さんの負担が大きすぎないもの” で、あると良いと思います。
✍ご褒美を出すと、依存しない?
支援をしていると「ご褒美があると、それがないとやらなくなっちゃいませんか?」と質問をいただきます。
ここでの回答は、「正しく関われば、依存することはありません」になります。
課題に取り組むのを繰り返してくと、お子さんにかかる負荷が軽くなっていきます。
前は、100の力で取り組んでいたけど、成長して慣れてくると80の力で、できるようになります。
そうすると、負荷が軽くなるので、以前ほどのご褒美は、必要なくなります。
例えば、ご褒美がママと10分遊ぶでしたら、5分に減らすイメージです。
このように、お子さんにとっての難易度が下がってきたら、それに合わせてご褒美のレベルも下げていきます。
もしくは、ご褒美のレベルは維持して、課題のレベルを上げるもの、1つです。
もしこの方法をしても、「子どもが理屈をつけて、ごほうびに執着する」場合は、別のアプローチが必要になると思います。
例えば、親御さんがお子さんに主導権を握られてる為、普段の関わりを振り返る必要がある、などのケースです。
その④:できたら「ほめる」
ここは、先ほども触れた内容になりますね。
終わったら後に、お子さんがほめられれば、
お子さんは『やってよかった!また次も頑張る!』という気持ちになり、
次の行動にも繋がりやすくなります。
ADHDの子の関わり方については、別記事に詳しくまとめています。
必要な方は、【ADHDの子ども】うちの子は何タイプ?3つの症状(タイプ)と7つの接し方 をご覧ください。
「【療育指導員がおすすめ】ADHDの子の集中力UP!人気おもちゃ13選」のまとめ
記事のポイントをまとめます。
✅おすすめオモチャ
・本記事を参照
✅オモチャで「身につくスキル」
・集中力
・課題を終える力
✅成長に繋げるオモチャの「遊び方」
・ゴールを決める
・”楽しみ” を事前に伝える
・できたらほめる
以上になります。
参考になるオモチャ/活用法がありましたら、お子さんとたくさん遊んでみて下さい。
お子さんの「できた!楽しい!」に繋がれば、幸いです。
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