

スマイルゼミについて知りたい方「発達障害の子に良いって本当?実際に使った親の感想が知りたい。どんな子に合うのか、理由や注意点も教えてほしい」
このようなお悩みに、お応えします。
☑本記事の内容
✅「スマイルゼミ」とは
✅発達障害の子が使う「メリット」
✅「障害特性から」見るメリット
(ADHD・ASD・LD)
✅発達障害の子が使う「デメリット」
✅スマイルゼミ「学習の流れ」
✅実際に使った発達障害の子の「感想」
✅月額費用/その他費用
✅スマイルゼミ「こんな子にオススメ」
タブレット学習は、学びやすいと評判ですが、発達障害のお子さんにとっては、どうなのでしょうか?
今回は、タブレット学習の先駆者ともいえる「スマイルゼミ」を見ていきたいと思います。
本記事では、発達障害の子にとっての「スマイルゼミを使うメリット・デメリット・効果が出やすい子の特徴・注意点」をまとめてみました。
私は、療育支援員を10年以上しており、多くの発達障害のお子さん・親御さんの支援をしてきました。
支援する子の中には、スマイルゼミを実際に利用される子が、何人もいらっしゃいました。
私の支援経験と実際に利用されたお子さん・親御さんの感想から、分かったことをまとめています。
また、ADHD・自閉スペクトラム症(ASD)・学習障害(LD)の特性に分けて、解説している部分もありますので、必要な箇所をご覧ください。
「お子さんに合う学び方」が見つかるキッカケになれば、幸いです。
「スマイルゼミ」とは

「スマイルゼミ」は、年中〜中学3年生までを対象とした『オンライン教材』になります。
特徴をまとめてみました。
・無学年学習(2022年4月~)
・在籍校に合わせた教科書準拠
・国/算/英/社/理の5科目+4科目
・保護者が確認できる「見守り機能」
・豊富なアニメーション教材や映像授業
・学習の課題を見つける「つまづき探知」
・学習専用タブレット(他アプリ閲覧不可)
・「書いて学ぶ」に特化したタブレット学習
詳しくは、【スマイルゼミ】公式サイト をご覧ください。
発達障害の子が使う「メリット」

発達障害の子が、スマイルゼミを使う「メリット」は、7つあります。
①:遡って学べる「無学年式」
②:個人に合わせた「学習PGMの自動生成」
③:解いたすぐ後の「自動丸付け+解説」
④:丸暗記を防ぐ「解く度に問題が変化」
⑤:学びやすい「アニメーション教材」
⑥:「書いて学ぶ」に特化
⑦:保護者の「見守り機能」
⑧:有害サイトへ「アクセス不可」
①:遡って学べる「無学年式」

発達障害の子は、”学年相応にできること” が難しいことが多いです。
例えば、小学校では、小学1年生で漢字を覚えることが当たり前でも、
発達障害の子は、他の子と同じ方法で取り組んでも、覚えられないことがあります。
また、学習自体を嫌がって、勉強や宿題を拒否し、学校の授業に遅れてしまうことも多いです。
このような背景から、発達障害の子には、学年に囚われず、その子の学習レベルに合わせることが必要になります。
スマイルゼミの『無学年式』は、違う学年の内容にも遡って学習ができるので、その子に合わせた学びの手助けになります。
✍教科書に合わせた学習もできる
スマイルゼミでは、在籍校で使用している教科書を元に、学習を進めることができます。
「学校の授業の進度に合わせたい」という方に、向いている機能になります。
※「学校名」を入力することで自動で教科書が自動選択されます
②:個人に合わせた「学習PGMの自動生成」

発達障害の子の「勉強のつまづき」は、様々です。
例えば、「分数の掛け算が難しい」と言っても、
・通分ができない
・割り算自体が曖昧
・分数の掛け算の順序を覚えてない
など、”つまづき” はいくつも考えられます。
『スマイルゼミ』では、お子さんが解く問題の結果から、問題のつまづきの原因を絞ります。
問題を解き進めていくと、不正解だった問題の傾向を分析し、今の”つまづき” を解消できる問題を抽出してくれます。
③:解いたすぐ後の「自動丸付け+解説」

発達障害の子の学習は、テンポが大切になります。
例えば、発達障害の子は、特性として…
・集中力が短い
・細かいミスが多い
・注意が移りやすい
など、学習を妨げる要素を持っていることが多いです。
そのため…
問題を解く→結果がわかる→次の問題に進む
の流れで、テンポよく進めていくことが、大切になります。
そのため、問題を解いた後すぐに「正解・不正解」が分かることは、大切になります。
とはいえ、家事や仕事で忙しい親御さんが、その場ですぐに丸付けをすることは、難しいですよね。
そこで、スマイルゼミの「自動丸付け+解説」の出番です。
問題を解いたら、すぐに自動で丸付けしてくれるので、お子さん一人でもできます。
すぐに結果が分かり、集中力が切れることなく、次に進めます。
また、解いた結果、正解!となれば、お子さんはモチベーションになり、学習の意欲に繋がります。
間違った問題は、すぐに解説してくれるので、理解もしやすいです。
親御さんがいなくても、お子さん一人でモチベーションを高めながら、学習フォローしてくれるのは、心強いと思います。
タブレットの中に、家庭教師の先生がいる様なイメージですね。
④:丸暗記を防ぐ「解く度に問題が変化」

発達障害の子が勉強する時に、よくあるのが、”問題のパターン・回答を丸暗記” することです。
全部が悪いわけではないですが、これだけになると、問題が少し変化したときに、対応ができません。
その場では、解けるようになったのに、いざテストになると出来ない!(点数に繋がらない)ということになってしまいます。
それでは、お子さんも親御さんの頑張りも、報われないですよね。
そんな「丸暗記問題」を解決するために、スマイルゼミには「問題が自動変化」する機能があります。
解けた問題は、そのまま出題されるのではなく、”少し変化” して出題されます。
丸暗記だけでは解けないので、本質的な理解が求められる構成になっています。
これなら、「あの時はできたのに…!」という悔しい思いをすることも、減っていきます。
⑤:学びやすい「アニメーション教材」

学習を続けても、なかなか結果が出ないときは、
もしかしたら、本人の得意な学び方と教材が合っていない可能性があります。
例えば…
・文字で解説(視覚)
・口頭で解説(聴覚)
・図解で解説(視覚+空間認知)
このように、教材には色んな要素が入っています。
発達障害の子は、得意・不得意が、他の子よりハッキリしていることが、多いです。
そのため、お子さんの”得意な学び方に合う教材” が重要になってきます。
「見て覚える」か「聞いて覚える」方が多いのか、普段の生活を振り返ってみると、ヒントがあるかもしれません。
もし、見当もつかないという方は、実際にお子さんに試してもらうのが、オススメです。
目で覚える方法、聞いて覚える方法を実際に試してみて、覚えやすかった方を見つけていくこともできます。
スマイルゼミでは、「アニメーション教材」を採用しています。
どのお子さんにも得意な学び方が見つけられる様、学べるようになっています。
アニメーション教材では…
・3Dの図解(動く)
・キャラクターとの会話形式
・色分けされ、感覚的に分かる
・視覚的な映像(イラスト・図)
※音声もあり
など、プリント学習では難しい”学びの手助け” がたくさんあります。
プリントとは違い、学びやすい方法が豊富なので、”お子さんに合った学び方” が見つけられる可能性が高いです。
⑥:「書いて学ぶ」に特化

お子さんがタブレット学習を通して、学習に取り組めたり、解ける問題が増えたら嬉しいですよね。
ただ、今の学校は、「文字を書いて勉強する」がほとんどになります。ICT教育が広がりを見せていますが、まだまだ「書く」ことが求められているのが現状です。
そのため、タブレット学習だけでなく、「文字を書いて学べる力」もつけておいた方が、将来の選択肢が広がります。
学習障害など、書きの困難さがある場合は別ですが、 ICT教育 が広がるのに時間がかかることを考えると、練習しておけると安心です。
スマイルゼミのタブレットは、『書きの練習』を想定されてます。
画面に手を付けていても、タッチペンでタブレット上に、文字を書くことができます。
プリントに拒否感がある子は、タブレットから始めてみることをお勧めします。
⑦:保護者の「見守り機能」

先ほども触れましたが、スマイルゼミは、お子さん一人で学習ができます。
とは言っても「ちゃんと勉強してるかな?」「勉強進んでるかな?」と親の立場としては、気になるものです。
そこで、スマイルゼミの「見守り機能」が役に立ちます。
保護者がスマホで、解いた問題数や学習時間を把握することができます。
親御さんが仕事をされていても、用事で外出している時も、簡単に把握できるので、安心です。
お子さんの頑張りをほめたり、必要に応じてフォローしていけるのは、親として頼もしい機能になります。
⑧:有害サイトへのアクセス不可

タブレット学習のデメリットが、他サイトへアクセスできてしまうことです。
有害サイトはもちろんですが、ユーチューブに自由にアクセスできると、気づいたら勉強全然していなかった…ということもあります。
特に、お子さんの特性によっては、「興味のあるものに注意が移りやすい(注意の転動性)」や「興味のあるものに没頭しやすい(過集中)」などがあります。
この特性がある子の場合、解くに注意が必要になります。
その点、スマイルゼミは、他サイト・アプリにアクセス(ダウンロードも)ができない仕様のため、お子さんに預けても安心です。
✍不登校の子は「出席扱い」になる場合がある
不登校の子は、スマイルゼミで学習することで、”出席扱い” になる場合があります。
ただし、いくつかの条件があるので、学校との相談が必要になります。
もし、条件がクリアできれば、学習のフォロー+出席扱いになり、不登校のお子さんや親御さんにとって、心強いツールになります。
詳しく知りたい方は、【相談支援員が解説】不登校でもスマイルゼミで出席扱いになる!7つの条件 をご覧ください。
「障害特性から」見るメリット

ここでは、発達障害を「ADHD・自閉スペクトラム症(ASD)・学習障害(LD)」の障害特性に分けて、
「スマイルゼミを使うメリット」を見ていきたいと思います。
その前に、1点だけ注意点があります。あくまで参考程度に、ご覧くださいませ。
発達障害は、一人ひとり特性が違ってきます。
例えば、ADHDと言っても、「常に動いてる(多動性)」もあれば、「注意が散りやすい(注意散漫)」の特性もあります。
診断名は、お子さんの1つの面(特徴)に過ぎません。ここでは “典型的なケース” を中心に、見ていきたいと思います。
①: 「ADHD」の子が使うメリット
②:「自閉スペクトラム症(ASD)」の子が使うメリット
③:「学習障害(LD)」の子が使うメリット
①:ADHDの子が使う「メリット」

ADHDは「多動性・衝動性・不注意」の3つのタイプがあります。
お子さんによっては、いくつかのタイプを併せ持つ場合もあります。
接し方なども含め、詳しく知りたい方は、
【ADHDの子ども】うちの子は何タイプ?3つの症状(タイプ)と7つの接し方 をご覧ください。
それでは、1つずつ見ていきたいと思います。
✍多動性
多動性は、「常に動いてる(動きたい)子」です。じっと座って話を聞いたり、待つことが苦手です。
多動性は、動くことを止められがちですが、逆効果になることが多いです。
本人のストレスになってイライラしたり、勉強なら急いで終わらそうとして、適当に解いてしまうなど、良い結果に繋がりづらいです。
そこで、本人がある程度満足できるまで、動いてもらうことで、動きたい欲求(感覚探求)を満たすという方法があります。
ここが満たされると、しばらく立ち歩きがなくなり、学習に取り組みやすくなることが多いです。
スマイルゼミは、タブレット学習になるので、こまめに休憩時間をとって、動ける時間を確保し、学習に取り組めると効果的になります。
学校や塾は、基本的には座学での授業になります。落ち着かないことを注意されたり、本人も我慢することで、ストレスがかかります。
そうなると、ストレスとの戦いになってしますので、学習どころではありません。
形だけ椅子に座っていても、肝心の学びになることが、少なくなってしまいます。
このようなストレスが避けられる家庭でのタブレット学習は、多動の子にとって、『ストレスの少ない学習方法』になりやすいです。
✍衝動性
衝動性は、「気になるものがあると、反射的に体が反応する子」です。
学校や集団の学習塾ですと、解く問題やペースは、周りに合わせなければいけません。
ただ、衝動性の高い子は、自分の気になるものを優先する気持ちが強いので、”周りに合わせること”が 難しかったり、ストレスになります。
その点、スマイルゼミは、1問解いたら、すぐに次の問題が出てくるので、自分のペースでドンドン進めることができます。
また問題が解き終わると、すぐに結果や解説が出るので、
衝動性の高い子のプリント学習でよくある『解いて終わり(見直しや答え合わせをしない)』を最小限にできます。
もちろん、スマイルゼミの内容(ゲーム性など)に興味があることが、前提になります。
✍不注意性
不注意性は、「周囲のモノに注意が向き、集中しづらい子」です。
スマイルゼミは、やるべきこと(課題)が色・音などのアニメーションを使って、お子さんの注意を引く工夫がされています。
不注意性が高い子でも、注意を向けやすいです。特にアニメーションは動きもあるので、お子さんの注意を持続させられやすいです。
また、問題を解くにあたって、余計な情報が入りません。
不注意性の子でよくあるプリント学習ですと、他の問題が目に入ることで、下の問題に繋がりやすいです。
・どこから解けばいいか分からなくなる
・時間がかかり、集中力が落ちる
このような問題を避けることができます。
基本的には、『1画面に1つの問題』になるので、注意を散らす無駄な情報はありません。
起動させれば、今日取り組む課題だけが出るので、「どこまで頑張れば良いのか?」の見通しが立つので、集中力が切れにくくなります。
②:「自閉スペクトラム症」の子が使うメリット

自閉スペクトラム症の子に多い特徴の1つとして、「パターン学習が得意」があります。
一定の規則性を覚え、それを繰り返していくことです。
ただ、これは逆にいうと「応用がきかない」ともいえます。
学習支援でよくあるのは、”問題が少し変わると解けなくなる” です。
これは先ほどの「発達障害の子が使うメリット」で触れた内容にもなります。
パターンで覚えている為、少しでも問題が変わると対応できなくなります。
それを防ぐために、スマイルゼミの「つまづき探知」が活用できます。
全く同じ問題を繰り返す反復学習ではなく、微妙に問題が変化するので、丸暗記を防げます。
市販のドリルやプリント学習ですと、問題数が限られている為、ある程度解いていくと、パターンで覚えてしまうことが多いです。
たたそれですと、時間が経って、いざテストになると、「あれ?できない?」となってしまいます。
事前に分かっていれば、この学習の落とし穴を避けることができます。
✍「集めることが好きな子」のモチベーションになる
自閉スペクトラム症(自閉傾向が強め)の子の中には、コレクションなどを集めることが好きな子がいます。
スマイルゼミには、一定の問題数を解いていくと、カード(タブレット上の)がもらえます。
これを集めコンプリートできるゲーム性は、自閉スペクトラム症の子のモチベーションを高めてくれる要素になります。
揃えて完璧にしたい!という気持ちが強いお子さんには、モチベーション高く取り組める子が多いです。
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③:「学習障害」の子が使うメリット

スマイルゼミは、タッチペンを使ったタブレット学習なので、学習障害の子が苦手とする「書き」の負担が軽くなります。
お子さんに取り組む気持ちがあるなら、タッチペンで練習できるので、ハードルが下がると思います(書きへの苦手意識を減らす方法として)。
ただ、学習障害の子に「書き」の訓練は、辛いです。
それよりも、音声やアニメーションを使った学習から、学びを増やしていった方が、お子さんの将来に役立つと思います。
見て学ぶことが得意な子(視覚優位)は、アニメーション・色分けなどのレクチャー中心に、見ることができます。
聞いて学ぶことが得意(聴覚優位)な子は、キャラクターとの会話形式など、音声学習を中心に学習するのが良いでしょう。
発達障害の子が使う「デメリット」

発達障害の子が「スマイルゼミを使うデメリット」は、3つあります。
1つずつ見ていきましょう。
①:「聴覚優位な子」に合わない可能性あり
②:「手先が不器用+衝動性高い」はストレスになる可能性あり
③:「楽しめる要素」が少なめ
①:「聴覚優位な子」は合わない可能性あり

「スマイルゼミ」は、アニメーションや図解など、視覚情報が多めです。
音声もあるのですが、視覚的な説明との割合を考えると、
聞いて理解するのが得意(聴覚優位)という子には、向かない可能性があります。
今までの学習で…
・見て学ぶことが多かったか
・聞いて学ぶことが多かったか
を振り返ってみたり、お子さんに聞いてみるのも1つになります。
お子さんが明らかに聞いて覚えるタイプでしたら、音声機能も十分にある すらら が合う可能性があります。
詳しく知りたい方は、【療育支援員が解説】すららは発達障害の子に良い?オススメな子の特徴・理由・注意点 をご覧ください。
②:「衝動性が高い/手先が不器用な子」はストレスになる可能性あり

「スマイルゼミ」は、タッチペンを使うタブレット学習になります。
手先が不器用で衝動性が高い子の場合、手の動きにタブレットが反応せず、イライラする可能性があります。
衝動性がかなり高かったり、手先の操作がかなり苦手な場合は、指先で操作するタブレットの方が合っていると思います。
発達障害の子向けの指先で操作する すらら を検討されても良いと思います。
詳しく知りたい方は、【療育支援員が解説】すららは発達障害の子に良い?オススメな子の特徴・理由・注意点 をご覧ください。
③:「楽しめる要素」が少なめ

タブレット学習の中でも、「スマイルゼミ」は楽しめる要素より、学習の要素高めです(ゲーム性やBGMが少なめ)。
ある程度、学習にモチベーションがあるか、少なくとも学習に強い拒否感がない子が合っています。
学習の拒否感がある発達障害の子向けの すらら が選択肢に入ると思います。
詳しく知りたい方は、【療育支援員が解説】すららは発達障害の子に良い?オススメな子の特徴・理由・注意点 をご覧ください。
スマイルゼミ「学習の流れ」

スマイルゼミ「学習の流れ」は、4つのステップになります。
下記に簡単にまとめてみました。
詳しく知りたい方は、【スマイルゼミ】公式サイト をご覧ください。
①:タブレットを起動
②:学習に取り組む
③:振り返りと報告
④:おたのしみ
①:タブレットを起動

タブレットを起動させると、取り組む課題がすぐに出ます。
誰が見ても、”今日やるべきことだけ” がシンプルに表示されます。
発達障害の子の中には、学習に取り組むまでの準備や気持ちを作るのに、時間がかかることも多いです。
そんな子にも、起動ボタン1つで、学習の準備ができるのは、良いですよね。親御さんも何度も声掛けをする必要がありません。
⚠充電を忘れないように
タブレット1台で学習が完結している分、充電が切れてしまうと、何も出来ません。
スマイルゼミのタブレットは、通常のタブレットより頑丈なのは良い点ですが、充電に関しては使用される方が気をつける他ありません。
②:学習に取り組む

起動ができたら、「今日のミッション」と表示されます。
目の前の課題に、取り組んでいきます。
③:振り返りと報告

学習が終わると…
・今日のできたこと(幼児)
・学習したこと(小学生)
などの振り返りをします。
幼児のお子さんには、親御さんから花丸をつけたり、言葉で褒めてあげると良いでしょう。
小学生の子は、その日に取り組んだ学習内容を親に報告することができます。
あとから、親御さんと振り返っても良いですし、必要な所だけフォローしてあげるのも、良いと思います。
お子さんの頑張りを『○○の単元まで出来たんだね!すごい!』と具体的に褒めるツールとしても、活用ができます。
④:おたのしみ

幼児の子は、「コレクションカード・アバターに身につけられるパーツ」を、もらうことができます。
小学生以上の子は、スターが1つもらえます。3つ集められると、ゲームで遊ぶことができます。
またアバターは着せ替えもできます。学習後の楽しみとして、学習を頑張るお子さんが多いです。
実際に使った発達障害の子の「感想」(口コミ)

ここでは、私が支援してきた子の中で、 “実際に利用された発達障害の子・親御さんの感想“ を紹介していきたいと思います。
良い感想、悪い感想を合わせて載せていますので、参考にご覧ください。
年長 ADHD 男の子👦 20代お母さん👩
うちの幼稚園は、ひらがなや数字の勉強の時間がなかったので、就学後に向けて、自宅で息子に教えていました。
ただ親だと甘えもあり、なかなか思うように取り組んでくれませんでした。
私もイライラすることが多く、親子にとってあまり、良い時間とは言えない状態でした。
そこで、スマイルゼミを使うことにし、息子には「プリントで勉強するのと、タブレットで勉強するの、どっちがいい?」と選んでもらいました。
問題を解いたり、解けたらアイテムがゲットできる様子を見せることで、息子は興味を示してくれました。
もともと息子は、タブレットでアプリのゲームをするのが好きだったので、すぐに興味を示しました。
息子の場合は、親からでなく、タブレットで取り組むことで、自分で進めている実感が持てたようで、のびのびと勉強をしてくれました。
勉強に強い拒否感がなく、親に教わるよりも自分で進めたい!という子には、向いていると思いました。
小学2年 自閉スペクトラム症 女の子👧 30代お母さん👩
もともと文章を理解することが得意ではなかった娘なのですが、
学習の遅れが気になったのは、小学2年生になったタイミングでした。
2年生になると文章題が増え、国語だけでなく算数でも難しさが見られました。
最初は親から教えたのですが、なかなか理解が難しく、親としてもどう教えていいのか、困っていました。
スマイルゼミでは、アニメーションの説明が分かりやすいと、ママ友に聞いたことがあったので、試しに無料で使ってみることにしました。
娘は、最初はとりあえずやってみる…ぐらいの温度感だったのですが、取り組んでみると
アニメーションの説明が合っていたようで、「分かりやすい!」と、少しずつ解ける問題が増えてきました。
今思うと、親からの口頭での説明だけだったのが良くなかったようで、
うちの子には、文章のどこにキーワードがあるのかなど、目で見て分かるような説明が、合っていたんだと思います。
子どもへの教え方に困ったときに、スマイルゼミの、どの説明が分かりやすかったのかが見れると、子どもの得意な学び方が見つけられるなと思いました。
うちは、「つまづき探知」を重宝していて、子どもが今取り組むべき課題を見つけるのに活用しています。
親ですと、ついハードルが高くなり、子どもにとって難しい問題を解くことを求めがちになりますが、
子どもへの教え方、どの問題から始めるべきかなど、困っている方には良いのかと思います。
もし、子どもに合った学び方が分かれば、家で教えられるという方は、
無料のお試しで、子どもの得意・不得意を見つけて、あとは、家庭で親が教えるスタイルも1つだと思いました。
小学5年生 学習障害 女の子👧 30代お母さん👩
娘は小学校低学年~学校の授業だけでは、ついていくことが難しかったです。
ただ本人も「できるようになりたい!」という想いが強かったので、毎日宿題を通して、親子で取り組んできました。
ただ小学校高学年に入ると、親が教えられる範囲を超えてしまい、今後の娘の学習のサポートに悩んでいました。
学習障害向けの家庭教師も検討したのですが、経済的な理由から選択肢に入りませんでした。
そこで、費用も抑えられて、娘が自分のペースで学びやすい「スマイルゼミ」と始めて見ることにしました。
うちの場合は、スマイルゼミを「参考書+ドリル」のような位置づけで使いました。
学校名を入れれば、教科書に合った問題がすぐに取り組めるので、必要な問題にすぐたどり着くことができて、ストレスなく取り組めました。
全科目とはいかないですが、平均点がとれる科目も出てきて、着実に成果が出てきています。
今後は、娘が一人で学習教材として活用できるよう、親としてサポートしたいと考えています。
中学2年生 ADHD 男の子👦 30代お母さん👩
周りの子で、スマイルゼミを使っている子が何人かいて、評判を聞いていました。
うちの子は、理解するのに言葉だけの説明が入りづらく、
その点、スマイルゼミは、市販の参考書より理解がしやすいかもと思い、始めてみました。
空間図形など、文字やイラストだけでは理解が難しかった息子には、
動く映像での解説がイメージしやすかったようで、苦手な数学でもすぐに成果が出ました。
スマイルゼミを始めて2ヶ月後の学期末のテストでは、今までは40~50点ほどでしたが、70点を超えるまで点数が上がってきました。
学校の教科書や市販の参考書で学びづらい子には、スマイルゼミは1つの学習方法になると思います。
「月額費用/その他費用」

スマイルゼミの費用(税込み)を見ていきましょう。
早見表としてご覧ください。
学年 | 月謝 | 専用タブレット代 |
幼児 | 2,980円~ | 10,978円 |
小学生 | 3,278円~ | 10,978円 |
中学生 | 7,480円~ | 10,978円 |
※6か月以上、12か月未満で退会された場合:タブレット代金7,678円が必要
※6か月未満で退会された場合:タブレット代金32,802円が必要
※退会後は通常のタブレットとして使用可能
詳しく知りたい方は、【スマイルゼミ】公式サイト をご覧ください。
スマイルゼミ 「こんな子にオススメ」

スマイルゼミが「オススメな子の特徴」は、4つあります。
「タブレットを使う」ことに抵抗感がないことを、前提にしています。
①:学習に対して「強い拒否感」がない子
②:「学校の授業」の進度に合わせたい子
③:「書字の学習」の習慣をつけたい子
④:「どこから学習すればいいか」分からない子
①:学習に対して「強い拒否感」がない子

タブレット学習のメリットは、プリントを使わなくても、勉強ができる点です。
学習に拒否感がある子には、ピッタリだと思います。
スマイルゼミは、タブレット学習の中でも、” 楽しめるような要素(ゲーム性)” が少ないです。
そのため学習の拒否感が強い場合、遊び要素が少ないと、取り組まない可能性があります。
『学習のモチベーションはあるけど、自分に合った方法が分からない』という子に合っているものになります。
「プリント学習も拒否感あるし、タブレット学習もダメになると、他に方法がない…」という方は、下の記事をご覧ください。
【療育支援員が解説】すららは発達障害の子に良い?オススメな子の特徴・理由・注意点
②:「学校の授業」の進度に合わせたい子

発達障害の子は、頑張って勉強していても、学校の授業についていけないことがあります。
授業だけでは、理解するのに時間が足りないことも多いです。
そんなときに、授業の復習として活用するのがオススメになります。
理想は、”その日に終わった授業の内容” をスマイルゼミで学習することです。
スマイルゼミは「在籍校の教科書に準拠」なので、授業の進度に合わせて進めることができます。
私が支援してきた子で、学習塾に通っている子のよくある悩みが
塾と学校の進度が違って、それぞれの学習の時間が空いてしまい、定着しづらいということがありました。
スマイルゼミがあれば、このような問題で悩むこともなくなります。
③:「書字の学習」の習慣をつけたい子

書字に苦手意識がある子は、いきなりプリント学習ですと、拒否感が強く出ることもあります。
またそれを教えようとする親も、イライラしてしまいますよね。
それであれば、最初はハードルを下げ、お子さんがタブレットで「書く」習慣を身につけるのが、1つになります。
タッチペンを使ったタブレット学習で、上手くいった成功体験が積み重ねられると、
「書くってそんなに嫌なことじゃないな」と思うようになり、先々のプリント学習にも繋がりやすくなります。
学習障害で「書き」の困難さがない限りは、受験などを視野にいれると、大切な視点になります。
✍タブレット学習は今後広がっていく
ICT教育 という言葉をご存知でしょうか??タブレットなどの情報通信機器を使った教育になります。
近年、学校を中心に様々な教育現場で広がっており、タブレット学習は、より身近になっています。
スマイルゼミは、下のどちらの学習方法もできるメリットがあります。
・タブレットを使った学習
・プリント学習などに繋がる書きの練習
④:「どこから学習すればいいか」分からない子

学習が遅れている期間が長い子ほど、「どこから始めて良いかわからない…」となります。
遡るだけでも大変ですし、果たして今やっている学習内容が適切なのかも、不安になると思います。
そういう時に、「つまづき診断」で、本人の解いてきた問題を根拠に、本当に学習すべき内容が把握することが、大切になります。
本人の解いた問題から、今必要な学習内容が抽出されているので、お子さんの課題(つまづき)に対して、ズレることはありません。
また遡るのは、労力と時間がかかります。遡るのは家庭教師でもできるかもしれませんが、費用と時間がかかります。また先生の力量も問われます。
その点、システム化されているタブレットに任せられるのは、親の負担も軽く安心だと思います。
✍完璧主義の子にも合いやすい
スマイルゼミは、正解・不正解が明確で、間違った箇所の解説がすぐに始まります。
結果がすぐに分かったり、どこが間違っていのかすぐに分かることは、完璧主義の子には合っている場合が多いです。
また白・黒(0or100思考になり、考え方が極端になりやすい)をハッキリさせたいタイプの子にも、良いでしょう。
「【療育支援員が解説】スマイルゼミは発達障害の子に合う?効果が出る子の特徴・理由・注意点」のまとめ

記事のポイントをまとめます。
✅スマイルゼミとは
・無学年学習(2022年4月~)
・在籍校に合わせた教科書準拠
・国/算/英/社/理の5科目+4科目
・保護者が確認できる「見守り機能」
・豊富なアニメーション教材や映像授業
・学習の課題を見つける「つまづき探知」
・学習専用タブレット(他アプリ閲覧不可)
・「書いて学ぶ」に特化したタブレット学習
✅発達障害の子が使うメリット
・遡って学べる「無学年式」
・個人に合わせた「学習PGMの自動生成」
・解いたすぐ後の「自動丸付け+解説」
・丸暗記を防ぐ「解く度に問題が変化」
・学びやすい「アニメーション教材」
・「書いて学ぶ」に特化
・保護者の「見守り機能」
・有害サイトへ「アクセス不可」
✅障害特性から見るメリット
・ADHD(多動):ストレスが溜まりづらい
・ADHD(衝動):自分のペースでできる
・ADHD(不注意):やることが明確
・自閉スペクトラム症:パターン学習で学べる
・学習障害の:苦手を避けて学べる
✅発達障害の子が使うデメリット
・聴覚優位な子:合わない可能性あり
・衝動性が高い子:合わない可能性あり
・手先が不器用な子:合わない可能性あり
・楽しめる要素が少なめ
✅スマイルゼミ 学習の流れ
・タブレットを起動
・学習に取り組む
・振り返りと報告
・おたのしみ
✅通塾された発達障害の子の「感想」
・本記事参照
✅月額費用/その他費用
・幼児:2,980円~/月
・小学生:3,278円~/月
・中学生:7,480円~/月
・タブレット代:10,978円
✅スマイルゼミ こんな子にオススメ
・学習の強い拒否感がない子
・学校の授業の進度に合わせたい子
・書字の学習の習慣をつけたい子
・どこから学習すればいいか分からない子
・完璧主義の子
以上になります。
スマイルゼミでは、2週間の無料体験を実施(無料返金保証キャンペーンあり)していますので、お子さんの反応も検討材料の1つだと思います。
お子さんが「楽しく学べる方法」が見つかるキッカケになれば、幸いです。
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