謝らない夫に悩まれている方「自分に非があっても夫は謝らない。夫に謝ってもらう方法が知りたい。謝れない夫と上手く生活する方法が知りたい」
このようなお悩みに、お応えします。
☑本記事の内容
✅夫が謝らない「原因」
✅夫が謝らない時の「対策」
✅謝らない夫と「上手く生活する方法」
明らかに自分に非があるのに謝らない、ひどい時は逆ギレされる…。
謝らない夫にストレスが溜まったり、うんざりする方も、多いのではないでしょうか?
この記事を執筆している私は、育児支援・家族支援を10年以上しており、家庭内のコミュニケーションのサポート支援をしてきました。
その経験をもとに、実際に効果あった「謝らない夫とのコミュニケーションのとり方」について、まとめてみました。
本記事が、参考になれば幸いです。
夫が謝らない「原因」
まず、謝らない夫には、2つのタイプがいます。
・悪いと思ってるけど、
「謝らないor謝れない」
・悪いと思ってない為、
「謝る必要がないと思ってる」
そこを踏まえて、夫が謝らない「原因」 の4つを見ていきましょう。
①:プライド
②:不器用さ
③:許してもらえると思ってる
④:悪いと思ってない
①~③は、 悪いと思ってるけど「謝らないor謝れない」タイプの原因、
④は、悪いと思ってない為「謝る必要がないと思ってる」 タイプの原因になります。
①:プライド
男性は女性と違い、元来プライド・競争意識が高いです。
「謝ったら負け」のような、負けの印象を持ちやすい傾向にあります。
この男性特有の気質が、1つの原因になります。
②:不器用さ
謝ることが苦手な夫は、不器用な方が多いです。
本当は心の中で悪いと思っているのに、それを言葉に出せないのです。
いつ・どこで・どんな言葉で伝えるか、など考えることが難しいです。
考えた結果、答えが出ないので、行動に移せず(謝れない)、結果的に『謝らない』になります。
③:許してもらえると思ってる
謝らなくても、「許しもらえる」と思っている場合もあります。
これは過去に、同じことで、許してもらえた経験がある場合は、繰り返される可能性が高いです。
夫からしたら、過去に謝らなくても「許してもらえた」経験があれば、当然謝ることから遠ざかっていきます。
④:悪いと思ってない
①~③の原因とは違い、夫が「悪いと思っていない」場合になります。
こちらは、①~③とは、全く違います。
そもそも、夫が悪いと思っていないので、謝る必要性を感じていません。
謝る意味も分かりません。その為、どんなに謝ることを要求したり、態度で示しても謝りません。
これは、価値観や感覚の違いによるものが、大きいです。
夫が謝らない時の「対策」
夫が謝らない時の「対策」 は、7つあります。
個人差がありますので、上手くいくイメージの持てるものを、参考にして頂ければ幸いです。
①:「自分から」謝る
②:謝る理由を「具体的に伝える」
③:「子どもに学んでもらう為」と言う
④:「時間をおいて」もう一度話す
⑤:子どもに「謝って」と言ってもらう
⑥:謝ったら「感謝を伝える」
⑦:仲直り後はお互い謝り合うことを「約束しておく」
1つずつ見ていきましょう。
①:「自分から」謝る
自分から謝り、「あなたも○○を謝って」と、伝える方法になります。
「なんで自分から謝らないとダメなの?」と思われる方も、いらっしゃるかもしれません。
男性は女性と違い、察することが苦手です。
読者のあなたに、もし落ち度がある場合は、そこを謝り、
夫に謝ってほしいことを、言葉でストレートに伝えることが、伝わりやすいです。
夫も、パートナーが謝る姿勢を見て、謝ってほしい意思が伝われば、謝る確率が上がると思います。
②:謝る理由を「具体的に伝える」
“夫が謝る必要がある理由”を具体的に伝えてみましょう。
男性は、論理的に考えられる方が、多いです。「あなたがした○○で、私が○○で困っちゃったの」というように、
夫の、どの行動が、誰に、どう迷惑がかかったのか、を明確に伝えられると、謝る可能性がグッと上がります。
③:「子どもに学んでもらう為」と言う
「子どもの教育のために、謝るところを学んでもらいたい」という、伝え方になります。
喧嘩をして、謝らないまま険悪にあるのは、子どもの教育上、良くないですよね。
大人が手本になることで、お互いが謝る姿が、子どもの学びにになります。
子ども想いの方でしたら、効果的です。
④:「時間をおいて」もう一度話す
お互いヒートアップすると、どうにもならないこともあります。
冷静になれず、攻撃的になったり、いつもは許せることも、怒ってしまったり…。
私自身も経験あるので、これは避けられないことは、良く分かっています。
そこを踏まえた上で、一定時間、物理的に距離をとることが、お勧めになります。
別々の部屋に移動したり、外出したり、接触できない状況を作ることが大切になります。
一旦距離をとって、違うことをしていると怒りも静まることが多いです。
⑤:子どもに「謝って」と言ってもらう
お子さんに「パパ謝って」と言ってもらうのも、1つの方法です。
夫も、我が子は可愛いものですから、パートナーから言うより、響きやすいです。
「子どもを使うなんて」と感じる方も、いらっしゃるかもしれません。
ただ個人的には、喧嘩が長引いて、家族の雰囲気が悪い状態が続くぐらいなら、
お子さんにも協力してもらって、少しでも早く、仲直りをした方が、家族みんなハッピーだと思います。
⑥:謝ったら「感謝を伝える」
夫が謝ったら「はい!終わり!」ではなく、『謝ってくれてありがとう』と、伝えましょう。
「なんで、いちいち言わなきゃいけないの?当たり前のことでしょ?」と、思われる方もいらっしゃると思います。
ただ、夫が謝った結果、
・やっぱり謝らなければよかった
・謝った意味なかったな
と思われてしまうと、それまでです。
せっかく謝ってもらえても、続きません。
謝った結果、パートナーが感謝してくれれば、少なくとも、夫は嫌な気持ちにはなりません。
円満に仲直りができるよう、感謝を言葉にして伝えてみましょう。
⑦:仲直り後に、次はお互い謝り合うことを「約束する」
夫婦間で、事前に約束事として「喧嘩のあとはお互いに謝まる」ということを、決めておきましょう。
もし、夫が納得しない!という場合は、
『悪いと思ってるから謝罪するのではなく、仲直りするために謝り合おう』と、提案してみましょう。
一般的に男性の中での謝罪は、「悪いことを認めて謝る」と、考える方が多いです。
“謝る目的 ” を、明確に伝えた上で、合意をとっていきましょう。
⚠夫は責めたり、過去を掘り返さない
夫を責めたり、過去を蒸し返すのは、避けた方が良いでしょう。
夫が感情的になり、悪化する場合がほとんどのためです。
話し合うのは、”今 のこと”を、お勧めします。
謝らない夫と「上手く生活する方法」
考え方としては、
・夫に期待せず、”そういうもの “ として受け入れる
・ “夫が “ 謝らないといけない状況 “ を作らない
それを踏まえて、謝らない夫と「上手く生活する方法」 の2つを見ていきましょう。
①:諦める
②:ルール/役割を決める
①:諦める
残念なことですが、世の中には、「諦めた方が良い夫」がいます。
私が支援する中でも、専門家が介入してもどうにもならないケースが、いくつもありました。
その場合は、良い意味で諦め、「期待しないことが一番」です。
期待をすることで、エネルギーが削がれ、夫が一向に変わらなければ、負担が増えるだけですので…。
②:ルール/役割を決める
価値観や感覚の違いから、どうしても歩み寄りが難しい場合の方法になります。
なるべく、”お互いがぶつかる状況を回避する為” に、ルール・役割を決めましょう。
お互いのストレスが最小限になるよう、一緒にルールを決めることです。
例えば、洗濯物の干し方で、いつも喧嘩になる場合は、
・洗濯物は妻
・ゴミ出しは夫
など、ぶつかる環境を無くしていくことが、最も効果的です。
⚠別居や離婚も選択肢の1つ
本記事の方法を実践済み、もしくは全くできるイメージが持てない場合は、もっと根本的な問題がある場合が、多いと思います。
今後の生活の仕方を、一度しっかりお話されることが必要かもしれません。
今感じていることを、言葉にして伝えましょう。
もし、それも難しい場合は、第三者や離婚専門の相談窓口に連絡するのも、1つだと思います。
【関連記事】
【癇癪持ちの夫】我慢は解決方法ではない!4つの原因と妻の接し方
「【絶対に謝らない夫】どうして一言出ないの?3つの原因と7つの対策」のまとめ
記事のポイントを、まとめます 。
✅夫が謝らない原因
・プライド
・不器用さ
・許してもらえると思ってる
・悪いと思ってない
✅夫が謝らない時の対策
・「自分から」謝る
・謝る必要がある理由を「具体的に伝える」
・「子どもに学んでもらうため」と言う
・「時間をおいて」もう一度話す
・子どもに「謝って」と言ってもらう
・謝ったら「感謝を伝える」
・仲直り後に、次はお互い謝り合うことを「約束する」
✅謝らない夫と上手く生活する方法
・諦める
・ルール・役割を決める
以上になります。
本記事が、お役に立てれば幸いです。
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